首相が沖縄を初訪問 普天間問題の争点化避ける狙い
産経新聞のページに、「首相が沖縄を初訪問 普天間問題の争点化避ける狙い」という記事がある。この菅という奴は都合の悪い争点を意図的に隠して選挙に臨もうとしている卑怯者だ。国民を騙しているのと同じだ。こんな首相や政党に日本を任せられるか。
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菅直人首相は23日、就任後初めて沖縄県を訪問し、県主催の「沖縄全戦没者追悼式」で、「いまだに沖縄には米軍基地が集中し、大きな負担をかけてきたことに全国民を代表しておわびする」とあいさつした。首相は同県の仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事とも会談。首相の立場で米軍の駐留を陳謝するのは極めて異例だが、24日公示、7月11日投票の参院選に向け、米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)問題で民主党政権に反感を持つ沖縄県をなだめるとともに、参院選の争点となることを避ける狙いがある。
首相はあいさつで、沖縄の基地負担がアジア太平洋地域の平和と安定につながたことに謝意を示した上で「沖縄の負担軽減と危険性の除去に一層、真剣に取り組んでいくことを約束する」と述べた。自民党政権下でも首相が追悼式で負担軽減を約束してきたが、「おわび」に踏み込んだのはここ10年では初めてだ。
追悼式は65年前のこの日に終結した沖縄戦最後の激戦地だった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で開かれ、約5千人が参列。仲井真氏は、23日が日米安全保障条約改定50年にあたることを挙げ、「大きな節目の年を契機に、過重な基地負担が県民の目に見える形で軽減されることを願ってやまない」と訴えた。
追悼式の後、首相は那覇市内のホテルで仲井真氏と会談した。普天間飛行場の名護市辺野古への移設を柱とする日米合意で8月中に検討を終えるとした代替施設の具体的な位置や工法に触れず、「負担軽減に全力を尽くしたい」と強調したのに対し、仲井真氏は「状況は厳しい」と答えた。会談には沖縄担当の前原誠司国土交通相が同席した。
追悼式に先立ち、首相は国立沖縄戦没者墓苑(糸満市)で献花し、戦没者名を刻んだ追悼施設「平和の礎(いしじ)」を視察した。仲井真氏との会談には「かりゆしウエア」で臨み、「今日は泡盛でも飲みたいところですけど…」と切り出して沖縄の理解者を演出した。
首相がここまで沖縄にへりくだるのは、普天間問題が民主党のアキレス腱(けん)だからだ。国外移設論が持論の首相にとっても鳩山政権のつまずきは他人事ではない。県内移設の是非が参院選の争点になれば守勢に立たされるのは確実なため、首相はこの日も「逃げ」と「守り」の姿勢に徹した。沖縄で再び県内移設への反対運動を盛上げないことが民主党の参院選勝利への必須条件になっている。
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