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August 01, 2010

「総括」という名の集団リンチ この嵐が吹き始めると…

 産経新聞のページに、「『総括』という名の集団リンチ この嵐が吹き始めると…」という記事がある。さっさと衆院を解散して総選挙をすべきであることがわかる。極左政権を存続させてはいけない。

 記事を引用する。

 ↓ここから
 「歴史的」と自賛した政権交代から10カ月余り。もはや今の民主党に当時の輝きは見いだせない。党所属議員の怒りと困惑、そして狼狽の表情。はて、どこかで見たような気がするな…。そう、落城前夜の自民党政権とそっくりではないか

 自民党の政権からの転落は、平成19年の参院選大敗北に始まった。これで衆参両院は大きくねじれ、その後の自民党政権は民主党の攻勢に苦しめられることになるのだが、安倍晋三首相(当時)を追い詰めたのは野党ではなく自民党だった。

 反主流派は参院選の敗因について激しく「総括」を迫り、前任の小泉純一郎首相が敷いた構造改革路線までもやり玉に挙がった。小泉氏の「郵政解散」で政治生命をつないだのは一体誰だったのか。「若手のホープ」だった安倍氏の人気にあやかろうと総裁選に担ぎ出したのは一体誰だったのか。まったく自民党内の理解不能な「魔女狩り」は結局、安倍氏が病に倒れ、退陣するまで収まることはなかった。

 次の福田康夫首相はなかなか嗅覚が鋭く、不穏な空気を察知すると「あなたとは違うんです!」と捨て台詞を吐いて唐突に退陣し、難を逃れたが、後を継いだ麻生太郎首相は哀れだった。衆院任期がぎりぎりに迫る中、両院議員総会での「総括」を求められ、所属議員を前に頭を下げた。その後自民党は歴史的大敗を喫したが、麻生氏のせいなのか。それとも個々の自民党議員のせいなのか。

 今は亡き中川昭一元財務相が当時、怒りに震えながら吐いた言葉が忘れられない

 「総括ってなんだ。自分たちが選んだ総裁に自己批判しろって言うのか。そりゃ自己否定じゃないか。何の意味があるんだ。そもそもいつから自民党は左翼政党になったんだ!

 「大辞泉」(小学館)によると、「総括」とは、「(1)個々のものを一つにまとめること。全体をまとめて締めくくること(2)労働運動や政治運動でそれまでの活動の内容・成果などを評価・反省すること」-とある。永田町の「総括」は明らかに(2)の方だろう。

 かつて連合赤軍は「総括」と称して凄惨な私刑(集団リンチ)を行い、多くの犠牲者を出した。永田町の総括も基本的にこの集団リンチと変らない。つい先日まで礼賛し、こびへつらっていた相手を親の敵のごとく突き上げる。どんなに自己批判しようが謝罪しようが、容赦せず、倒れるまでいたぶり続ける。

 あまりに惨く、あまりに醜い。この醜態を世間にさらけ出せば、国会議員への尊敬や敬愛の念が消えるのは当たり前だろう。こうして自民党の権威は地に堕ちていった。

 さて、民主党だが、7月29日の両院議員総会の様子を見ると、もの凄く早いペースで自民党と同じ軌跡をたどっているように思える。連合赤軍と同じ全共闘世代であり、学生運動の闘士だった菅直人首相や仙谷由人官房長官は「総括」の場に引きずり出され、どう感じたのだろうか。しかも反執行部勢力の黒幕とされる小沢一郎前幹事長は姿を見せずじまい。かつて仙谷氏は事業仕分けを「文化大革命」に例えたが、少しは劉少奇の気持ちが分かったのではないか

 菅首相の唐突な消費税「公約」宣言、なし崩し的な発言の修正、衆院選マニフェストへの反省のなさ-などはあまり関心できないが、さすがに今回は同情を禁じ得ない。民主党議員は本当に菅首相や枝野幸男幹事長らのせいで参院選に負けたと思っているのだろうか。それならば鳩山由紀夫前首相や小沢氏を辞任させなければよかったではないか。

 今の民主党の陰惨な姿を世間をさらしていたら、参院選はどうなっていたか。おそらくもっともっと敗北していただろう。むしろ参院選中に民主党の本性が国民にバレなくてよかったと喜ぶべきではないか

 繰り返しになるが、「総括」の嵐が吹き始めると、トップが倒れるまで収まることはない。ひとたび収まっても近いうちにまた息を吹き返すだろう。そして仲間に相互不信が芽生え、組織は決して元には戻らない。

 では、菅首相はどうすればよいのか。事態を打開する手は一つしかない。消費税増税発言が信念に基づくならば決して曲げぬことだ。決して妥協しないこと。そして決して謝らないこと。それで「付いていけない」という人には党を去ってもらうしかない。それでも騒ぎが収まらないならば、衆院を解散して国民に「信」を問えばよい。首相にそんな「覚悟」と「気迫」があるかどうかを、国民はいつも凝視しているのだから。(石橋文登)
 ↑ここまで

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