現代と起亜、燃費を過大表示 北米販売に影響も
「現代と起亜、燃費を過大表示 北米販売に影響も」(日経新聞:11月3日)
消費者を騙して商品を販売するのはこの国の常套手段。アメリカは訴訟社会だから、消費者から訴えられるんじゃないか(期待を込めて)。
記事を引用する。
【ニューヨーク=杉本貴司】米環境保護局(EPA)は2日、韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車が米国で販売した製品に燃費性能の過大表示があったと明らかにした。対象は約90万台。現代自は品質の向上を売り物に北米市場で成長してきただけに、販売への影響は避けられない情勢だ。問題となったのは、2010年後半から販売してきた全車種の35%に当たる製品。カナダでも17万台強が対象となる。
現代ブランドでは、看板車種の中型セダン「ソナタ」や「エラントラ」など8車種、起亜ブランドは小型車「リオ」など5車種が対象。燃料1ガロン(約3.785リットル)当たりの走行距離を最大6マイル(約9.6キロメートル)過大に表示していた。全車種平均では3%の違いだ。
EPAは2000年から同様の調査を始めたが、発覚は過去2件にとどまり「同じメーカーの大量の車で非常に(数値が)逸脱するのは初めて」と指摘した。
現代自は原因について、韓国で行った自社試験でミスがあったと主張。米国現代自のクラフチック社長は2日、「誠に申し訳ない」との声明を出した。AP通信によると、現代自幹部は「故意ではない」と組織ぐるみの改ざんを否定した。
だが、改ざんを疑う声も多い。米国では「1ガロン40マイル」の燃費性能がエコカーの基準。今回の対象13車種のうち6車種が、最大燃費をちょうど1ガロン40マイルとしており、燃費の良さを訴えるため意図的に数値を水増ししていたと受け止めやすい。
現代自は技術力で日米大手に匹敵することを示すため、米国では燃費性能に重きを置いた広告を打ってきた。問題発覚を受け、過去に遡り、顧客に過大表示分や走行距離などから算出した金額に15%上乗せし、補償することを決めた。ただ、納得しない顧客による大規模な訴訟に発展する可能性もある。
米国は現代自の世界販売の2割弱を占める重要市場で、通貨ウォン安も追い風に急激に販売を伸ばしてきた。ただ、10月の新車販売では、現代ブランドが2年2カ月ぶりに前年比マイナスに転落するなど、勢いを失いつつあった。10年のソナタを皮切りに、エラントラなど主力車を次々と発売したが、新車投入が一巡していたためだ。
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