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April 14, 2012

鳩山元首相「いらん」外交に内外から批判も でも本人は満足げ

 「鳩山元首相「いらん」外交に内外から批判も でも本人は満足げ」(産経新聞:4月10日)

 ルーピー鳩山がイランを訪問し大統領と会談した。政府・民主党の制止を振り切ってだ。案の定、イランにうまく利用されている。鳩山が会談で「国際原子力機関(IAEA)は二重基準を適用しており公平ではない」と発言したと、イランは発表した。鳩山は否定しているが発言が事実かどうかは定かではない。

 鳩山の行為は元首相という立場を考えれば無責任である。鳩山のいうところの「東アジア共同体」(中国と朝鮮と日本で!)など夢想にすぎない。こんな非現実的な思い込みによって普天間基地を「最低でも県外」に移設すると明言したため、過去10数年にも及ぶ日米協議を完全に壊してしまった。鳩山は、かつて自らが言っていたように政界を引退すべきであり、これ以上国益を害する言動をすべきではない。

 記事を引用する。

 鳩山由紀夫元首相のイラン訪問をめぐる波紋は10日、さらなる広がりを見せた。「国益を損ねた」として、自民党が鳩山氏の参考人招致を求める方針を決めたは当然としても、身内からも批判が続出。玄葉光一郎外相も「元首相ということで外から見られる。そのことについてよく思いをいたしてほしい」と鳩山氏人に苦言を呈したことを明らかにした。しかし当の鳩山氏は10日も「行ってよかった」と満足げだ。

 鳩山氏は10日のグループ会合で「核兵器のない世界をつくりたいと強く申し上げ、イランのアフマディネジャド大統領はじっくり耳を傾けた。言葉は通じた」と成果をアピール。ただ、「要らん(イラン)ことをやってきたと言われ…」と自虐的なダジャレも披露し会場を凍りつかせた。

 その鳩山氏も、大統領との会談で「国際原子力機関(IAEA)は二重基準を適用しており公平ではない」と述べたとされた現地報道はさすがにまずいと思ったらしい。9日、在日本イラン大使館に対し抗議し、イラン政府も10日、ホームページの記載を削除する意向を伝えた。

 ただ、元首相の暴走外交は誰にも消し去れない汚点として残った。藤村修官房長官は10日の記者会見で「この時期に行くのは良くないと言い続けてきた」と不快感を重ねて表明。民主党の前原誠司政調会長は「党とは関係ない」と火の粉を振り払おうとした。

2012.4.10 23:27 (2/2ページ)[鳩山由紀夫]
 一方、自民党外交部会は発言内容を確認するため鳩山氏の国会招致が必要との認識で一致した。公明党の山口那津男代表も「極めて情けない」と述べた。

 だが、鳩山氏にこうした圧力は通用しない。それどころか、外交へ熱意は全く衰えていないようで、今度は首相当時に唱えていた「東アジア共同体」構想を再び動かそうとしている。

 ここ1年休眠状態だった「東アジア共同体議員連盟」(会長・鳩山氏)の会合を12日に開く。この構想は野田佳彦首相によってお蔵入りにされたが、鳩山氏が構想実現に向け本腰を入れれば、米政府を刺激することになるのは確実だ。

 首相は10日の内閣記者会とのインタビューで鳩山氏のイラン訪問について「鳩山氏を信じたい。とは言いながらも…まあ、そういうことです」と述べた。首相も、米軍普天間飛行場移設問題の混乱を招いた鳩山氏のあの迷セリフ「トラスト・ミー(私を信じて)」が頭を去来したのか。

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