中教審会長「学力テスト全員参加に」 民主改革に慎重
2月16日の産経新聞に、「中教審会長『学力テスト全員参加に』 民主改革に慎重」という記事がある。しかし、民主党の支持基盤に日教組が存在する以上、学力テストの全員参加など実施しないだろうし、教員免許の更新制も廃止させる方向になるだろう。日教組は労働者としての教員の方しか向いておらず、生徒のことなどお構いなしなのだ。民主党の下では公教育は劣化する一方でしかない。
記事を引用する。
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中央教育審議会の三村明夫会長(新日本製鉄会長)は15日、中教審会長再任(2期目、任期2年)を受けて開かれた会見で、政権交代を受けて進められる全国学力テストなどの教育改革について慎重な考えを示した。
中教審は、国の教育政策全般について審議する文部科学相の諮問機関。そのトップの三村会長の発言は、文科省の政策にも影響を与えそうだ。ただ、会見後には「個人的意見」とも説明した。
三村会長は、民主党政権が全員参加方式から抽出方式に改めた「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)について「サンプル(抽出)調査でいいのか。悉皆(しっかい)(全員参加)調査にすべきだと思う」と述べた。
学力テストは、政権交代後、日教組の「競争排除」の論理を受け入れる形で抽出調査になった経緯があり、文科省が見直しも含め検討中。
また、民主党政権が見直しを進める教員免許更新制についても「政権が変わったから、いきなり変えるものではない」と述べた。
「教員の資質向上は教育の基本。一度免許をとったらOKということではない」とも述べた。
教員免許更新制は日教組が廃止を求め、新政権下で諮問を受けた中教審が現在、審議中。ただ、「変えるとしたら、中教審でじっくり議論すべきだ」とも強調した。
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