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March 31, 2012

本当に心配になってくる田中防衛相

 「本当に心配になってくる田中防衛相」(産経新聞:3月18日)

 「この人が防衛省のトップなのだという事実を改めて思うと、背筋が寒くなってくる」
 「田中氏の場合、言い間違いのレベルを超越している」
 「質問の意味が分からなければ事務方にきちんと聞けばいいのに(略)よく分からないまま答弁に立って筋違いの話をするから余計ややこしくなる」
 「(震災で)自らの犠牲もいとわない自衛官の姿と比較すると、田中氏の暗愚ぶりが際立つ。これで現場の士気を保つのは容易でないだろう」
 「日本に駐在する各国の大使館が田中氏のおどおどした姿について、どのように本国に報告しているだろうか。(略)この時点ですでに田中氏は国益を害している」

 さっさと辞任してもらいたい。本当に国益を害しているのだ。尖閣も竹島も北方領土も何ともならず、アメリカも日本を見放すだろう。

 記事を引用する。

 今に始まったことではないが、田中直紀防衛相の国会での答弁ぶりを見ていると、本当に心配になってくる。平成24年度予算案は12日から参院予算委員会で審議を始めたが、田中氏の迷走答弁のたびに審議はストップし、目も当てられない。この人が防衛省のトップなのだという事実を改めて思うと、背筋が寒くなってくる。

 田中氏の場合、言い間違いのレベルを超越している。質疑を聞いていると、明らかに見当違いの答弁を返していることがよく分かる。

 例えば14日の参院予算委員会。元陸上自衛隊幹部でイラク派遣に参加した「ヒゲの隊長」こと自民党の佐藤正久氏が、国連平和維持活動(PKO)として中東・ゴラン高原の国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)に参加している自衛隊の撤収判断などについて田中氏にただした。少々長いが引用すると…

 佐藤氏「UNDOFの司令官と防衛相の関係を説明してほしい」

 田中氏「わが国の隊員が活動している司令官は日本の方ではない。隊として活動しているわけだから、当然わが国の隊員が違った行動をとるわけにいかないわけだが、しかし、わが国から提案は、現地の不穏な状況があれば話をし、国連に対し対応を協議してもらう」

 「従って、わが国の隊員は、隊としての行動を元に一つは判断、しかし隊員への指示は私が判断して対応することになると思う」

 佐藤氏「全然言っていることが分からない。だれが決める? 何の提案をだれがどのようにいつやるのか。まったく分からない」

 田中氏「実施計画は閣議決定をしているので、その事態が発生した場合には国連と調整して自衛隊については政府として判断する。それを元に撤収の命令等は防衛相が指示する手順になると思っている」

 「国連との調整の中で現地の状況を把握して行動するという段取りが当然あるわけなので、最初の段取りをさっき説明したところだ」

 果たして、このやりとりの意味が分かるだろうか。恐らく答弁している田中氏自身も分かっていない。ちなみに撤収を最終的に判断するのは野田佳彦首相だが、田中氏がそれに気付くのはもう少し審議が紛糾した後だった。

 万事このようなやりとりが続く。例をもう一つ。12日の参院予算委員会では、航空自衛隊の戦闘機F4の後継機となる最新鋭ステルス戦闘機F35の調達が焦点になった。日本政府は将来的に42機の調達を決めているが、具体的な時期は定まっていない。

 自民党の山本一太氏が調達できなかった場合の影響をたずねると、田中氏は「購入できるように全力を挙げる」と答えた。何度聞かれても具体的な影響を語らず、「全力を挙げる」と繰り返すだけだった。

 かつて直紀氏の義父、田中角栄元首相の秘書を務めた民主党の石井一予算委員長も、さすがに見かねたようだ。「購入できなかった場合、わが国の防衛体制にどういう影響があるのかを聞いているんだよ」と助け舟を出したが、田中氏は「そうなるとちょっと困る…」としか言えなかった。

 約1時間の山本、田中両氏のやりとりの間、審議は8回も止まった。この日はNHKの中継が入っていた。生中継の場合、通常は審議中断は極力避ける傾向にあるが、これだけ多くストップした例は珍しい。

 答弁に窮した田中氏の背後に控える秘書官がいくつもの資料を手渡す姿は「二人羽織」と例えられた。最近は田中氏の両隣に座る細野豪志環境相、松原仁拉致問題担当相に加え、玄葉光一郎外相や安住淳財務相ら閣僚も田中氏を取り囲んでアドバイスする場面も見られる。さながら「千手観音」の様相だ。

 質問の意味が分からなければ事務方にきちんと聞けばいいのに、それも適当な感じだ。よせばいいのに、よく分からないまま答弁に立って筋違いの話をするから余計ややこしくなる。

 なにしろ防衛相である。有事に限らず災害対応などでも即座の判断を求められる立場だ。折しも東日本大震災から1年の節目にあたり、最近のテレビや新聞では、過酷な被災地で懸命に活動した自衛隊の活動が紹介される機会が増えている。自らの犠牲もいとわない自衛官の姿と比較すると、田中氏の暗愚ぶりが際立つ。これで現場の士気を保つのは容易でないだろう。

参院予算委員会でメガネを二重にして書類を見る田中直紀防衛相=13日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)

 日本に駐在する各国の大使館が田中氏のおどおどした姿について、どのように本国に報告しているだろうか。推して知るべしだが、この時点ですでに田中氏は国益を害していると思う。

 田中氏を質問攻めにする自民党議員に対し、民主党議員は「クイズのような質問ばかりするな」とヤジを飛ばしたこともあった。だが、果たして自民党の質問はクイズだろうか。田中氏の場合、専門的なことに答えられないという以前に、日本語の会話能力すら心許ないのだ。

 1月の就任直後は身内の民主党議員も「緊張しているんだよ」「いきなり専門的なことまで答えられるわけないじゃないか」と同情していた。それが最近は「目も当てられない」「もうもたないな…」との声に変わってきている。

 そんな田中氏を「最強の布陣」の一員と強調してきた首相にも限界が来たようだ。14日の参院予算委員会で、とうとう「私が適材と思って選んだという意味においては、それは私の責任でございます」と自らの任命責任を認めた。

 だが、次に続けた言葉がよくない。

 「そういうことも踏まえて、一層防衛相においては緊張感をもって職責を果たしていただきたいと思います」

 閣僚の辞任は通常、失言や暴言、カネの問題などのスキャンダルと相場が決まっている。田中氏の場合、決定的な失態があったかどうかという以前に、「そもそも資質がない」という理由で辞任する珍しいケースになるかもしれない。

 参院予算委員会は19日以降も続くし、他の委員会でも田中氏の出番はある。テレビ中継は少ないが、インターネットでは衆参両院のホームページから生中継を見ることができる。昼間が無理な人なら、録画の視聴も可能だ。今の民主党政権の実態を知る上で、一度ごらんになることをお勧めしたい。

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