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February 26, 2009

天声人語は天声人誤

 朝日新聞の2月26日の天声人語を読んだ。ここでもまた麻生叩きが行われている。紙面を挙げて徹底的に論陣を張る(というと聞こえがよいが、読者を扇動する)のは朝日新聞の特徴だが、やりすぎの感がある。

 麻生首相を本のジャケットに例え、中身は同じでジャケットが変っただけと揶揄する。それに対してオバマ米大統領という新しいジャケットは、選挙で選ばれたという自負と自信が備わっているというのだ。

 日本は議院内閣制でアメリカは大統領制なのは小学生でも知っている。首相が交代したからといって国民の選挙で選ばれるはずはないのだが、この言い方だ。

 天声人語のいう「悪書にまさる泥棒はない」という諺を、「悪紙にまさる泥棒はない」と変えればどうかと思う。

 余談だが、「天声人語」という言葉は中国の古典が原典であると朝日新聞は言っている。天に声あり人をして語らしむ、というらしい。であれば「天」というのは皇帝と考えるべきなのだが、朝日新聞は「天から自然に聞こえてくる声」というように解釈している。皇帝(や天皇)が嫌いだからスリカエているのだ。平気で誤魔化す体質はマスコミとしての資質に反するのではないか。

 天声人語は次の通り。

 ↓ここから
 本を手に取るきっかけは様々だが、近頃は「ジャケ買い」が多いらしい。中身を吟味するよりジャケット、つまり表紙で選ぶことだ。当て込んでか、文庫本の売り場には、俳優の写真など派手な表紙がずらりと平積みされている▼麻生首相も当初、有権者の「ジャケ買い」を期待された。いまや「麻生おろし」の風が吹き、自民党は新たなジャケットを探して蠢(うごめ)く。20年前、「本の中身を変えず、表紙だけ変えてもだめ」と総裁就任を断った元外相、伊東正義の実直は、もはや遠い感がある▼締まらぬ政局を後に麻生氏が渡米し、米国の新しいジャケット、オバマ大統領と会見した。主要メディアの世論調査の支持率は、片や1割台、片や6割台。比べたくはないけれど、冬場と夏の太陽を並べて眺める思いがする▼米国とて、表紙が変われば現実が変わるわけではない。むしろ新奇なジャケットほど、評判倒れの危うさは大きい。そんなオバマ氏を支えるのは、選挙で選ばれたという自負と自信だ。米国民は今後の4年を彼に託した。その洗礼が麻生氏にはない▼本に話を戻せば、両人は奇(く)しくも、日本の出版界の頼もしい助っ人だ。オバマ氏の雄弁と、麻生氏の漢字の読み違い。教師となり、反面教師となって、演説集や読み方の本をベストセラーに押し上げた▼「悪書にまさる泥棒はない」と西洋の諺(ことわざ)に言う。つまらぬ本を読まされれば、金も時間も失うことになるからだ。きたる衆院選での「ジャケ買い」を自戒しつつ、オバマ氏の4年が悪書の執筆に終わらないことを願う。
 ↑ここまで

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