「初音ミク」発売から5年 ボカロ人気、海外にも広がる
「『初音ミク』発売から5年 ボカロ人気、海外にも広がる」(産経新聞:9月4日)
「初音ミク」の登場は画期的だった。中国語版は要らんけど。
記事を引用する。
音符と歌詞をコンピューター入力して歌声に変換できる、ヤマハ開発のボーカロイド(音声合成技術)を利用した人気ソフト「初音(はつね)ミク」の発売から、8月末で5年が過ぎた。ネット上では初音ミクを中心にボーカロイドソフトで自作曲を発表する文化が定着。さらに“ボカロ人気”は海外にも広がっている。初音ミクは平成19年8月、音楽・ITベンチャーのクリプトン・フューチャー・メディア(札幌市)が発売。イメージキャラクターの初音ミクは「バーチャルアイドル」として位置づけられている。
同じ年にサービスを本格スタートさせた動画投稿サイト「ニコニコ動画」では、利用者が自作曲をミクに歌わせて投稿するブームが起き、作曲者は「ボカロP(プロデューサー)」と呼ばれ、一部はレコードデビューまで果たした。
動画サイト出身ミュージシャンのマネジメントを手がける音楽事務所、インクストゥエンター(東京都渋谷区)の田村優社長は「ボカロ人気が拡大した根本の部分は曲が良かったところ」と話し、ボーカロイドが人材の開拓に一役買ったことを説明する。
ボカロPは海外にも根強いファンを持ち、動画サイト出身ユニット「supercell(スーパーセル)」は8月、初音ミクを使用した平成21年のデビューアルバム「supercell」の中国版を発売。楽曲は同じものだが、ネットで予約が殺到し「違法コピーが蔓延(まんえん)している中国では異例の展開」(田村氏)という。
ボーカロイドのキャラクター映像と連動させたライブも盛況で、8月末には初音ミクの5周年記念イベントが各地で開催された。田村氏は「『初音ミク』はネットの2次創作で認知が広がるという段階を終え、今後は日本発のキャラクターとして根付いていくのではないか」と語る。
ボーカロイドのソフトが多様化する中、情報サービスのビープラッツ(東京都千代田区)は7月、初の中国語専用ボーカロイド「洛天依(ルオティエンイ)」を発売。中国の人気動画投稿サイト「ビリビリ動画」では、発売から1カ月で1300件以上の作品投稿があった。
同社の広報担当者は「初音ミクは中国でも人気だったが、『中国語版ボーカロイド』を求める声も多くなってきた。日本と同じような広がりを見せてくれれば」と話している。(織田淳嗣)
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