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March 31, 2012

大阪の卒業式―口元寒し斉唱監視」 嫌なら公立教員を辞めよ

 「大阪の卒業式―口元寒し斉唱監視」(朝日新聞:3月16日社説)

 社説を引用して意見を書く。

 「大阪府では昨年、全国で初めて君が代の起立斉唱を教職員に義務づける条例ができた。それに基づくチェックだという」

 情けない話ではある。このような条例を作らないと教師が国家を起立斉唱しないというのだから。国旗や国歌の扱いはどの国でも同様で尊重される。例えばオリンピック。表彰式で金メダルを取った選手の国の国旗が掲揚され国歌が斉唱されているときに、着席したままだったり、ましてや胡坐をかいていたりしたらその国に対して非礼になる。これが国際常識だ。かつて冬季オリンピックの表彰式で、日本の国旗掲揚・国歌斉唱時に事もあろうに表彰されている日本選手自身が帽子を取らなかったという事件があった。常識に欠けている。その責任は公教育にある。

 「個人の歴史観で見解が分かれる君が代をめぐり、最高裁は職務命令で起立斉唱を強制することに慎重な考慮を求めている」

 朝日新聞は「慎重な考慮を求めている」というが、起立斉唱の強制は違法とされていない。大阪府の条例に問題はない。個人の歴史観が異なるのであれば、なぜ公立学校の教師をしているのか。国歌も国旗もない私学の教師になればいいだけだ。

 「卒業生を送り出す祝いの舞台が、校長の管理能力を試す場になっていないか」

 卒業生を送り出す祝いの舞台を乱して台無しにしているのは、国歌斉唱で起立しない教師である。また卒業式は「祝いの舞台」ではない。学校が生徒の卒業を認める式典である。だからよく「卒業生主体の卒業式を」などと言って、校長の介入、特に国旗・国歌を否定する話があるが、間違っている。念のために書いておく。

 「組織統制を優先させる『マネジメント』が、よりよき教育を生むのか」

 生徒の事を考えずに組織優先の日教組による教育現場支配は劣悪な教育を生み出してきた。教委や好調の統制など無きに等しい。こんな状態で教育などできない。教育現場の統制は必須だ。

 社説を引用する。

 卒業式で教員が本当に君が代を歌っているか――。

 大阪府立和泉高校の校長が教頭らに指示して教員の口の動きを監視させていた。歌わなかったと判断された教員らは事情聴取のうえ、処分も検討された。

 大阪府では昨年、全国で初めて君が代の起立斉唱を教職員に義務づける条例ができた。それに基づくチェックだという。

 校長は10年春、民間人校長の公募に応じ、採用された。起立斉唱条例を提案した大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長の友人で、弁護士資格を持つ41歳。

 府教委の生野照子委員長は橋下氏と校長にメールを送り、「もっと悠々たる度量でご検討を」と口元監視をいさめた。

 それでも橋下氏は「これが服務規律を徹底するマネジメント」「ここまで徹底していかなければなりません」と校長の姿勢を高く評価するばかりだ。

 個人の歴史観で見解が分かれる君が代をめぐり、最高裁は職務命令で起立斉唱を強制することに慎重な考慮を求めている。

 1月には東京都の懲戒処分をめぐる判決で、いきすぎた制裁に歯止めをかけた。

 これに対して橋下氏は、君が代の起立斉唱は、良心や歴史認識の問題ではなく、公務員として守るべきルールであり、マネジメントのあり方だという主張を繰り返している。

 しかし、そもそも卒業式で口元を監視することが優れたマネジメントといえるのだろうか。

 卒業生を送り出す祝いの舞台が、校長の管理能力を試す場になっていないか。

 同僚の口元を凝視させられる教頭らの気持ちはどんなものだろう。教育者より管理者の意識ばかりを徹底させていないか。

 教員のもつ能力を最大限に引き出し、良好な学びの場を生徒らに提供することが校長の手腕であるはずだ。口元監視がそうした教育環境づくりに寄与するとはとても思えない。

 今春、府立高校14校の教員17人が不起立を理由に戒告処分を受けた。研修を受け、「今後は職務命令に従う」との誓約書に署名・押印を求められた。

 こうした府教委の対応は、府議会で審議中の職員基本条例案の成立を見越したものだ。

 条例は、同じ職務命令に3回違反すれば免職にすると定めている。君が代で起立斉唱しなかった教職員を想定しているとみられる。市議会でも市長が提案する方向で準備をすすめる。

 組織統制を優先させる「マネジメント」が、よりよき教育を生むのか。条例を審議する議会各派はじっくり考えて欲しい。

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