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December 17, 2008

日中韓首脳会談についての各紙社説

 日中韓首脳会談とはいうものの、支那や朝鮮など話し合いのできるレベルの国ではない。だから会談の内容などどうでも構わないのだが、社説の姿勢が新聞社により異なるので取り上げてみた。各紙の社説の見出しは次の通り(12月14日朝刊)。

 ・産経:日中韓首脳会談 今度こそ「近くて近い国」
 ・読売:日中韓首脳会談 定期対話で「共益」を目指せ
 ・毎日:日中韓首脳会議 東アジアの軸がやっと動いた
 ・朝日:日中韓首脳会議―東アジアの安定装置に

 上から下に行くほど、支那・朝鮮に甘い内容になっている。

 産経新聞の社説が事実を物語っている。抜粋する。

 ↓ここから
 (略)
 これまでいかに近くて遠い関係であったかを示している。未来志向の関係が続かなかった大きな理由は、中韓とも「反日」を国内政治の道具として使ったためだ。
 (略)
 とくに20年連続で2けたの伸び率を示す中国国防費の問題は大きい。地域の不安定要因だ。

 中国の相当数の中距離核ミサイルは日本に照準を合わせている。これをそのまま放置しておいて、共同声明がうたう「将来の3国間協力を促進するための強固な基盤」を築くことはできない。

 また中国の海洋調査船2隻が8日、尖閣諸島沖の日本領海を9時間半にわたって侵犯した。中国外務省は「正常な巡視活動」との談話を発表した。中国は1992年の尖閣諸島を自国領土とした領海法の既成事実化に乗り出したのだ。麻生首相が温家宝首相に対し、「非常に遺憾」と抗議し、再発防止を要求したのは当然だ。温首相は「話し合いを通じ適切に解決したい」と述べた。日本が対抗措置を示さなければ、中国の行動はさらにエスカレートしよう。

 今回は、世界的な金融危機の影響で韓国ウォンが急落し、日本が外貨融通支援を約束するなど3国はまとまりやすかった。中韓とも自国の国益を優先して、臨んでいることを忘れてはなるまい。
 ↑ここまで

 「中韓とも『反日』を国内政治の道具として使った」、「20年連続で2けたの伸び率を示す中国国防費の問題は大きい」、「中国の相当数の中距離核ミサイルは日本に照準を合わせている」、「中国の海洋調査船2隻が8日、尖閣諸島沖の日本領海を9時間半にわたって侵犯した」、等々、3国がまとまる訳が無いような問題を列挙している。そして、「中韓とも自国の国益を優先して、臨んでいることを忘れてはなるまい」と締めくくっている。経済危機に際し、日本からどれだけ金を引き出せるか。支那と朝鮮の思惑はそこにある。

 読売は次のように書く。抜粋する。

 ↓ここから
 (略)
 3か国が共通の課題について連携を深めることは、日中、日韓、中韓の2国間関係にも好影響を与えるだろう。

 一方で、隣国の日中韓の間には、歴史認識や領土をめぐる問題が存在しているのも事実だ。

 麻生首相は日中首脳会談で、中国の海洋調査船が今月上旬、尖閣諸島付近の日本の領海を侵犯したことに遺憾の意を表明した。

 首相の抗議は当然だ。中国は、日中の戦略的互恵関係に障害をもたらすような行動を繰り返してはなるまい。
 ↑ここまで

 「歴史認識や領土をめぐる問題」を指摘し、「中国の海洋調査船が今月上旬、尖閣諸島付近の日本の領海を侵犯した」ことを問題にしている。当然だろう。

 支那や朝鮮に甘い毎日新聞でさえ、次のように書いている。

 ↓ここから
 (略)
 日中間では、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件がまだ解明されていない。加えて、今月には中国の調査船が尖閣諸島沖の日本領海に侵入する事件も起きた。

 内閣府の世論調査で日中関係を良好と思わない人が7割を超え過去最高になったことはこれらと無関係ではないだろう。定例化される3首脳会議は、2国間のこうした問題についても首脳同士が率直に話し合える舞台になるはずである。
 ↑ここまで

 毎日は「中国製冷凍ギョーザによる中毒事件」、「中国の調査船が尖閣諸島沖の日本領海に侵入」(侵犯とは書かない)を挙げているが、話し合いで解決するとは思えない。見通しが甘すぎる。

 さて、朝日新聞は、領海侵犯も毒餃子も、支那の軍事増強もミサイルも一切書かない。「中国様」に異を唱えることができないのだ。いつもながら1紙だけ特異な社説である。朝日新聞は公器ではなく、ただのアジビラであるといえる。抜粋する。

 ↓ここから
 (略)
 ASEAN首脳会議の場で、初めて3カ国首脳だけが会談したのは1999年11月。以後の会談もそうした場所を借りたあわただしいものだった。小泉政権時代、首相の靖国神社参拝が原因で見送られたこともあった。
 (略)
 各国首脳が頻繁に会って本音をぶつけ合うのは、例えば欧州では当たり前のように行われている。遅ればせながらも日中韓3カ国の首脳が自然体で会談し、それを定例化することに合意したことは評価したい。
 (略)
 ↑ここまで

 小泉政権で日中首脳会談が行われなかったのは中国の勝手である。にもかかわらず朝日新聞は「首相の靖国神社参拝が原因」と日本に非があるかのように明言する。とんでもない新聞だ。

 朝日新聞は「本音をぶつけ合う」というが、日中韓は欧州のように文化的にも民度においても均質的ではない。そんな3国で「首脳が自然体で会談」しても何も解決しない。産経新聞が書いているように、「中韓とも自国の国益を優先して臨んでいる」のだ。小学生の作文ではないのだから、理想ばかりを書いても仕方が無い。日本にとっては害にしかならない社説だ。

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