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March 25, 2010

予算成立についての各紙社説

 25日の各紙朝刊に、予算成立についての社説が載った。タイトルを列挙する。

 産経:来年度予算成立 ごまかし財政では国滅ぶ ばらまき公約を正直に見直せ
 読売:10年度予算成立 マニフェストの抜本見直しを
 毎日:予算成立 首相の地力問われる時
 朝日:予算成立―公約の見直しに踏み出せ


 最も現実的で厳しいのは、タイトルでわかる通り産経新聞だ。「ごまかし財政では国滅ぶ」。そこまで言い切った新聞は他にない。

 「来年度予算が成立した。鳩山由紀夫政権による初の予算だが、財源なき政権公約の実施などで財政悪化は目を覆うべき水準に達し、このままでは再来年度は予算が組めない状況になったといえる

 「来年度予算の最大の特徴は、44兆円の国債発行額が37兆円の税収を上回ったことにある。当初予算ベースでの逆転現象は実質的に戦後初めてであり、そのギャップの異常さにも驚かざるを得まい」

 このように財政危機を自ら作り出し、我々の子孫に借金を肩代わりさせた予算など、到底容認できない。どうせ来年度はもっと赤字国債を発行するのだろう。日銀引き受けという禁じ手を使うのではないか。

 「世界同時不況で税収見込みが大幅減少するにもかかわらず、社会保障費を中心に歳出規模を過去最大の92兆円強に膨らませたからだ。とりわけ、子ども手当や高校授業料無償化など政権公約の部分実施を組み込んだのが大きい」

 一番の無駄は、すぐに行う必要のない民主党のこれらの政策であった。まるで笑い話だ。

 「せめて財源なき公約の撤回か大幅見直しを断行しないと、国民の将来不安はさらに高まろう。例えば子ども手当にしろ、少子化対策か景気対策か政策目的が分からないこともさることながら、どちらにしても効果は薄い。多くは貯蓄に回ってしまうからだ」

 「このまま大衆迎合の財源なき公約を実施していけば、取り返しがつかなくなる。将来の増税は絶望的な幅になり成長も阻害するからだ。鳩山政権と民主党は夏の参院選に向け破綻状態に近い財政の実情と増税の必要性、さらに正直な政権公約を国民に示すことだ」

 日本だけが景気回復から取り残され、株価も回復せず、国民の不安が高まっているのは全て民主党政権のせいである。民主党が日本経済を破壊しているのだ。

 社説では、闇法案には触れていないが、日本そのものを破壊しようとしているのが民主党だ。


 読売新聞も、国債による歳出の大幅増を問題視している。

 「極めて問題の多い予算なのに、与党ペースで掘り下げた議論もせず、政府案通り成立に至ったのは遺憾である

 ろくに議論もしないというか、民主党が聴く耳をもたなかったというのが正解ではないか。

 「10年度予算は、民主党の政権公約(マニフェスト)に基づき、費用のかさむ政策が数多く盛り込まれたことで、一般会計総額が92兆円と大きく膨らんだ

 「一方、税収は37兆円余りに落ち込むため、当初予算としては過去最大となる44兆円もの国債を発行してしのぐ有り様だ。当初予算で国債発行額が税収を上回るのは、戦後初という異常事態である

 異常事態という認識は産経と同じだ。その原因が民主党の無茶苦茶なマニフェスト実施にあるのだ。

 「鳩山内閣は、財政事情の厳しさを再認識し、マニフェストへのこだわりを捨てて、財政健全化に努めなければならない」

 正にその通りである。

 「昨年の事業仕分けで削減されたのは7000億円に過ぎないことを考えれば、無駄減らしによる財源捻出は絵に描いた餅である

 初めからわかっていたことだ。衆院選挙前にマスコミがしっかりと批判すべきではなかったか。

 「歳入が足りず、無駄にも切り込めないとなれば、マニフェストによるバラマキ政策を大幅に見直すしかあるまい」

 サルでもわかる理屈だ。民主党員にはわからないらしい。

 「消費税率引き上げなどによる中期的な財政健全化の道も、早急に示す必要があろう」

 まず民主党による無駄な歳出をなくしてからの話だ。


 毎日新聞は、「これからがまさに政権の地力が問われる場面となる」と書くのだが、財政に関する危機感が全くない。

 「総額92兆円の2010年度予算が成立した。まずは、戦後5番目のスピード成立を良しとしたい。月1万3000円の子ども手当や高校授業料無償化など、昨年8月の衆院選で民主党が国民に約束したマニフェストの多くが新年度から実施に移される。模様眺めの景気にとってはマイナスにはならないだろう

 子ども手当も高校授業料無償化も目的が曖昧な途方もない無駄遣いなのに、この言い草だ。ボケているのか。


 朝日新聞が一番ひどい。

 「政権攻撃が狙いではあっても、予算案審議でこれほどマニフェストが論じられたことは過去にない。与野党が衆院選で公約を競い合い、政権交代が実現したからこそ起こった変化である

 「政策をないがしろにして政局にかまけることは許されない時代になった。日本の民主主義の一歩前進である

 まだこの期に及んでも「政権交代」はよかったと言っている。これで誤魔化せると思うのは読者をバカにしているとしか思えない。また、予算案審議でマニフェストがかなり論じられたのは、実現不可能だったからだ。それを無視して、数の力で成立させたのが今回の予算だ。

 朝日は「日本の民主主義の一歩前進」などとよく言えるものだ。小沢民主党独裁体制になっているのに。これでは日本の民主主義は大幅に後退だ。北朝鮮「民主主義」人民共和国のように使われる「民主主義」に近づいている。

 「民主党の小沢一郎幹事長も、参院選マニフェストは『衆院選のと大きく変わるはずはない』と、小幅修正にとどめたい意向を示唆している」

 「だが、それで済むだろうか。財源不足ははっきりしている。あれもこれも、というわけにはいかない。総額を圧縮し、政策の優先順位を明確にする。地に足のついた内容に改めることこそ、責任ある態度ではないか」

 「中身に無理があるとわかった以上、十分に説明したうえで手直しするなら、有権者は理解するだろう

 幾ら手直ししても、小沢や鳩山の不祥事もあり、有権者はもう理解しないと思う。甘すぎるぞ、朝日新聞。

 「自民党にも同じことが求められる。民主公約の『いい加減さ』を追及してきた以上、確かなものをつくれなければ話にならない。消費増税を含む財源論が問われる」

 「政権交代」を失敗と認めないだけでなく、逆に自民党を攻撃する。偏向もはなはだしい。社是は「不偏不党」のはずだが、全く守られていない。とんでもない新聞だ。朝日新聞が民主党をつけあがらせたという面がある。日本の政治を混乱させた責任を取れ。マスコミは第4の権力だからな。

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