候補者名簿―「半分は女性」めざせ
「候補者名簿―『半分は女性』めざせ」(朝日新聞:11月27日社説)
男女の人口比が半々だから国会議員も男女半々にしろ。一見正しそうだが実は大間違いだ。政治家として適性のある人が議員になればいいのであって、その結果女性が8割でも構わない(日本の現状は逆だが)。仮に半分を女性にしなければならないとすると、もし政治家として女性よりも有能な男性がいても、男性の定数からはみ出たら、議員にはなれない。これでは人材の適性な配分が妨げられてしまい、国家・国民にとって損失になる。
朝日新聞の言うことを信用してはいけない。まずは疑ってかかるのが読者としての正しい姿勢だ。
朝日新聞には主婦などの女性読者が多いので、女性に媚を売っているのではないかと思ってしまう。
社説を引用する。
日本に新しい政治をもたらす一つの大きなかぎは、女性の力を生かすことにある。来月の総選挙で、各政党は、女性議員をふやす手立てを思い切って講じるべきだ。
たとえば自民党の政権公約は「女性力の発揮によるいい国づくり」をうたう。
ならば、自ら始めるべきだ。
指導的地位にある女性を2020年までに30%、という目標をまず実現してはどうか。女性候補を積極的に立て、比例区の名簿でも優遇するのだ。
政治に多様な民意を反映させるのは民主主義の基本である。今の日本には、さまざまな個性や能力が必要だ。
ところが、日本の女性議員の割合は際だって低い。衆議院議員の女性比率は、3年前にやっと1割を超したものの、10.8%にとどまる。
世界経済フォーラムは先月、各分野での男女差を指標化した「ジェンダー・ギャップ報告」を発表した。日本は2年連続で順位を下げ、135カ国のなかで101位だった。健康状態や教育の程度はまずまずなのに、経済分野での参加にくわえ、とりわけ政治への参加が110位と低い。
世界では、議員やその候補者の一定割合を女性にするよう決めることで、女性議員の割合を増やしている国が多い。クオータ(割り当て)制と呼ばれる。
たとえば、韓国の女性議員の比率は05年に1割を超し、今では14.7%だ。
原動力となったのは、政党法や公職選挙法の改正だ。比例代表については、名簿に載せる候補者の50%、そして奇数順位を女性にすると定めた。小選挙区でも30%を女性とする努力義務を政党に課したが、こちらは利害の調整が難しく、数字の伸びを低くしているそうだ。
ドイツは、各政党が独自に規則を定めた。比例代表の女性の比率を一定以上にしたり、名簿では奇数順位を女性にしたり、というもので、女性議員の割合は32.9%にまで増えた。
日本でも、各政党がこうした目標を定めることから始めるべきだ。将来にむけて、必要なら法律で定めることも含めて議論を始める必要がある。国会も男女半々になるのが自然だろう。原発や領土の議論でも多様な意見が増すに違いない。
国際通貨基金のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は来日した際、「日本の活性化には、女性の力がいる」と述べた。
外から言われるまでもない。女性の力を生かさないでいる余裕は日本にはない。
« 嘉田“脱原発”新党…橋下氏は歓迎と牽制「具体案なければ市民運動」 | Main | 新たな「第三極」 表の顔は嘉田知事 合流に動く「あの人」の思惑 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 中山成彬氏による「従軍慰安婦」問題捏造の説明(2014.09.20)
- ヘイトスピーチ規制を働きかけているNGO団体の正体(2014.08.24)
- 朝日新聞「慰安婦検証―問題解決の原点に返れ」という論点スリカエ社説(2014.06.21)
- 靖国放火犯の釈放を隠す朝日新聞(2013.01.06)
- 「アジアの国境―繁栄わかちあう知恵を」と領土を共有しろと言う朝日新聞(2013.01.06)
« 嘉田“脱原発”新党…橋下氏は歓迎と牽制「具体案なければ市民運動」 | Main | 新たな「第三極」 表の顔は嘉田知事 合流に動く「あの人」の思惑 »














































































































































































