ユッケ提供、苦肉の策 名前変え「前のと同じ」
産経新聞のページに、「ユッケ提供、苦肉の策 名前変え『前のと同じ』…常連客だけ裏メニュー 生肉新基準1カ月」という記事がある。
そもそも法律で「ユッケ」を規制する必要などない。ユッケを食べたい人は、信用できると思う店で食べればいいだけだ。
また、なぜ焼肉店のユッケだけが規制されて、レアステーキは許容されるのか。腑に落ちない法律だ。どこの馬鹿が作ったのだろう。責任は政府・民主党にある。
記事を引用する。
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焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受け、生食用牛肉の新基準が10月から施行されてまもなく1カ月。専用の加工設備の設置や、肉表面の加熱殺菌などを義務付ける厳しい内容に、一部の焼き肉店などでは“闇ユッケ”も提供され始めている。業界側は「新基準は現実的に不可能」と基準の見直しを求めている。(油原聡子、長谷川陽子)
「ユッケありますか?」
都内の繁華街にある焼き肉店。男性店員に尋ねると、「これ、前に出していたものと同じです」とメニューの「和牛生ロース」を指さした。運ばれてきたのは、タレに漬かった細切れの牛肉に卵の黄身。まぎれもなくユッケだ。
メニューには「加熱してお召し上がり下さい」との注意書きがある。しかし、店員は「そのまま食べて大丈夫です」。店によると、以前のユッケと同じ手順で作っており、値段もそのまま。店員は「ユッケと書いて売ることはできないので…」と本音を漏らす。
生肉メニューが常連客だけの「裏メニュー」と化した店もある。メニューにないユッケを出してもらうという千葉県の女性会社員(34)は「何かあったら自分の責任」と覚悟を決めてユッケを口にする。
・店側「見直しを」
東京都の荒川区保健所では新基準以降、生肉を取り扱う場合は報告を求めているが、28日時点ではゼロ。担当者は「小規模店が多く、設備投資は難しいようだ」。焼き肉店の経営者は「加熱した部分をトリミングしたら、価格を1.5倍は上げないと難しい」という。
全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)など関連6団体は、「新基準は厳しすぎて実施不可能だ」として、見直しを求める要望書を厚生労働省に提出した。全肉連の小林喜一専務理事は「現実的に守れる基準でなければ意味がない」と、実態に合わない基準が“闇ユッケ”を流通させている現実を指摘する。
「焼き肉業界狙い撃ち」との声も目立つ。ステーキは「腸管出血性大腸菌及びサルモネラ属菌を原因とする食中毒事例が報告されていない」として、対象にされなかったからだ。
ある食肉業者は「なんで牛タタキは駄目で、レアステーキは良いのか」と嘆く。
・甘い認識、反省
業界側にも反省点はある。都内の焼き肉店店長は「ユッケの危険性はわかっていたつもりだが、死ぬような事態が起こるほど危険だとは思っていなかった」と認識が甘かったことを認める。
フードアナリストの小口綾子さんも、和食などに比べ焼き肉店は参入しやすく、知識のないお店や客が増えたと指摘し、「最近の焼き肉店では和食の料理人を加え、刺し身や鉄火丼など生肉でメニューに工夫を加えた店舗が増えていた。今回の基準でそういう流れが止まってしまい残念」と話す。
焼き肉に関する著作のある山梨学院大の宮塚利雄教授は「食べ物は安心安全が前提。生肉はきっちり処理しないと危ない食べ物。今後は高級メニューとして残るだろう」と話した。
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