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September 06, 2014

9月2日の天声人語

 9月2日の天声人語を読んだ。相変わらずの「天声人誤」ぶりだ。

 自分の意に沿わない意見には政府による規制を求めている。規制を認めるのは自由に対する侵害だ。規制を求められた政府が国会周辺の鬱陶しい(そして無許可の)デモを規制しようとするのも当然だということが分からないようだ。馬鹿じゃないのか。

 朝日新聞は、自社の意に沿わぬ広告の掲載を拒否したり、一部を消して掲載している。SAPIOなどの雑誌に掲載された朝日新聞を批判する記事に対して抗議をしている。言論には言論で応じればいいのに。

 「そんな不寛容はかえって、市民の声をさらに高めることにしかならないのではないか」って、朝日新聞が一番考えないといけないんじゃないのか。

 引用しておく。

 ↓ここから
 寛容という言葉は、他者を受け入れること、意見の違いを認めること、と辞書にある。そうありたいと願うが、人はしばしば排他的になる。ここに一つの難問が生まれる。不寛容に対しても、人は寛容であるべきなのか▼そうだと明言したのは、仏文学者の渡辺一夫だ。当欄で先日触れた『敗戦日記』の著者は、戦後の随筆にこう書いた。不寛容な姿勢で他者に臨むのは「むしろ相手の不寛容を更にけわしくするだけである」▼渡辺は古代ローマ社会でのキリスト教弾圧を念頭に考えた。すなわち自分とは異なる思想を抹殺しようとすると、かえってその思想を生かすことになる。なぜならそれは、相手に「殉教者」の立場という、抵抗するための強力な武器を与える結果になるからだ、と▼いまの日本社会における不寛容といえば、在日外国人に対するヘイトスピーチだろう。人種差別を扇動する憎悪表現である。国連の人種差別撤廃委員会は先月末、これを法律で規制するよう日本政府に勧告した▼政府はこれまで、表現の自由を理由に法規制には慎重だった。不寛容にも寛容で臨む態度と一応はみえた。勧告にどう対応するか。あろうことか自民党からは、ヘイトスピーチの規制と併せ、国会周辺でのデモや街宣の規制も議論するという話も出た▼どさくさにまぎれて、市民の正当な言論、表現活動をも抑え込もうという発想ならとんでもない。そんな不寛容はかえって、市民の声をさらに高めることにしかならないのではないか。
 ↑ここまで

Nomoreasahisinbun

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