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June 02, 2010

沖縄普天間で『日米共同発表』、日本の安全が後退

 前衆議院議員の赤池まさあき氏のBlog「好きです日本!」に、「沖縄普天間で『日米共同発表』、日本の安全が後退」という投稿がある。ルーピー鳩山・民主党がどれだけ日本の安全保障や国益を損ねたかがわかる。

 こういう我々の日本を大事にする政治家が当選して欲しいものだ。売国政党の党員ではなしに。

 抜粋させていただく。

 ↓ここから
●5月28日「2+2」の共同発表

 5月28日(金)日本政府は、沖縄普天間問題について、日米安全保障協議委員会(SCC)で決定した内容を共同発表しました。SCCには、日米の外務大臣と防衛大臣が構成メンバーであり、そこから通称「2+2」(ツープラスツー)と言っています。その共同発表文章の結論は、当然というか、やはりといういか、自民党政権時代平成18年5月1日に合意した「辺野古」への移設に回帰し、確認するというものでした。平成9年の少女暴行事件から始まった沖縄の負担軽減と在日米軍の抑止力維持という観点から、検討に検討を重ねて合意した内容が、平成18年5月1日の合意でした。その経緯についてはブログでも書きましたが、誰が検討しても答えは最初から出ていたということです。

 ブログ 「4月25日 4月時局講演会開催-沖縄普天間問題」

 鳩山首相は、政権交代して、沖縄普天間基地の国外移設、最低でも県外移設だと力んできたわけですが、「大山鳴動鼠一匹」という結果となりました。何のために8カ月間も費やしたのか、まったく理解ができないものです。当然期待をしていた沖縄の方々は反発し、社民党の福島党首は閣議署名を拒否し、罷免されました。鳩山内閣の終わりの終わりです。

●首相記者会見は恥の上塗り

 鳩山首相の夜の記者会見を聞いて、やはりこの人には一国の総理は任せられないと心底思いました。全国知事会でも、尖閣諸島を中国と話し合うと国辱発言をしていましたが、沖縄普天間問題でも恥の上塗りです。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100528/plc1005282234043-n1.htm

 (鳩山首相)「現在の日本は歴史的に見て大きな曲がり角に立っております。内政、外交ともに、おそらくは数十年に一度の激動期にさしかかっております。」
 (赤池)鳩山首相が故意に曲げて、激動させ、不安に陥れているのではないかと突っ込みたくなります。

●75%のマジック

 (鳩山首相)「沖縄における基地問題もそうした視点で解決策を見いだす努力が必要だと私は考えました。日本の国土のわずか0.6%の沖縄県に駐留米軍基地の75%が集中するという、偏った負担がございます。米軍駐留にともなう爆音とも言えるほどの騒音などの負担や、基地が密集市街地に近接することの危険などを、沖縄のみなさま方に背負っていただいてきたからこそ、今日の日本の平和と繁栄があると言っても過言ではありません」

 (赤池)15年間の政府や沖縄の方々の努力を無視していると思います。75%とは米軍の専用施設の割合で、自衛隊との共用施設を入れれば沖縄の割合は20%、逆を言えば8割は沖縄以外の全国の都道府県が負担しているということになります。数字のマジックの一つです。騒音問題については、米軍に限らず、自衛隊基地周辺でも同様だが、二重窓やエアコンなど、騒音対策に相当の国費が使われています。沖縄の方々はもちろんですが、全国の米軍や自衛隊基地を抱え、様々な形で防衛の協力する方々、税金を納める国民全体の理解があればこそ、日本の平和と繁栄があります。沖縄のみの負担による特殊平和論は違うと思います。

●基地問題は沖縄に対する不当な差別!?

 (鳩山首相)「しかし、多くの日本人が日常の日々の生活の中で、沖縄の、あるいは基地の所在する自治体の負担を、つい忘れがちになっているのではないでしょうか。沖縄は、先の大戦においても国内でほぼ唯一の最大規模の地上戦を経験し、多くの犠牲を強いられることとなりました。ここでもまた、沖縄が本土の安全のための防波堤となったのであります。戦後は27年間にわたるアメリカの統治下でのご苦労、さらに返還後も基地の負担を一身に担ってきたご苦労を思えば、現在の基地問題を沖縄に対する不当な差別であると考える沖縄県民のみなさま方のお気持ちは痛いほどよく分かります」

 (赤池)基地問題の実態を忘れて、安易に移設を述べた鳩山首相こそが、選挙に目が眩んで、基地の本質を忘れたのではなないかと思います。否、忘れたというより、按なったと言ったの方が正確かな。先の大戦については、沖縄が最大の地上戦を経験したのはもちろんですが、全国民が徴兵や徴用され、後方支援で協力し、また原爆や焼夷弾の空襲にあっています。そして、「犠牲を強いられ」たという言葉を使っていますが、家族、地域、国家を守るために、沖縄の方々ももちろん、全国民もともに戦ったという視点も欠くことはできません。戦後の米国の占領が、本土が6年8カ月だったのに、沖縄が27年にも長引いたことは確かですが、基地問題が沖縄に対する「不当な差別」だという認識は、米軍の代替を自国でするつもりがあるのであれば立派ですが、反基地、反米、反軍思想です。鳩山首相の持論である「駐留なき安保」論は、現代版の非武装中立論です。

●米兵も犠牲者!?

 (鳩山首相)「しかし、同時に、米軍基地の存在もまた、日本の安全保障上、なくてはならないものでございます。遠く数千キロも郷里を離れて日本に駐留し、日本を含む極東の安全保障のために日々汗を流してくれている米国の若者たちが約5万人もいることを私たちは日々、実感しているでしょうか。彼らの犠牲もまた、私たちは忘れてはならないと思います」

 (赤池)鳩山首相は、沖縄のみならず、在日米兵も「犠牲」者だと言っています。3月米陸軍の士官学校であるウエストポイントを訪れた際に、3つのスローガン「義務、名誉、祖国」を思い出しました。米兵は、祖国のため、日本に派遣されているのであり、犠牲者だとの認識は本当に失礼だと思いました。

●沖縄を平和の島!?

 (鳩山首相)「沖縄を平和の島とし、わが国とアジア大陸、東南アジア、さらに広く太平洋圏諸国との経済的、文化的交流の新たな舞台とすることこそ、この地に尊い生命をささげられた多くの方々の霊を慰める道であり、われわれ国民の誓いでなければならない。これは、1972年、5月15日、沖縄復帰に当たっての政府の声明であります。この声明が発表されて後、38年を超える年月を重ねました。私たちは祖国復帰を果たした沖縄への誓いを十分に果たすことができているのでしょうか」

 (赤池)鳩山首相は、基地のある沖縄を平和の島とはみなさず、基地のない島とすることが平和の島だといっています。香港と同様に、経済と文化交流を中心とした一国二制度のアジア共同体の拠点にしようとしています。それが、尖閣諸島をチャイナと話し合うという全国知事会での発言、地域主権、外国人地方参政権の導入しようとする政策と重ね合わせた時、チャイナの人民解放軍の新戦略、三戦作戦(輿論戦、心理戦、法律戦)と相まって、沖縄周辺の東シナ海は、まさに東中国海となるでしょう。

●今回の共同発表と平成18年5月との比較

 今回の日米共同発表と、平成18年5月1日の麻生外相、額賀防衛庁長官とライス国務長官、ラムズフェルド国防長官で共同発表した「共同発表」と「再編実施のための日米のロードマップ」を読み比べると、日米同盟が50年の節目を迎えたにもかかわらず、日米関係が後退してしまったことがよく分かります。

 一覧表にまとめましたので、ご覧ください。

 http://www.akaike-office.net/report/2010/H220528_2+2.pdf

 第一は、平成18年の共同発表は「この強力なパートナーシップは、グローバルな課題に対応し、また、基本的人権、自由、民主主義及び法の支配といった両国が共有する基本的な価値を促進する上で、ますます極めて重要となってきている。」と指摘し、グローバルなテロとの戦いや価値観外交について、言及しており、日米関係の深化が伺われます。

 しかし、今回の共同発表内容は、沖縄普天間問題が足かせとなり、インド洋のテロとの戦いからも徹底しており、大変内向きな内容です。

 「日米同盟が日本の防衛のみならず,アジア太平洋地域の平和,安全及び繁栄にとっても引き続き不可欠であることを再確認した。北東アジアにおける安全保障情勢の最近の展開により,日米同盟の意義が再確認された。この点に関し,米国は,日本の安全に対する米国の揺るぎない決意を再確認した。日本は,地域の平和及び安定に寄与する上で積極的な役割を果たすとの決意を再確認した。さらに,SCCの構成員たる閣僚は,沖縄を含む日本における米軍の堅固な前方のプレゼンスが,日本を防衛し,地域の安定を維持するために必要な抑止力と能力を提供することを認識した。」と今まで当然だったことを改めて「再確認」せざるを得ない内容となっています。

 第二は、今回の共同発表内容が、沖縄普天間問題だけに特化してしまい、平成18年に同意したロードマップには、6項目もの在日米軍再編が書かれていたわけですが、その進捗が隅に追いやられてしまっています。その中で、石原東京都知事の公約であった横田飛行場の民間共用化が、平成18年のロードマップには書かれていたのですが、今回まったく議論されていません。

 以上、概観しただけで、鳩山首相と民主党連理知政権がどれだけ日本の安全とアジア太平洋地域の平和と安定を損ない、結局沖縄県民や日本国民を不信と不安に陥れているのか、分かると思います。

 民主党の改選期を迎える参議院議員は、鳩山首相では戦えないと議院総会で悲鳴を上げ、自らも大変選挙情勢が厳しい輿石東参議院議員会長が官邸に報告に行ったとの報道がありました。「鳩山おろし」が始まりました。

 また、ブログの書き込みにもありましたが、これを機に解散総選挙に追い込もうという草の根運動も起こっています。
 ↑ここまで

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