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November 29, 2012

「未来の党―脱原発の工程を示せ」と脱原発に世論を誤誘導する朝日新聞

 「未来の党―脱原発の工程を示せ」(朝日新聞:11月29日社説)

 嘉田は今年の夏、大飯原発の再稼動に反対していた。しかし停止による計画停電については、電力会社が責任を取れと勝手な発言をしていた。もし未来の党が国政に影響を与えるようなことがあれば、今夏の滋賀県のようになってしまうだろう。

 嘉田といえば「もったいない」のワンfyレーズで知事に当選してしまい、栗東市に建設中の新幹線新駅の建設を中止してしまった。地元の栗東市はもとより周辺のすべての市も建設に賛成していたのだが、一切意見を聞かず、滋賀県の予算を出さずに時間切れによる中止であった。県民の意見を聞かぬ独裁的な手口であった。

 にもかかわらず嘉田は今年になって滋賀県に新幹線の新駅が必要だと抜かしている。もちろんJR東日本は聴く耳を持たない。嘉田のせいで滋賀県民は「未来」にわたって不便を強いられるのだ。

 嘉田は滋賀県知事の職にとどまったまま未来の党の仕事を行っている。事務所もないので滋賀県庁で未来の党に関するやりとりを行っている。これは知事としての職務放棄と県庁設備の私用にあたるのではないのか。

 嘉田は知事を辞職すべきである。滋賀県民の税金で知事としての給与を受け取っていながら、党代表として活動するのは明らかにおかしい。税金泥棒である。

 朝日新聞はもちろんこのようなことは報じないし主張もしない。逆に「嘉田氏は現場をもつ首長として、脱原発の論戦を引っ張ってほしい」という。県知事の兼務など何も問題がないかのようだ。朝日新聞の主張と嘉田の主張が一致しているので、他はどうでもかまわないのだろう。

 社説を引用する。

 「卒原発」をかかげる滋賀県の嘉田(かだ)由紀子知事が、新党「日本未来の党」を結成した。

 国民の生活が第一や減税日本・反TPP・脱原発を実現する党の議員ら70人以上が合流し、日本維新の会とはまた別の勢力として名乗りをあげた。

 3・11以後、初の国政選挙なのに脱原発が選択肢として見えない。琵琶湖の自然保護に取り組む知事としてじっとしていられなかった――。結党に踏み切った嘉田氏の思いはわかる。

 嘉田氏は、隣りあう福井県にある関西電力大飯原発の再稼働の反対を呼びかけてきた。脱原発世論をすくい上げ、国会に反映する意味がある。

 各政党の原発政策にはあいまいな言いまわしが多く、違いが見えにくい。原発ゼロへの具体的な政策を打ち出すことで、議論が深まることを期待したい。

 嘉田氏はまた、地域や女性、子どもを党の理念の柱にしたいという。身のまわりのことを大切にする姿勢に、共感する人も少なくないだろう。

 ただ、気になる点もある。

 一つは小沢一郎氏の存在だ。自らの党の埋没に危機感を抱いていた小沢氏は選挙の顔として嘉田氏をかつぎ、生き残りのために結党をおぜんだてした。そうした見方があるのは事実だ。

 新党を作っては壊し、力を保ってきた小沢氏の政治スタイルが復活するようなら、脱原発も選挙むけの口実に終わる。

 知事にとどまる嘉田氏が党をどう取り仕切るか。東京で活動する党を、大津から指揮するやり方を示してほしい。

 もう一つは、新党内で他の政策の考え方に違いはあっても、脱原発では同じ方向を貫くことを確約できるかどうかだ。

 嘉田氏は「小異を生かしながら大同を作る仕組みをつくりたい」と語る。ならば、各党から集まった議員が選挙後も原発ゼロをめざす政策で一致し、有権者を裏切らない姿勢を示すことが必要だ。段階的に原発をなくす卒原発の言葉だけでは、他党と大差ない。ゼロへの工程表の提案が不可欠だ。

 原発が立地する地域の雇用問題の解決や、使用済み核燃料の再処理の即時廃止、高速増殖原型炉もんじゅの廃炉を経て、2022年をめどにすべての原発を段階的に廃炉にしてゆくという。それを、実現可能な公約にする必要がある。

 結党の背景には、ともに脱原発を訴えてきた橋下徹大阪市長が、石原慎太郎氏との合流で後退したことがある。嘉田氏は現場をもつ首長として、脱原発の論戦を引っ張ってほしい。

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