宇田川敬介「民主党の闇」(成甲書房)
副題は「理念なき批判政党、その疑惑と金と政策の研究」だ。正にそのものズバリの題である。
以下に目次を書く。仮に自民党が悪だとしても、民主党は劣悪であることがわかる。特に第7章の内容などは、政党に値しない存在である事が理解できる。そのような実態を報道しないマスコミにもその責任がある。新聞社は戦前には自発的に(販売増のために)戦争を賛美して世論を煽ったくせに、敗戦後は一切責任を取っていない。昨今の報道も同じだ。世論を誘導できる「権力」を持っているのだ。本来選挙は政策で争うべきであるのに、マスコミは与党の不祥事や瑣末事ばかりをさかんにあげつらい、野党・民主党の犯罪行為はほとんど無視してきた。
今の「政権交代」ムードはその結果だ。しかし、自民党は日本で唯一の保守政党なのだ。世論もマスコミも社会主義社会を求めているのか。恐ろしいことだ。
8月30日の衆議院選挙で投票する前に、すべての有権者に本書を読んで欲しいと思う。まあこういう本を読めるのなら「無党派層」(実態はムードに流されるだけのバカ)になどならないだろうが。
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[はじめに]政治を嫌いにならないための一助として
[第一章]日本民族と「批判精神」の歴史
反権力と「批判する精神」
日本のジャーナリズム独特の批判精神
イエロージャーナリズムと「椿事件」
戦後のアメリカ占領政策と日本の教育
農耕民族気質の日本人
為政者の交代とパフォーマンス
長期で平和になった民衆の「闘争心」の向く先
明治政府と民権運動と政府批判
戦後ジャーナリズムと歪んだ「批判精神」
歴史的反省のない批判精神の実態
[第二章]民主党不況とマスコミ不況はなぜ起きたか
経済復興を成し遂げた「55年体制」
「椿事件」と「55年体制の崩壊」がもたらした不景気
政局論は経済を悪化させる最大の原因
「55年体制」の歴史的総括
戦後民主化と高度経済成長
高度経済成長を支えた「官僚政治」と「箱物行政」
鳩山代表の官僚政治批判
鳩山「友愛社会」の幻想と財源不明の政策
鳩山由紀夫の度を越した理想主義
具体的な政策もなく官僚をなくしたらどうなるか
「箱物行政」批判の結果、企業倒産が急増した
政策なき批判の結末が「民主党不況」と「マスコミ不況」
「スローガンだけの危うさ」その原因は何か
[第三章]小沢一郎西松建設不正政治献金事件と官僚批判
小沢一郎・公設第一秘書逮捕の衝撃
「民主党VS.東京地検」という誤解
突然だった小沢一郎の辞任
小沢一郎と西松建設の関係
最も自民党らしい政治家としての小沢一郎
西松建設の内部調査報告書に記された真実
西松建設の潔さ、小沢一郎の未練な態度
政治資金規正法違反に対する民主党の認識
西松事件と官僚政治批判政策の関係
なぜ民主党は反省しないのか
[第四章]郵便制度悪用事件と元議員秘書という存在
事件の経緯と国会質問
明らかになった容疑者と国会議員の関係
ブローカーに名前を使われやすい野党議員の事情
郵便制度悪用事件に潜む「二つの性質」
郵便事業法違反と「第三種郵便」
郵便事業法違反と牧義夫議員の関与の疑惑
報道される牧義夫議員と白山会幹部の親密な関係
虚偽公文書作成と厚生労働省の「議員案件」
石井一議員と白山会会長の親密な関係
二つの要素からなる事件の接点
郵政事業に関する民主党の政策と野党共闘
事件を受けて考える障害者政策と民主党
[第五章]健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟と「公約違反」
政治家にとっての「信念」と「公約」
「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」
「やましいことはない」はずが隠すのに必死な民主党
政治連盟と議員
ネットワークビジネスに関する考察
アンフィニテイ詐欺と日本人の自己責任
日本人の「判官贔屓」と「水戸黄門現象」
献金をもらいながら逃げる民主党代議士
民主党関係者の会話から読み取った本音
民主党代議士の自己保身と公約違反
国民を見下した民主党の実現不能な公約
最も差別をしているのは民主党議員だった
都合が悪いと質問をはぐらかす民主党
[第六章]イオングループと岡田幹事長と労働政策
衆院予算委で質問された岡田克也とジャスコの選挙協力
岡田克也民主党幹事長の経歴
公務員法兼業禁止違反
公務員法違反と名誉棄損裁判
報道される「一部勝訴」と報道されない「全面敗訴」
マイカル倒産とイオングループ
労働組合による選挙協力の実態
イオングループ岡田一族の「親子愛」
岡田克也とイオングループコンプレックス
一企業の発展と業界全体の発展、その社会性の違い
業界批判勢力としての業界中堅と労働組合
労働組合と業界批判勢力の利益につながる民主党の労働政策
「経費増大で中小企業倒産」でも儲かる人がいるという構造
労働対策をするならばまず景気対策を
[第七章]日本という国家の否定と外国人参政権の問題
「日本列島は日本人だけのものじゃない」
最高裁における外国人参政権判例
日本の外国人参政権の実態
与党の外国人参政権付与への動き
民主党の政策としての「外国人参政権付与」
「外国人参政権付与」の党の公約に反対する民主党議員
民主党組織ぐるみの政治資金規正法違反
スポンサーである韓国と民主党鳩山代表との約束
「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」
国際問題に発展する公約見送り
日本国という国家の存在を否定する民主党
憲法問題でありながら憲法審議会を行わない矛盾
日本国を否定する人を代表に選ぶ民主党の不見識
[第八章]批判精神からは何も生まれないということの実証
民主党の疑惑とその犠牲者
民主党新体制の行方、「公約」と「現実」のきしみ
実現可能性がない批判政党であった民主党
「批判精神」に押されている自民党
本来政治家は政策があって存在しているもの
民主党の「ままごと遊び」に付き合わされる日本人
批判のために空費する時間と税金
外国の信用を失いかねない危険な民主党外交
「批判精神からは何も生まれない」
[おわりに]日本人よ、だまされるな
↑ここまで