September 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

新・独書リスト

音リスト

« 産経新聞による「外国人参政権」についてのアンケート結果 | Main | サルでもわかる日本核武装論 »

January 30, 2010

鳩山首相のブッ飛んだ所信表明演説

 そういえばまだ所信表明演説やってなかったんだ。何をするにもいつまでかかっていることやら。

 今朝の新聞に鳩山首相の所信表明演説の全文が載っていたので、読みたくもなかったが、仕方なく一通り目を通した(苦痛だった)。やっぱりおかしい。日本の置かれた現実を見ていない。経済危機もそうだし安全保障もそうだ。日本の首相なら日本を、日本人を護ることを考えるべきではないか。それがすっぽりと抜け落ちている。

 所信表明演説から抜き出して意見を書く。

 「いのちを、守りたい。いのちを守りたいと、願うのです。生まれくるいのち、そして、育ちゆくいのちを守りたい」

 何じゃこれは。日本人のいのちのことかとおもえば違う。

 「世界のいのちを守りたい」

 首相は地球全体の「いのち」のことを念頭にして言っているようだ。

 「この宇宙が生成して137億年、地球が誕生して46億年。その長い時間軸から見れば、人類が生まれ、そして文明生活をおくれるようになった、いわゆる『人間圏』ができたこの1万年は、ごく短い時間に過ぎません。しかし、この『短時間』の中で、私たちは、地球の時間を驚くべき速度で早送りして、資源を浪費し、地球環境を大きく破壊し、生態系にかつてない激変を加えています。約3千万とも言われる地球上の生物種のうち、現在年間約4万の種が絶滅していると推測されています。現代の産業活動や生活スタイルは、豊かさをもたらす一方で、確実に、人類が現在のような文明生活をおくることができる『残り時間』を短くしていることに、私たち自身が気づかなければなりません」

 宇宙の誕生から話す。そして人類の登場は非常に短いという。サヨクが日本の歴史を軽視する手法だ。137億年とか1万年とか、過去のことはどうでもいいから、せめてこれからの数年だけでもちゃんと考えてくれ。どうせ次の選挙のときまでしか考えていないと首相は言っていたはずだ。それすらできそうにない。

 「新しい未来を切り拓(ひら)くとき、基本となるのは、人を育てる教育であり、人間の可能性を創造する科学です」

 そのくせに日教組の言いなりになり、教員免許更新制度や全国学力テストを廃止するのか。また、財務相の言いなりになって(どこが政治主導か)、科学技術の予算を削ったのは誰か(一部復活したが)。よく考えてみよ。

 「《子供のいのちを守る》
 所得制限を設けず、月額1万3千円の子ども手当を創設します」

 手当てが子供のために使われる保障などどこにもない。無駄な税金のバラ撒きだ。

 「今後の世界経済におけるわが国の活動の場として、さらに切り拓いていくべきフロンティアはアジアです。環境問題、都市化、少子高齢化など、日本と共通の深刻な課題を抱えるアジア諸国と、日本の知識や経験を共有し、ともに成長することを目指します」
 「昨年の所信表明演説で、私は、東アジア共同体構想を提唱いたしました。アジアにおいて、数千年にわたる文化交流の歴史を発展させ、いのちを守るための協力を深化させる、『いのちと文化』の共同体を築き上げたい。そのような思いで提案したものです」

 首相のいうアジアは特亜諸国が中心になっている。小沢・民主党が大挙して中国を訪問し、韓国でも天皇の祖先は韓国人だと持ち上げてきたことからもわかる。このような日本を仮想敵国とし、日本に向けて実際にミサイルを配備している国とどうやって「共同体」を築きあげるのか。そうでなくても、歴史も文化も習慣も全く異なっているというのに。近隣諸国だからというだけで共同体は築けない。少しは勉強しろよ。そして日本の安全保障のことを真剣に考えてくれ。

 「事業仕分けや子育て支援のあり方については、ご家庭や職場でも大きな話題となり、さまざまな議論がなされたことと思います。私たちは、これまで財務省主計局の一室で官僚たちの手によって行われてきた予算編成過程の議論を、民間の第一線の専門家の参加を得て、事業仕分けという公開の場で行いました。上から目線の発想で、つい身内をかばいがちだった従来型の予算編成を、国民の主体的参加と監視のもとで抜本的に変更できたのも、ひとえに政権交代のたまものです」

 事業仕分けが「国民の主体的参加と監視のもとで」行われた? 馬鹿も休み休み言え。正に財務官僚たちの手で提出された事業を官僚のマニュアル通りに仕分けただけではないか。国民にテレビで見せたのは単なるパフォーマンスだ。衆愚政治ここに極まれり、という感じだ。

 「政治資金の問題については、私自身の問題に関して、国民の皆さまに多大のご迷惑とご心配をおかけしたことをあらためてお詫(わ)び申し上げます。ご批判を真摯(しんし)に受け止め、今後、政治資金のあり方が、国民の皆さまから見て、より透明で信頼できるものとなるよう、企業・団体献金の取り扱いを含め、開かれた議論を行ってまいります」

 じゃあまず自分の問題について、お詫びはいいからちゃんと説明してみろ。小沢に「検察と対決してください」という言い方は自らの立場が分かっていないし、国民の信頼など絶対に得られない。「開かれた議論」ではなく、「小沢独裁政治」だ。

 「わが国が提出し、昨年12月の国連総会において採択された『核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意』には、米国が初めて共同提案国として名を連ねました。本年は、核セキュリティ・サミットや核拡散防止条約運用検討会議が相次いで開催されます。『核のない世界』の実現に向け、日米が協調して取り組む意義は極めて大きいと考えます」

 アメリカは絶対に核を手放さない。北朝鮮も同じだ。首相は核兵器のバランス・オブ・パワーということを全く理解していない。日本の安全保障に対して非常に危険だ。本来なら、「核保有国に囲まれており、中国の軍備拡張に備えるためにも、日本も核保有を検討します」ぐらいのことを言うのが首相の務めだ。平和ボケというか非常に能天気だ。脳も天気なんじゃないか。

 「北朝鮮の拉致、核、ミサイルといった諸問題を包括的に解決した上で、不幸な過去を清算し、日朝国交正常化を実現する。これは、アジア太平洋地域の平和と安定のためにも重要な課題です。具体的な行動を北朝鮮から引き出すべく、6者会合をはじめ関係国と一層緊密に連携してまいります。拉致問題については、新たに設置した拉致問題対策本部のもと、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、政府の総力を挙げて最大限の努力を尽くしてまいります」

 6者協議が北朝鮮の核開発の時間稼ぎであったことは既に明白である。にもかかわらずこのような絵空事を言う。拉致は侵略なのだから、自衛隊を出動させよ。アメリカと協力して、アメリカの核で支援してもらえばよかろう。その程度のことは考えてくれよ、首相なら。

 「人のいのちを守る政治、この理念を実行に移すときです。子供たちに幸福な社会を、未来にかけがえのない地球を引き継いでいかねばなりません」

 赤字国債で膨大な額の予算を成立させておいて何が「子供たちに幸福な社会を」だ。「子供たちに我々の借金の肩代わりをさせよう」というのが正しい。

 もう疲れた。

« 産経新聞による「外国人参政権」についてのアンケート結果 | Main | サルでもわかる日本核武装論 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74706/47432128

Listed below are links to weblogs that reference 鳩山首相のブッ飛んだ所信表明演説:

« 産経新聞による「外国人参政権」についてのアンケート結果 | Main | サルでもわかる日本核武装論 »