September 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

新・独書リスト

音リスト

« 東シナ海ガス田 国益守れてこその友愛だ | Main | 支那・中国人の急増に警戒の目を! »

April 14, 2010

普天間移設についての各紙社説

 14日朝刊の各紙に、普天間移設についての社説が載った。どの新聞も「5月に決着できるのか」疑問を呈している。見出しを列挙する。

 産経: 普天間問題 分散移設には欠陥がある
 読売: 普天間移設 5月決着は実現できるのか
 毎日: 普天間移設 「5月決着」できるのか
 朝日: 普天間移設―鳩山首相にもう後はない

 なかでも政府案に欠陥があると指摘したのは産経新聞だけだ。他は移設候補地が反対しているとかを書いている。あと、朝日新聞だけは、まだ「現行案が最善とする米国の態度を変えさせる」つもりであるようだ。しかし、国家間の合意事項を、政権交代したからと一方的に反故にする方が悪いのだ。諸悪の根源は鳩山首相にある。

 各紙の社説から抜粋する。


 産経新聞

 「普天間移設先について政府内では2段階移設案なども浮上したものの、連立与党内の不一致で正式な政府案となっていない。その一方で鳩山首相は今月2日、関係閣僚会議で『徳之島を全力で追求してほしい』と指示したという」

 「地元の反対に加え、首相のいう分散移設には致命的といえる問題がある。海兵隊の即応態勢と抑止能力を維持するには、陸上部隊とヘリ部隊が同じ地域に駐留する『一体運用』が不可欠だ。それなのに徳之島などへ無理に分散させれば、同盟の抑止力が決定的に損なわれる恐れが強いからだ

 「先月末、ウィラード米太平洋軍司令官が『ヘリ部隊を県外に出せば海兵隊の任務が達成できなくなる』と訴えたのもそのためだ。首相の構想には軍事的要素も安全保障上の配慮も欠落している

 「もともと鳩山政権は、今にいたるも日米間で合意した現行計画のどこがいけないかを明確に説明していない。鳩山氏が政権交代前に『県外移設』を掲げたというだけで、国民にも米政府にも合理的な説明責任を果たさないままで迷走を重ねていることに問題の根幹があるといわざるを得ない」


 読売新聞

 「オバマ大統領は核安全サミット中、13か国首脳と公式に会談する予定だ。ところが、同盟国のうえ唯一の被爆国として核問題で多くの協力が想定される日本とは、わずか10分間の接触にとどめた」

 「その背景に、普天間問題をめぐる日本側の一連の迷走に対する米側の不信感があるのは確実だ」

 「鳩山首相が12月の国際会議でクリントン国務長官と同席後、問題先送りに『理解が得られた』と身勝手な解釈を披露した非常識な振る舞いも、影響したのだろう

 「軍事施設の移設は、様々な部隊運用上の条件が伴い、専門的かつ技術的な検討を要する」

 「移設先でも、経済振興策への期待から誘致に前向きな人たちが一部にいたとしても、安全や環境面の理由で断固反対する勢力が多数いるのが通例だ。地元の了解取り付けは並大抵な作業ではない」

 「いずれも、単に政治家が「政治主導」の名の下で決断し、強権を発動すれば、実現するような単純な問題ではない。鳩山内閣は、政権運営の経験が乏しいとはいえ、そんな初歩的なことさえ認識していなかったのだろうか


 毎日新聞

 「鳩山政権内では依然として、首相らの考えとは別に、社民党が国外移設を模索し、国民新党も公式にはキャンプ・シュワブなどへの移設を求めている。首相が連立与党をまとめきれず、政権が一枚岩でないことも、米政府や沖縄県など日本国民の不信を買う大きな理由の一つだ」

 「普天間問題は、鳩山政権にとって当面、最大の課題である。その行方を国民は注視している。飛行場が現在のまま住宅密集地に存続し、継続使用されることになれば、首相の政治責任は極めて重大である。首相には、『5月末決着』を繰り返してきた言葉の重みをかみしめ、解決のための行動を急いでもらいたい」


 朝日新聞

 「首相は国会での先の党首討論で、『腹案がある』と思わせぶりに語った。しかし、当初、3月中にまとめるとしていた政府案なるものはいまだ判然としない。糸口すら見いだせていないのが実情ではないのだろうか」

 「首相はこれまで移設先の地元と米国政府双方の理解を得て案をまとめると繰り返してきた。今なお現行案が最善とする米国の態度を変えさせるためには、とりわけ地元の同意が重要だ。口約束を繰り返す暇があったら、首相は調整の最前線で汗を流すべきなのだ」

 「安保の負担を分かち合ってもらうためには、並大抵の説得では済まない

 「移設反対の市長が誕生した以上、いまさら名護市辺野古に移す現行案の実現は極めて難しくなった。新たな移設先が見つからなければ、結局は普天間がそのまま残るか、結論をさらに先延ばしするしかなくなる」

 「いずれも鳩山政権に対する国内外の信頼を決定的に失墜させ、存亡の危機にすら直面させるだろう」

« 東シナ海ガス田 国益守れてこその友愛だ | Main | 支那・中国人の急増に警戒の目を! »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74706/48086642

Listed below are links to weblogs that reference 普天間移設についての各紙社説:

« 東シナ海ガス田 国益守れてこその友愛だ | Main | 支那・中国人の急増に警戒の目を! »