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November 13, 2008

「東京裁判60年―歴史から目をそらし続ける朝日新聞

 朝日新聞の11月13日の社説は「東京裁判60年―歴史から目をそらすまい」だ。歴史を歪曲し目をそらしている張本人が何を言っているのかという内容だ。日本は東京裁判の「諸判決」を受諾したのだが、朝日新聞は「裁判」を受諾したと(意図的に)書き、誤った結論に読者を導こうとしている。

 社説を引用しながら意見を書く。

 「極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判の判決から60年がたった。第2次世界大戦後に日本の戦争指導者を裁いたこの国際裁判は、東条英機元首相ら7人を絞首刑にするなど、日本の政治家や軍の幹部25人を厳しく断罪した」

 「はるか昔の裁判だが、今もなお激しい論争の的だ。日本の過去の植民地支配や侵略を正当化した田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長の論文でも、東京裁判で認定された日本の戦争犯罪が、今もいわばマインドコントロールのように日本人を惑わしていると批判した」

 朝日新聞は田母神氏の批判が余程気に入らなかったのだろう。だからこの社説を書いたのではないか。

 「東京裁判をどう見るかは、有罪となったA級戦犯を合祀(ごうし)した靖国神社に首相が参拝することの是非と結びついている。政治と不可分の問題なのだ」

 首相の靖国参拝を政治問題化し、国際問題にまで広げてしまったのは他ならぬ朝日新聞である。所謂「A級戦犯」が靖国神社に合祀された時点では、首相の靖国参拝は何ら問題になっていない。そもそも「A級戦犯」が合祀されたのは、日本では戦犯ではないと結論が出たからだ。国会で議決されている。

 「東京裁判となると、とかく議論が熱くなりがちだ。だが、私たちがまず確認すべきことは、東京裁判が極めて複雑な問題だという冷厳な事実である。『勝者の裁き』か『文明の裁き』かという二元論で、万人の納得のいく解釈はできない。それを単純化して白黒をはっきりさせようというところに、実は大きな落とし穴がある」

 それを単純化して「文明の裁き」だと言い続けているのが朝日新聞である。公平な立場で社説を書いているように見せかけているが、社説の後半は東京裁判の意義ばかりを主張しているのだ。

 「論点を整理しよう。東京裁判に問題があるのは事実である。戦争が行われた時点では存在しなかった『平和に対する罪』や『人道に対する罪』で裁くことは、法律学でいう事後法にあたりおかしいという批判がある。日本の戦争犯罪は裁かれたが、米軍の原爆投下は審理されなかった。連合国側だけで判事団を構成した。被告の選び方も恣意(しい)的だった」

 これが歴史の真実である。珍しく朝日の書いている通りだ。ところが朝日新聞は歴史的事実を無視して説を続ける。

 「 その一方で、この裁判の意義も忘れてはならない。裁判を通して戦争に至る道が検証され、指導者の責任を問うた。そのことで、戦後日本社会は過去を清算し、次に進むことができた」

 「裁判を通して戦争に至る道が検証され」というが、日本が「自衛戦争であった」という証言や証拠はことごとく却下され、一切検証されていない。連合国は日本の「侵略戦争」と歴史を捻じ曲げたのだ。

 「また、独立回復に際してこの裁判を受け入れたことで、国際社会への復帰を果たした。東京裁判はナチスドイツの戦争犯罪を裁いたニュルンベルク裁判と並んで、戦争を裁くためのその後の国際法の発展に寄与した」

 ナチスドイツは戦争の遂行とは関係なしに、ユダヤ人を捕らえて殺害した。しかし日本はこのような犯罪を行っていない。ニュルンベルク裁判と同列に扱うこと自体が間違っている。それを可能にするために連合国側がデッチあげたのが「南京大虐殺」である。

 朝日新聞は「戦争を裁くためのその後の国際法の発展に寄与した」というが、この60年の間にほとんど戦争裁判は開かれていない。イラク戦争でフセインを裁いた裁判も「茶番」にすぎなかった。

 「こうした両面をそのまま受け入れる必要がある。欠陥に目を向けつつ、この裁判が果たした役割を積極的に生かすのが賢明な態度ではなかろうか」

 裁判が果たした役割は、日本は戦争で悪いことをした、侵略戦争をした、という誤った自虐史観を日本国民に植え付けることだ。そしてアメリカによる日本占領・憲法制定を正当化したことである。日本を心身共に弱体化させるためである。

 「なぜならば、裁判が十全でなかったからといって、日本がアジア諸国に対する侵略を重ね、最後は米国との無謀な戦争に突入し、膨大な人命を失わせた事実が消えるものではないからだ。日本に罪や責任がなかったということにはならない」

 朝日新聞は「日本がアジア諸国に対する侵略を重ね」と、あの戦争が「侵略戦争」であると断言している。しかし、元々アジア諸国を侵略していたのはイギリス、フランス、オランダ、アメリカなどの国々である。日本は結果的に植民地を解放したのだ。また「米国との無謀な戦争に突入し」たのは、イギリスやアメリカが挑発したからだ。当事(今も)日本は石油の殆どを輸入に頼っていた。それをアメリカによりストップされたら、国民生活が継続できない。国家として存続できない。戦争をしても当然である。と、東京裁判を実施した責任者であるマッカーサー自身が後にアメリカ議会で語っている。

 「都合の良い歴史だけをつなげて愛国心をあおるのは、もう終わりにしたい。グローバル化は進み、狭い日本の仲間うちだけで身勝手な物語に酔いしれていられる世界では、もはやない」

 都合の悪い捏造した歴史で自虐心を植えつけるのは、もう終わりにして欲しい。グローバル化は進み、狭い日本の仲間うちだけで身勝手な平和に酔いしれていられる世界では、もはやない。支那や朝鮮を見ればどうか。

 「悪いのは全部外国だ。そう言いつのるだけでは、国際社会で尊敬される日本がどうして築けるだろうか」

 悪いのは全部日本だ。そう言いつづけていては、国際社会で馬鹿にされるだけだ。実際に東南アジア諸国からそう言われている。

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