September 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

新・独書リスト

音リスト

« 「新聞など35%削減 岡田氏、消費増税へ経費カット」 ポーズでしかない | Main | 中国船の領海侵入 「戦略継続の意思表示」“筋書き通り”の展開か »

March 31, 2012

奈良の警察官発砲、2審も「適法」 大阪高裁が控訴棄却

 「奈良の警察官発砲、2審も『適法』 大阪高裁が控訴棄却」(産経新聞:3月16日)

 奈良県警の警察官が逃走車に発砲して助手席の男性が死亡した事件で、遺族が警察官に損害賠償を求めていた裁判で、控訴が棄却された。当然だろう。警察官は逃走者に轢き殺されそうになっていたのだから、それを止めるための発砲は妥当だ。裁判官は「警察官の殺意の有無について検討するまでもなく、国家賠償請求の理由がない」とまで言っている。

 記事を引用する。

 奈良県大和郡山市で平成15年9月、奈良県警の警察官が逃走車に発砲し、助手席の男性=当時(28)=が死亡した事件で、男性の遺族が県と警察官4人に計1億1770万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が16日、大阪高裁であった。安原清蔵裁判長は原告側敗訴とした1審奈良地裁判決を支持、原告側の控訴を棄却した。原告側は上告する方針。

 安原裁判長は判決理由で、「発砲は警察官職務執行法の要件を満たす適法なものだった」と判断。警察官の殺意の有無について検討するまでもなく、国家賠償請求の理由がないと結論づけた。

 1審奈良地裁は未必の殺意を認定したが、発砲は適法と判断していた。

 判決によると、15年9月、大和郡山市の国道24号で逃走車両に警察官3人が計8発を発砲し、うち2発が助手席の男性の頭などに命中し、男性は死亡した。

 事件をめぐっては、命中した弾を発砲した警察官2人が付審判決定により殺人などの罪に問われ、奈良地裁は2月、無罪を宣告。検察官役の指定弁護士が控訴している。

 奈良県警の堂藤重敏主席監察官の話「適法な拳銃の使用だとする当方の主張が認められた結果だと受け止めている」


 また、毎日新聞は同内容を次のように報じている。

 「警察官発砲:大阪高裁も『適法』 遺族の控訴棄却」(毎日新聞:3月16日)

 奈良県大和郡山市で03年、逃走中の乗用車に警察官らが拳銃で銃弾8発を発砲し、2発が高壮日さん(当時28歳)に命中して死亡した事件を巡り、発砲は違法と主張する遺族が、県や警察官らに約1億1700万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が16日、大阪高裁であった。安原清蔵裁判長は「発砲は警察官職務執行法の要件を満たす適法なもので、賠償請求の理由がない」として、遺族の控訴を棄却した。遺族は上告する方針。

 訴えていたのは高さんの母親の金順得さん(74)。1審の奈良地裁判決は、警察官らの正当防衛を認める一方で「至近距離から車内に銃弾8発を発砲しており(警察官は)車内の人を殺害する可能性があることを認識していたというべきだ」と指摘し、警察官の未必の殺意を認めた。この点について高裁は、発砲は適法と認定し、高さんの死亡については「故意か過失かを検討するまでもない」と判断した。

 判決によると、03年9月、大和郡山市の国道交差点で、他の車両と衝突しながら逃走する乗用車に警察官らが発砲し、銃弾2発が助手席の高さんに命中。高さんは翌月、死亡した。この事件を巡り、付審判決定による裁判員裁判が奈良地裁で開かれ、殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われた警察官2人が、無罪となった。【坂口雄亮】


 日本人じゃなかったんだな。成程。普通の日本人なら恥ずかしくて警察官を訴えるなんて出来ないものなあ。

 この事件の詳細を知りたかったのでWikipediaで調べてみた。引用する。

2003年(平成15年)9月10日午後1時ごろ、建設会社社員のBが、天理市のパチンコ店の駐車場で車上荒らしの要領で現金3万円とクレジットカードなどを盗んだとされている[1]。後に、Bは窃盗の事実を認めている[1]。移動の車のセドリックには同僚の建設会社社員Aが同乗していた[1]。同日午後4時半ごろ、橿原市のパチンコ店で、Bは現金10万円の車上荒らしを行ったとされている。直後、車上荒らしの被害者が気がつき、セドリックが急発進することとなる。車種と車のナンバーそして色が通報される。

追跡
奈良県警本部機動捜査隊と橿原署の人員が、当該のセドリックを見つけ、追跡する。セドリックは、一旦停止するものの職務質問のために降りた警官を振り切り逃走し(逃走中も信号無視・器物破損等繰り返し)、国道24号を時速100km/h以上で走行、北上する。
午後6時40分ごろの前、あらかじめ警察側は、大和郡山市の下三橋町北交差点で待ち伏せし、ワンボックスタイプの交通捜査車両を横付けさせ、一般車両を横に通し、セドリックの逃亡を阻止する作戦をとった。

発砲
午後6時40分ごろ、セドリックは、パトカーに追突したとされている。「止まれ、ドアを開けろ」と命令するものの、無視される。ガラスを割ろうとするものの割ることが出来なかった。また、この状況下でも逃亡を続けようとしていたと、現場の警察官は判断した。「止まらないと撃つぞ」と巡査Cが警告する。急発進で身の危険を感じていた巡査部長Dが、「発砲、撃て」と大声で指示する。巡査Cは、車に向けて5発を発射するが、弾は人体をそれる。巡査部長Eが、運転していたBに向けて発砲するが、これがAの頭部と首を直撃する[1]。巡査長Fも、Bに向けて発砲し、Bの頭部を直撃する[1]。
同乗者Aおよび運転者Bが、救急車で病院に搬送されて、弾丸摘出手術が行われる。Bは、撃たれた直後も意識があった。Aは、意識不明のまま、同年10月5日に死亡する。

刑事処分
Bは、10月5日に退院し、窃盗と公務執行妨害そして殺人未遂で逮捕され、警察の取調べを受けることとなる。窃盗についてはAは無関係と、Bは主張している[1]。窃盗と公務執行妨害で懲役6年が言い渡され、Bは服役し、出所している[1]。
同乗者Aについても、窃盗と殺人未遂で書類送検されるものの、被疑者死亡の不起訴処分となっている。

警察側の主張
奈良県警察は、警察官や一般人に死傷者を出さないための、適正な職務執行と主張している。また、Aは車上荒らしの見張り役をしていたと主張する。発砲は、運転していたBの腕に向けられたものであるが、セドリックが動いていたため照準がそれたとしている。

窃盗犯Bの主張
「車上荒らしは、Bの単独行動で、Aは一切関係がない」ということを主張している。逃走することに集中していたとしている[1]。銃撃直前では、車が動いたとしても大したスピードでないとしている[1]。AもBも、銃を向けた警官の前で手を上げた瞬間、銃撃されたとしている[1]。また、取調べ担当の警官が、Aが窃盗犯と認めることを要求してきた、としている[1]。

« 「新聞など35%削減 岡田氏、消費増税へ経費カット」 ポーズでしかない | Main | 中国船の領海侵入 「戦略継続の意思表示」“筋書き通り”の展開か »

「ニュース」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74706/54353148

Listed below are links to weblogs that reference 奈良の警察官発砲、2審も「適法」 大阪高裁が控訴棄却:

« 「新聞など35%削減 岡田氏、消費増税へ経費カット」 ポーズでしかない | Main | 中国船の領海侵入 「戦略継続の意思表示」“筋書き通り”の展開か »