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October 04, 2012

尖閣侵犯常態化 実効ある対抗措置発動を

 「尖閣侵犯常態化 実効ある対抗措置発動を」(産経新聞:10月4日社説)

 日本政府・民主党は何ら対応をしていない。さっさと政権交代して安倍首相に任せよ。

 社説を引用する。

 中国の海洋監視船が2日に続いて、3日も尖閣諸島周辺の日本領海内に侵入した。日本の尖閣国有化以降、5度目の領海侵犯である。

 野田佳彦政権は外交ルートでの抗議を繰り返すだけでなく、覚悟を決めて経済財政面などで中国に実効性のある対抗カードを検討すべきだ。

 中国国家海洋局は尖閣周辺海域を警戒する第11管区海上保安本部を「右翼」と呼び、巡視船の活動を非難した。楊潔●中国外相が国連総会で「日本が(尖閣を)盗んだ」と発言した後、対日批判の言動が過激になってきた。

 中国の漁業監視船は日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国漁船への立ち入り検査を繰り返している。日本のEEZ内での漁業管轄権行使は基本的に違法で許されない。中国が尖閣奪取に向け、不法行為を積み重ねて既成事実化を狙う意図はますます明白だ。

 また北京税関当局が日本の新聞などを没収した措置は、共産党による自由な言論を封じ込める行為といえ、許し難い。

 度重なる領海侵犯に対し、外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長が在日中国大使館の韓志強公使に電話で抗議した。だが、問題はこうした対応だけでは、もはや限界に達していることだ。

 野田首相はより実効性のある対抗措置を講じるため、各省庁に民間も加え、どんなカードが可能かについて知恵を絞るべきだ。

 例えば、中国野菜の不当廉売が問題となった平成13年、日本は世界貿易機関(WTO)ルールに従ってネギなど3品目に緊急輸入制限(セーフガード)を暫定発動した。今回も、農薬過多がいわれる野菜の検疫強化や、通関検査の厳格化が考えられる。

 また今年度42億5千万円が予算計上された対中政府開発援助(ODA)は、到底国民の支持を得られない。即時凍結すべきだ。今年始まった円と人民元の直接取引の抑制も検討課題となり得る。

 反日デモの暴徒化では「中国リスク」が鮮明となり、民間の対中投資見直しも必要といえる。

 海上保安庁と自衛隊の連携による警備体制強化が必要なことは言をまたない。巡視船増強、海上保安官の増員、島嶼(とうしょ)防衛のための陸上自衛隊への水陸両用車両導入などが急がれる。国有化だけで何もしない方針を改め、漁業中継基地建設なども検討すべきだ。

●=簾の广を厂に、兼を虎に


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