「中国に自由はあるか」というズレた朝日新聞社説
9月2日の朝日新聞に「中国に自由はあるか」という社説(余滴)が載っている。共産党一党による軍事独裁国家に自由も何もあったもんじゃない。
チベットやウィグルでの虐殺を見たら、自由どころではない事は明らかだ。毛沢東時代の文化大革命では数千万人の中国人が投獄されたり餓死したりして死亡している。
ところが朝日新聞は、「中国共産党と『自由』は相性があまり良くなかった」で済ます。そして「社会主義は本来、個人の発展の自由を保障することを目標としたのだから、これは水と油のような話ではないはずだ」と明言する。朝日新聞の正体見たりというところだ。ただ、「だが党や政府を批判する者を投獄し、メディアへの締め付けは厳しい」とは言っている。
最後に、次のような余計な事を書くのを忘れない。日本と中国を同列に扱っているのが恐ろしい。こんな新聞を読んでいたら常識を無くしてしまう。
「もっとも、市民の自由を制限しかねない憲法改正案を作った政権党が、あろうことか『自由』を党名に冠している、という国もある」
« 「中間貯蔵施設―『福島の問題』にするな」という朝日の理屈 | Main | 「韓国の朴政権―報道への圧迫許されぬ」と朝日新聞は言うが... »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 9月4日の天声人語(2014.09.06)
- 「新たな『戦前』にしないために」ってどういう事か?朝日新聞(2014.09.06)
- 「韓国の朴政権―報道への圧迫許されぬ」と朝日新聞は言うが...(2014.09.06)
- 「中国に自由はあるか」というズレた朝日新聞社説(2014.09.06)
- 「中間貯蔵施設―『福島の問題』にするな」という朝日の理屈(2014.09.06)
« 「中間貯蔵施設―『福島の問題』にするな」という朝日の理屈 | Main | 「韓国の朴政権―報道への圧迫許されぬ」と朝日新聞は言うが... »