September 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

新・独書リスト

音リスト

« 中国原潜、第1列島線突破 日米警戒網の穴を突く 宮古-与那国間を通過か | Main | 朝鮮学校へ8億超 自治体補助金、次々判明 救う会集計  納税を拒否できないものか »

January 03, 2011

平成23年 各紙年頭社説

 わしは毎年元旦に近所のコンビニに出掛け、産経新聞と朝日新聞を購入する。今年の元旦の天気は雪。大晦日に降り積もった雪が凍り、滑って歩くのも大変だった。

 コンビニでは珍しく産経新聞が売り切れていた。仕方がないので産経新聞を買うのを諦め、朝日新聞だけを購入して自宅に帰った。ところが朝日新聞の年頭社説を読むと腹が立ってきた。仕方がないので産経新聞を買いに少し離れた別のコンビニへ。歩いただけで汗をかいてしまった。

 さて、各紙の年頭社説の見出しを列挙してみる。

 産経新聞:「ひこばえ」に思う国家再生
 読売新聞:世界の荒波にひるまぬニッポンを 大胆な開国で農業改革を急ごう
 毎日新聞:扉を開こう 底力に自信持ち挑戦を
 朝日新聞:今年こそ改革を―与野党の妥協しかない

 各紙の社説から抜粋し、意見を書いてみる。


 産経新聞

 「それにつけても日本という巨木も空洞化が進んでいると思えてならない。それを象徴するのは日米安保体制である。米軍普天間飛行場移設をめぐる民主党前現政権の迷走と無策だけでなく、自民党政権下でも移設問題を決着できず、集団的自衛権の容認を先送りしてきた。同盟国への攻撃を座視する相手では信頼は深まらない」

 「気付かぬうちに、日本の平和と繁栄を保障する国家の幹は侵食され、根元から倒壊寸前である」

 「その要因は、空想的な憲法に基づく悪(あ)しき戦後の残滓(ざんし)といえる『一国平和主義』から、いまだに抜け出せないことだ。軍事の忌避が、尖閣諸島への中国の野心と無法を増長させてもいる。問われているのは国家の有(あ)り様である」

 「日本人としての誇り、その芯がしっかりしていることがこの国の強みだ。ただ非力で現実離れした戦後国家体制ではこれまでにない激しい荒波を乗り切れない。占領を引きずる枯れ木を取り除き、芯を残した根株から『ひこばえ』を育むことが日本の希望である」

 ひこばえという耳慣れない言葉が使われている。漢字では「蘖」と書き、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のことを意味する。戦後の一国平和主義という枯れ木を取り除き、蘖を育もうというのである。集団的自衛権の容認はもちろん、外国への自衛隊派兵を認め(北朝鮮に拉致された日本人の救出もできない)、普通の国のように憲法を改正すべきである。さらに言うと核保有も検討しないといけない。


 読売新聞

 「一昨年9月の歴史的な政権交代から1年3か月余り。その間、3党連立政権の崩壊から鳩山前首相退陣、菅後継内閣へと、民主党政権の表紙は替わったものの、政治の機能不全が続いている」

 「懸念すべき政治現象の一つが、日本の存立にかかわる外交力の劣化と安全保障の弱体化である」

 「それを如実に示したのが、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件と、メドベージェフ露大統領の北方領土視察だ」

 「日米同盟の亀裂を見透かした中露両国の露骨な揺さぶりに、『主権』をないがしろにされた菅政権は、非をただすどころか、ただ波風を立てることを恐れ、軟弱な対応に終始した」

 「人権尊重、法の支配、民主主義という国際的な規範を無視し、あるいは軽視する、これらの『異質』な周辺国からの圧力や脅威に対抗するには、強固な日米同盟が不可欠だ」

 「自国の安全は自らが守る決意と、それを裏付ける防衛力の整備という自助努力の上で、日米同盟関係を堅持し、強固にする。菅首相はこの基本をきちんと認識しなければならない」

 「同盟強化のためには、沖縄県にある米軍普天間飛行場の移設問題を、できるだけ早く解決しなければなるまい」

 民主党政権では同盟強化や日本国民の安全保障は全く期待できない。民主党政権が売国左翼政権だからである。一刻も早く政権交代をさせないといけない。

 「高い関税と補助金に依存してきた日本の農業が、その足腰を鍛えるには、思い切った開国と改革が欠かせない」

 「消費税率を引き上げる以外に、もはや財源確保の道がないことは誰の目にも明らかだ」

 「もちろん、徹底的な行政の無駄減らしも避けて通れない。とは言っても、民主党政権が鳴り物入りで実施した事業仕分けで捻出できたカネは微々たるものだ」

 「しかも、そのカネは借金の返済ではなく、子ども手当や高速道路の一部無料化、農家の戸別所得補償など、結果的にバラマキ政策の費用の一部に充てられた」

 子供手当、高校無償化、農家戸別補償といった民主党のバラマキ政策を即刻止めさせないと財政が破綻してしまう。

 「本来なら、衆院解散・総選挙を断行した上で、単独にせよ連立にせよ、衆参ねじれ現象の政治的矛盾を解く新政権をつくるのが筋だろう」

 「しかし現状では、支持率低下により次期総選挙敗北必至と見られる菅首相が、衆院解散に打って出る可能性はきわめて小さい」

 「だとすれば、次善の策として、懸案処理のための政治休戦と、暫定的な連立政権の構築を模索すべきではないか」

 菅は内閣支持率が1%になっても辞めないと明言した。後で撤回したがそれが左翼の本音であろう。残念ながら首相に良識がなければ次の衆院選まで政権が続いてしまう可能性がある。如何しようもない。だからといって自民と民主が連立するのは筋が通らない。あくまでも世論により衆院を早期に解散させるべきである。


 毎日新聞

 「2011年、卯(う)年の新年である。元気をなくしているといわれる日本の底力について考えてみよう」

 「日本を元気にするために、次の課題について一刻も早く道筋をつける必要がある」

 「(1)経済の再生と地方の活性化。日本の創造性と魅力(ソフトパワー)を鍛えること」

 「(2)安全保障と通商の基盤の確立。日米同盟を揺るぎなくする一方で日中関係を改善すること」

 「(3)少子高齢化による人口減の打撃を最小限化する対策。子育てにも若者にも最大限の支援をすること」

 「(4)消費税増税を含めた財政再建、社会保障、高齢者介護の立て直し」

 「(5)人材育成と教育の再建。創造的で人間的な力のある若者を育て科学技術や文化の振興をはかること」

 「軍事力や経済力のハードパワーに対してソフトパワーの基本は人々を魅了するところにある。文化や価値観、社会のあり方などの魅力により観光や留学、就業などの形で外国人を引き寄せる。それが外交や安全保障、経済再生にもつながる」

 ソフトパワーにだけ焦点を当て、日本をとりまく国際状況の悪化や軍事力というハードパワーをほとんど無視しているようだ。上記(2)に書かれているだけである。まあ、朝日新聞のように一切書かないよりはましとはいえるが。観光や留学、就業などで支那人(や朝鮮人)を受け入れれば、平和裏に「侵略」を許すようなものであり、反対に特定亜細亜諸国とは鎖国すべきである。


 朝日新聞

 「なんとも気の重い年明けである」

 「民主党が歴史的な政権交代を成し遂げてから、わずか1年4カ月。政治がこんな混迷に陥るとは、いったいだれが想像しただろうか」

 わしは民主党政権になったら日本はお仕舞いだと以前から言っていた。そもそも民主党への政権交代へと世論を誘導したのは他ならぬ朝日新聞ではないか。まるで他人事のような無責任な言い方には腹が立って仕方がない。

 「危機から脱出するにはどうするか。迷走する政治に、あれもこれもは望めまい。税制と社会保障の一体改革、それに自由貿易を進める環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加。この二つを進められるかどうか。日本の命運はその点にかかっている」

 何と朝日新聞は、日本が危機から脱出するには税制・社会保障改革と、TPPへの参加だけでいいというのだ。最も重要なのは日本の独立の維持や安全保障だろう。しかし朝日新聞はその点には社説で一切触れない。信じられない社説だ。

 「中国をはじめ、アジアの国々が豊かさへ向け突き進んでいる。近くにお得意さんが急増するのだからチャンスではないか。貿易の壁を取り払い、アジアの活力を吸収しない手はない。それが若者に活躍の場も提供する」

 朝日新聞は、日本が第一に仮想敵国とすべき独裁国である「中国」をお得意さんと言う。朝日新聞はかつて1紙だけ毛沢東の文化大革命を礼賛する報道を続けた。その本質は今も変わっていない。何せ独裁政権の中共の機関紙である人民日報と提携しているのだ。信用などできるものか。

 「ムダ退治と予算の組み替えで、財源はいくらでも出てくる。そう言ってあれもこれもの公約を掲げ、民主党は政権交代を実現したが、財源が空手形だったことは隠しようもない。甘い公約は疑い、苦い現実を直視することが大切であることを、国民も学んだ」

 朝日新聞は不偏不党をかなぐり捨てて自民党を批判し、民主党を擁護し続けてきた。一体いつの間に民主党批判に回ったのか。朝日新聞のいつもながらの変節に付き合うのは大変だ。この社説には、民主党の「甘い公約」を支持して自民党の足を引っ張り続け、政権交代させた朝日新聞の責任はどこにも見られない。無責任極まりない。

 「菅首相は野党との協議を求めるならば、たとえば公約を白紙に戻し、予算案も大幅に組み替える。そうした大胆な妥協へ踏み出すことが、与野党ともに必要だ。覚悟が問われる」

 ここまで日本の政治、経済、財政、安全保障を劣化させたのは民主党である。にもかかわらず朝日新聞は「与野党ともに」などと野党にも責任があるかのように書いている。変節して方向転換させつつあるが、朝日新聞は未だに民主党を擁護しているのである。

 「お正月。離れて暮らす家族や親類が集まることも多いだろう。どうしたら孫や子にこれ以上ツケを回さず、豊かな日本を残せるか。そんな将来へ思いをめぐらす機会にもしたいものだ」

 「南京大虐殺」、「従軍慰安婦」などの歴史の虚構を大々的にPRし、国際問題化させ、日本人に要らぬツケを作ってきたのが朝日新聞である。孫や子にこれ以上ツケを回さないようにしたいのなら、虚偽報道を自ら訂正すべきだ。偉そうな事を書くな、と言いたい。

« 中国原潜、第1列島線突破 日米警戒網の穴を突く 宮古-与那国間を通過か | Main | 朝鮮学校へ8億超 自治体補助金、次々判明 救う会集計  納税を拒否できないものか »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74706/50482802

Listed below are links to weblogs that reference 平成23年 各紙年頭社説:

« 中国原潜、第1列島線突破 日米警戒網の穴を突く 宮古-与那国間を通過か | Main | 朝鮮学校へ8億超 自治体補助金、次々判明 救う会集計  納税を拒否できないものか »