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April 01, 2010

小学校教科書についての各紙社説

 4月1日の各紙朝刊に、小学校教科書についての社説が載った(読売は前日)。見出しを列挙する。

 産経: 小学校教科書 神話で日本のよさ学ぼう
 読売: 新教科書検定 充実した内容をどう生かすか
 毎日: 新教科書 分厚さ、うまく活用を
 朝日: 小学校教科書―「分厚い」を「楽しい」に

 各紙の社説から抜粋して意見を書く。

 産経新聞

 「来年4月から使われる小学校教科書の検定結果が公表された。特徴的なのは、国語で全社の教科書に「因幡(いなば)の白ウサギ」など神話が取り上げられたことだ」

 「神話は古事記や日本書紀などにある古代日本の物語で、その時代の人々の生活や考え方を伝える貴重な遺産だ。ところが、戦後の学校教育では軽視されてきた。自国の伝統文化に親しみ、誇りを持てる教育を実践してほしい」

 「今回は、国や郷土を愛する態度や伝統文化の尊重を重視した改正教育基本法の成立後初めての検定である。同法の理念が教科書に反映されたことは評価したい」

 日本に生まれながら日本の神話も知らない。こんな理不尽な状況を、新しい教科書は多少なりとも改善してくれるであろう。わしは、幼稚園のときから「かみさまのおはなし」という本を読んでいて、神話は一通り知っていた。が、通っていた幼稚園はキリスト教系だ。家の宗派は浄土真宗。よくぞ頭がこんがらなかったものだ。

 「一方、社会科では、全社が「竹島」について記述した。検定では地図中の竹島が日本の領土と分かるよう国境線を明示するよう求められた。国土について正しく教えるのは当然である」

 対馬と朝鮮半島の間に国境線を引くのと同じ位、当然だろう。今まで地図に竹島を載せていなかったのか、国境線を引いていなかったりしたのがおかしいのだ。

 「だが、『アジア・太平洋戦争』という一部学者らが使うイデオロギー性の強い用語が見られるなど自虐史観から抜け出せない記述は相変わらずある」

 「日教組など一部組合の教員を中心に、愛国心や伝統文化を尊重することに拒否反応を示す動きが依然として残っている。一新される小学校教科書でどのような授業が行われるか注視したい」

 わしの子供も小学生のときに、学習指導要領を無視した、自虐的な歴史を教えられていた。教科書も日本を侵略者とするひどい記述だった。いずれまとめてみたい。幾ら教科書がまともになっても教師が日教組の言いなりなら、自虐的な教科書さえ使わないかもしれないのだ。


 読売新聞

 「学ぶ内容を大幅に増やした新学習指導要領に基づくもので、教科書のページ数は、学習内容を大きく減らした2000年度検定時の教科書よりも、平均で4割以上増えた。『ゆとり教育』からの転換が鮮明になっている」

 「国際的な学力調査で日本の子どもの学力低下が示され、ゆとり教育の弊害が明らかな以上、学習する量を増やすのは当然だろう」

 日教組の言うように、出来ない子供に合わせた平等な教育(これを教育といえるのか?)をしていれば、学力は落ちるに決まっている。例えば、算数では割り算の仕方を時間をかけて子供に「発見」させる。計算練習はほとんどしない。基礎学力がつくわけが無い。計算の仕方を教えて、繰り返し練習問題をやらせたら、理屈は後からでもわかってくる。自分で発見したり考えたりするほど高度な内容ではないのだ。あくまでも基礎なのだから。

 「各教科に共通するのは、習った内容を定着させるため、繰り返し学習させる手法が数多く取り入れられていることだ」

 基礎の繰り返し。結構なことである。

 「問題は、こういった教科書を教員がどう使いこなすかである」

 「すべて教えようとすれば、児童の学習能力を超え、「詰め込み」に逆戻りしかねない。取捨選択して、理解度を把握しながら授業を進める力量が求められる」

 それよりも、学校の週休2日制をやめて、土曜日の半日を授業に充てれば、余裕が出てくるのではないか。日教組の教師が労働者の権利として休みを求めた結果に過ぎないのだから。まずは子供への教育を一番に考えるべきだ。そうすればおのずと「聖職者」としての立場も取り戻せるのではないだろうか。


 毎日新聞

 「分厚くなったのは項目が増えたためだけではなく、引きつけて考えさせるため腐心したからでもある」

 「学力定着のため下の学年で習ったことを形を変えて学ばせる反復学習も特徴だ。指導要領を超えた「発展的内容」とされるものと併せ、習熟度別に活用することもできそうだ」

 「新指導要領に伴い、古文や漢文、短歌、俳句など伝統文芸、文化も登場した。学校でなじめなかったことなどから若い世代の古典離れがいわれるようになって久しい。その魅力を子供たちに感じさせてほしい」

 お上(文部科学省)に反発的な毎日新聞にしては、意外と肯定的な社説である。

 「今回の教科書検定から審査の『議事概要』が公開された。『密室審査』批判に応じたものだが、どのような事柄が取り上げられたかは分かるが、どういう意見の応酬があったかははっきりしない」

 議事概要が公開されただけでも一歩前進だ。だが、毎日新聞の論調では、検定は悪という含みがある。


 朝日新聞

 「子どもたちの知識が薄っぺらになっていることは心配だった。教科書の内容が豊かになったのはよいことだ。学びの幅も広げられるだろう」

 よくそんなことが言えるものだ。受験競争や詰め込み教育を批判し、ゆとり教育を好評価してきた朝日新聞が、今頃何を言っているのか。また論調を180度ひっくり返したのか。読者は置き去りだ。朝日新聞の変節にはあきれた。

 「これからは、もっとやわらかく教科書を使う必要がある。基礎は大事にしつつ、子どもの理解に合わせて、取り上げる内容を吟味し、考える時間をたっぷりとるようにする。教え込むだけの素材ではなく、子どもの気づきを引き出す道具でもある、と考えたい」

 だがやはり、ゆとり教育には未練があるようだ。「子どもの気づきを引き出す道具でもある」と書いている。気づかせるのには馬鹿みたいな時間がかかるのだ。まずはやり方を教えて練習問題を繰り返す。感じであれば書き取りを何度もやらせる。基本の繰り返しを行わないと、基礎学力がつかない。

 「手取り足取りのヒントがたくさん載っている。でも本来、教える工夫を編み出すのは、教室で毎日子どもと向き合う先生たち自身だ。そのためには、先生たちへの応援も必要だ。最近は、授業方法や教材を研究する暇もないほど忙しいという。先生の数を増やし、雑務を減らして、指導力を磨く時間を確保してゆかねば」

 学校の教師と言う性質上、無理に土曜日を休みにする必要はないのではないか。また、先生の数を増やす必要など無い。少人数学級をやめて45人学級にでもすればよいではないか。まとめて教える分、効率的だ。少子化の時代に、大人数で生活をする機会は重要ではないだろうか。

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