サッカーW杯:北朝鮮代表、世界各国から冷遇
朝鮮日報のページに、「サッカーW杯:北朝鮮代表、世界各国から冷遇」という記事がある。副題に「『不良政府』のとばっちりを受けたサッカー代表」とあるが、当然だろう。支那や朝鮮では、スポーツも政治になってしまうからだ。困った国々だ。
記事を引用する。
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ジンバブエの市民団体が北朝鮮代表の合宿実施に反発
サッカーの北朝鮮代表チームが2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会直前に予定しているジンバブエ合宿の計画に、暗雲が立ち込めた。
南アフリカの週刊紙「メール・アンド・ガイアン」は16日(韓国時間)、ジンバブエの市民団体が、北朝鮮代表の入国に反発していると報じた。同団体が北朝鮮代表の合宿実施に反対しているのは、1980年から1988年まで続いたジンバブエの内戦が理由だという。当時首相を務めていたロバート・ムガベ現大統領は、自身の親衛部隊を利用して反対派2万人以上を虐殺し、強姦(ごうかん)や拷問を行ったが、この部隊の訓練に当たったのが北朝鮮の軍事教官らだったという主張だ。
特に、北朝鮮代表が滞在するジンバブエ第2の都市ブラワヨは、内戦当時虐殺が集中的に行われたマタベレランドやミッドレンズ地域の中心都市だ。市民団体は、ジンバブエ政府が北朝鮮代表チームの合宿を誘致したのは、当時虐殺された犠牲者・生存者の双方を侮辱する行為だと激しく非難した。
このようにサッカー北朝鮮代表が冷遇されるのは、今年に入ってすでに3度目。世界各地で「不良国家」のレッテルを張られているからだ。
今年2月には、東京で行われたサッカー東アジア選手権に北朝鮮女子代表が不参加を表明。表向きの理由はビザ発給の問題だったが、実際の理由はほかにあった。日本当局が北朝鮮による日本人拉致問題を理由に、北朝鮮代表の入国にずっと反対していたためだった。
日本の次は英国だった。英国は1966年に自国で開催されたW杯で、1次リーグでイタリアを破りベスト8まで進出した北朝鮮代表に歓迎の意を示し、賛辞を惜しまなかった。だが、44年が過ぎた2010年、英国政府は、5月にナイジェリアとの親善試合を予定していた北朝鮮代表の入国に難色を示した。英国だけでなく、欧州連合(EU)全体が、核兵器製造国である北朝鮮の入国は望んでいない。結局ナイジェリアは、北朝鮮を親善試合の対象から外すことを余儀なくされた。
W杯1次リーグではG組に属し、ブラジル、ポルトガル、コートジボワールとの対戦を控える北朝鮮は、大会前にまず、世界中の冷ややかな待遇と「対戦」するという寂しい状況に追い込まれている。
イ・ゴン記者
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