天皇は過去の戦争について反省している
中央日報に「天皇は過去の戦争について反省している」という記事がある。京都大学上田正昭名誉教授という人物へのインタビュー記事なのだが、この人、ボケてきているのではないか。何箇所か抜粋してみる。
「日本は過去の侵略と植民地により朝鮮民族の多くの人たちに多大な被害を与えた。言葉と名前、命まで奪った。私がしたことではないが、先輩たちの過ちをとても申し訳なく思う」
違うだろう。「日本は過去の委任統治により朝鮮民族の多くの人たちを幸福にした。名前を日本風にすることさえ許した。韓国語に加えて日本語も教えた。私がしたことではないが、先輩たちはよくやったと思う」
創氏改名というが、どこの植民地で支配国と同じ様式の名前をつけるのを許す国があったか。「侵略」でも「植民地支配」でもなかった証拠の1つだ。
「独島問題は日本が教科書に記述する事項ではない。歴史からは事実を性格に記述することが重要だ。理念に基づいて歴史を書かなくてはならない」
では、いきなり「日本が教科書に記述する事項ではない」というのはおかしい。事実を「正確」に記述するのが当然なのだから、日本の教科書に、「竹島は日本領」と書くべきだ。李承晩が一方的に竹島を韓国に編入・略取したというのが事実なのだから。日韓での近代史の共同研究が一向に進まなかったのは、韓国が事実や資料を無視して「竹島は韓国領」などと主張ばjかりしていたからである。
「特に古代日本の飛鳥文化は韓国とのゆかりがとても深い。また国同士の関係に劣らず民間関係が重要だ」
これはその通りなのだが、韓国の歴史教科書には、韓国が日本に文化を「教えてあげた」と恩着せがましく書いてある。中国の文化をほとんどそのまま通しただけではないか。また、日本では文化を教えてもらった見返りに、帰化した朝鮮人を朝廷の要人として優遇していた。持ちつ持たれつの関係であったといえる。
最後に、このインタビューの内容と、見出しの「天皇は過去の戦争について反省している」とは一切関係が無い。なぜなら、日本は韓国と戦争など一切していないのだから。韓国はそれよりも今も休戦中の朝鮮戦争を何とか終結させるべきではないか。六カ国協議などと他国に迷惑を巻散らかさず、「世界一優秀な民族」なのだから、自分たちで解決して見せろ。
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