北朝鮮非難の国会決議を採択 共産・社民は日本から出て行け
産経新聞のページに、「【北ミサイル発射】衆院本会議で、北朝鮮非難の国会決議を採択」という記事がある。共産党と社民党は「中国もロシアも国連決議違反といっていない」などとして「違反」という表現を削除するよう要請したという。しかし要請が受入れられず、共産党は決議に反対し、社民党は棄権した。
全会一致にならないことで、北朝鮮に対するメッセージを弱めることになる。どこまで北朝鮮に気を遣うのか。日本国民の安全よりも北朝鮮や中国・ロシアを慮る。これでは日本の政党とはいえないのは明らかだ。政治家を辞めてしまえ。
また、民主党も「強い表現にしないと党内が持たない」からという党の事情で賛成に回ったようだ。その程度の国防意識しかない政党なのである。
記事を引用する。
↓ここから
北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に抗議する国会決議が、7日午後の衆院本会議で、自民、民主、公明、国民新の4党などの賛成多数で採択された。
決議は自民、公明両党の共同提案によるもので、題名には「北朝鮮によるミサイル発射」。今回の発射を「国連決議第1695号および第1718号に明白に違反し、わが国として断じて容認できるものでない」と批判し、日本政府には「断固たる抗議の意志を北朝鮮に伝え、更なる独自の制裁を強めるべき」と求めた。
その上で「国連安全保障理事会において、国際社会の一致した意志を決議などで明確にするよう努力すべき」と締めくくった。
決議をめぐっては、共産、社民両党が「中国もロシアも国連決議違反といっていない」などとして「違反」という表現を削除するよう要請。日本独自の制裁強化を求めるくだりも「必要かつ適切な措置」へ表現を弱めるよう求めた。
民主党は「強い表現にしないと党内が持たない」として、7日午前に野党間の文案調整作業を打ち切り、与党案に賛成した。このため共産党は決議に反対し、社民党は棄権した。
↑ここまで
同じく産経新聞のページに、「衆院の北朝鮮抗議決議全文」が載っているので記録の為引用する。一読してもわかるが、決議に反対したり棄権したりする内容ではない。ごくごく常識的で穏当な内容だ。これがもし、「北朝鮮のミサイルを日本への宣戦布告とみなす」というのであれば、反対しても良いだろうが(北朝鮮はこの反対のことを明言しているのだが)。
↓ここから
北朝鮮は、わが国をはじめ、国際社会からの度重なる中止要請を無視して、4月5日、ミサイル発射を強行した。
そもそも今回の発射は、北朝鮮は弾道ミサイル計画に関連するすべての活動は停止しなければならない旨を規定している国連決議第1695号および第1718号に明白に違反し、わが国として断じて容認できるものではない。
本院は、あらためて、北朝鮮に対して、国連決議の規定を順守するとともに、6者会合共同声明を完全実施するよう強く求める。また国際社会に対し、それらの国連決議に基づく制裁規定を完全に順守するよう強く求める。
政府は、本院の趣旨を体し、わが国の断固たる抗議の意思を北朝鮮に伝えるとともにさらなるわが国独自の制裁を強めるべきである。同時に、関係各国と連携しながら、国連安全保障理事会において、国際社会の一致した意思を決議等で明確にするよう努力すべきである。
↑ここまで
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