エチオピアで誘拐の女医解放、犯人側「身代金もらった」
読売新聞のページに「エチオピアで誘拐の女医解放、犯人側『身代金もらった』」という記事がある。解放された赤羽桂子さんが日本に帰国した際に、思いっきり笑顔を見せて喜んでいるが、どうも違和感がある。この記事にあるように犯人側は身代金を受取ったという。犯人の要求通りに身代金が支払われたのであれば、約9300万円が税金で賄われたことになる。
外務省は身代金について「答えられない」と言っている。支払っていないとは言えない事情があるのだろう。支払ったのなら堂々と支払ったと言うべきだ。常識的に何もなしに解放されるとは考えにくい。
身代金を支払ったのならもちろんだが、仮にそうでなくても日本政府に多大なる迷惑をかけたのだから、「笑顔で帰国」というのは納得できない。神妙に反省すべきである。
発展途上国で医療に従事するのは立派なことだ。しかし日本でも過疎地では医師が不足している。まずは日本のことを第一に考えて欲しいものだ。
記事を引用する。
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外務省は8日午前、エチオピアで昨年9月、武装勢力に誘拐され、ソマリアで拘束されていた国際医療支援団体「世界の医療団」(MDM)の日本人医師・赤羽桂子(あかはねけいこ)さん(32)が無事解放されたと発表した。
赤羽さんに目立った外傷はなく、受け答えもしっかりしているという。ともに誘拐されていた同僚のオランダ人男性看護師も一緒に解放された。
外務省によると、赤羽さんはソマリア国内で7日午後(日本時間7日夜)に解放され、MDMに身柄を引き渡された。ケニアの日本大使館はMDMから連絡を受け、岩谷滋雄・駐ケニア大使が同日午後5時30分(同午後11時30分)ごろ、ナイロビの空港で赤羽さんを出迎え、本人と確認した。赤羽さんは8日午前現在、ナイロビで健康状態などの確認を受けている。
解放にあたっての身代金の支払いについて、外務省は「答えられない」としている。
2人の救出作業にはMDMが中心となってあたった。このため、外務省は、赤羽さんの言動や解放に至る詳細について「MDMが追って明らかにするので申し上げられない」としている。
赤羽さんはエチオピア東部オガデン地方で巡回医療に取り組んでいたが、昨年9月22日、オランダ人男性看護師とともに同地方で武装勢力に誘拐され、その後、ソマリアの首都モガディシオに連れ去られた。
ソマリアとその周辺では昨年、外国人誘拐事件が相次ぎ、モガディシオでは、別のフランス系人道支援団体関係者など外国人6~8人が現在も拘束されている。
赤羽さんの解放を受け、河村官房長官は8日午前の記者会見で、「卑劣な犯罪行為である誘拐を非難する」と述べた。また、国民に海外の危険地帯に立ち入らないよう求めるとともに、「困っている人々のため(危険地帯に)向かう場合、危険性を周知徹底することが大事だ」として、民間活動団体(NGO)などへの注意喚起に努める考えも示した。
◆赤羽さんと同僚看護師、ナイロビへ移送◆
【ヨハネスブルク=角谷志保美】ソマリアで100日以上拘束されていた「世界の医療団(MDM)」の医師、赤羽桂子さんらスタッフ2人の解放について、武装勢力の犯行グループは7日夜(日本時間8日未明)、「身代金を受け取ったので解放した」と、電話を入れた在ナイロビの関係者に対して明らかにした。
この関係者によると、犯行グループの広報担当者を名乗る男は、ソマリア人の国際送金ネットワークを通じた身代金受け取りを確認した後、7日午後、首都モガディシオで拘束していた赤羽さんと同僚のオランダ人男性看護師を解放した、などと語ったという。2人は地元報道関係者に気付かれないよう、極秘裏にモガディシオの空港から隣国ケニアの首都ナイロビに移動した模様だ。
犯行グループは当初、300万ドル(約2億7900万円)の支払いを要求。その後、日本政府などに人質1人につき各100万ドル(約9300万円)の支払いを求めていた。犯人側との交渉は最後までMDMが担当しているため、詳細は不明だが、実際の支払額は、100万ドルよりも少なくなった模様だ。
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