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April 14, 2012

「チベット―中国は統制より対話を」って無理だって朝日新聞

 「チベット―中国は統制より対話を」(朝日新聞:4月10日社説)

 「中国西部のチベット族が住む地域で緊張が高まっている。中国政府は対話を再開し、不安を和らげるべきだ」

 もし中国が対話できる相手だったら、チベットを侵略して120万人以上のチベット人を虐殺したりしないぞ。もう少し事実を元にした現実的な社説を書くべきではないか。

 「中国は76歳と高齢のダライ・ラマの『後』を見すえるが、ダライ・ラマだからできる決断もある。対話に戻る環境へ双方がとり組むべきだ」

 双方が、と書くと双方に問題があるように思える。中国の一方的な侵略なのに。

 参考:
 ペマ・ギャルポ「中国が隠し続けるチベットの真実」(扶桑社)
Chugokugakakusituzukeruchibettonosi

 社説を引用する。

 中国西部のチベット族が住む地域で緊張が高まっている。中国政府は対話を再開し、不安を和らげるべきだ。

 チベット族は自治区のほか、まわりの青海省や四川省などに住んでいる。この地域で2009年2月から、僧侶ら33人が中国政府に抗議して焼身自殺を図り、多くの命が失われた。うち20件は今年に入ってからで、激しさが増している。

 中国政府はここは不可分の領土だという立場だ。インドに拠点をおくチベット亡命政府も、独立ではなく、中国のもとでの「高度な自治」を求めている。今のチベットは中国の一部という基本的な立場は同じだ。

 だが、民族が住む地域全体での自治を求める亡命政府に対し、中国は「本音は独立だ」とみて強く警戒する。02年に再開された対話は、10年1月を最後に途絶えたままだ。

 チベット仏教の最高指導者として敬愛されるダライ・ラマ14世の写真を飾れないなど、チベットの人たちは、自由を制限されている。漢族の流入や中国語教育の強化など、歴史や文化を共有する民族の意識を薄める動きへの反発は大きい。

 焼身という激しい行為は、そうした状況への不満や憤り、絶望からなのだろう。

 中国政府は近年のチベットの経済発展ぶりを「天地を覆す大きな変化」と誇り、統治の正しさを強調してきた。

 だが、チベットの人々は宗教的な価値を重んじる。経済の豊かさだけでは満たされない。

 自殺を図る人たちには、経済が良くなる中で育った10代から30代が多い。経済的な恩恵で引きつけようという手法には、限界がある。西北のウイグル族など、民族問題を抱えるほかの地域でも同じ不満がある。

 中国は統制を強めて抑えこもうとしているが、それでは問題の根もとは変わらない。

 秋に指導部の世代交代を控える中国共産党にとって、社会の安定のためにも、対話を通じた解決は有益だ。国際的な地位の向上にもつながる。

 そして、チベット族の人たちは命を投げ出さない方法で声をあげてほしい。世界の指導者から信頼を集めたダライ・ラマという手本がある。

 ダライ・ラマは政治的な役割から退いたが、いまも影響力は絶大だ。人々に命の尊さをしっかりと説いて欲しい。

 中国は76歳と高齢のダライ・ラマの「後」を見すえるが、ダライ・ラマだからできる決断もある。対話に戻る環境へ双方がとり組むべきだ。

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