September 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

新・独書リスト

音リスト

« 韓国の朴鍾佑 2試合出場停止と罰金 FIFA | Main | 「主権者と政治―民主主義の主人公として」というが3年前に「主人公」を騙したのは朝日新聞だろうが »

December 04, 2012

「原発ゼロ」根拠の危うさ

 「【風を読む】論説委員長・中静敬一郎 『原発ゼロ』根拠の危うさ」(産経新聞:12月4日)

 これはもう「空気」なんだな。「原発ゼロ」に異を唱えてはいけないという。あの「戦争」に負けるといってはいけなかったのと同じ空気だ。今、根拠なしに原発ゼロを主張するのは、当時の反省をまったく踏まえていないっていう訳だ。

 記事を引用する。

 今さらの感は拭えないが、やはり苦言を呈したい。総選挙の争点になっている「原発ゼロ」の根拠があまりにいいかげんなことだ。

 政府は9月のエネルギー・環境会議で「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」目標を決定した。その根拠とされたのは「国民の多くが『原発に依存しない社会をつくりたい』と望んでいることは、これまでの国民的議論の検証結果からも明らかである」との文言だった。

 問題は、「国民の多くが原発ゼロを望んでいる」と結論付けた国民的議論の中身である。確かに、政府が実施した意見聴取会やパブリックコメント(意見公募)などは原発ゼロが多かった。意見聴取会では意見表明を申し込んだ68%は、2030年時点の原発比率について「0%」を求め、9万近いパブリックコメントの87%は「0%」を選んだ。

 しかし、これで「国民の多くが原発ゼロを望んでいる」と、どうして言えるのだろうか。政府は、12社によるメディアの世論調査を提示しているが、「15%」が3割から5割を占め、5社は「0%」を上回っていた。「20~25%」を加えれば、「15%」以上が過半数になるのは4分の3の9社にのぼる。ちなみに本紙とFNN(フジニュースネットワーク)による6月の世論調査では(1)「15%」は54%(2)「0%」は30%(3)「20~25%」は14%-だった。

 国民の多くは原発ゼロより、原発の活用を求めていたといえる。だが、先月中旬に実施した本紙とFNNの合同世論調査では原発廃止47%、維持・再稼働容認25%、(投票で)考慮しない31%-になっていた。政府が醸し出した「原発ゼロ」ムードによる影響だろう。

 野田佳彦首相は原発ゼロを「国民の覚悟」と語った。だが、内実は政府首脳が「あれだけのデモがある以上、原発ゼロといわざるを得ない」と語ったように、「原発ゼロ」という結論ありきを恣意(しい)的に押し通したことを忘れてはなるまい。

« 韓国の朴鍾佑 2試合出場停止と罰金 FIFA | Main | 「主権者と政治―民主主義の主人公として」というが3年前に「主人公」を騙したのは朝日新聞だろうが »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74706/56278590

Listed below are links to weblogs that reference 「原発ゼロ」根拠の危うさ:

« 韓国の朴鍾佑 2試合出場停止と罰金 FIFA | Main | 「主権者と政治―民主主義の主人公として」というが3年前に「主人公」を騙したのは朝日新聞だろうが »