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August 2008

August 25, 2008

北京五輪閉会式の「日本海」表記を韓国が批判

 産経新聞のページに「『日本海』表記に韓国反発 北京五輪閉会式で上映の世界地図」という記事がある。

 本当に馬鹿な国だ。根拠も何も無く、嘘を大声で言い続ければそれが真実になると思っているようだ。もちろん韓国のことだ。「日本海」という呼称が気に入らないという。韓国は自国の歴史を平気で都合良く改竄する国だ。歴史的な呼称など、韓国にとっては何の意味もないのだろう。身勝手なワガママを隣国の日本をはじめ国際社会に持ち込むなと言いたい。

 さらに、韓国では「『日本からは3本の光が北京へ伸びているのに朝鮮半島からは一つもない』との不満が出ている」という。

 公式ページの世界地図から日本列島を丸ごと消したのは韓国ではなかったか。日本に対して平気で非常識な言動を行うのに、同じようなことを中国にされたら怒る。少しは反省すればどうか。韓国人の思考様式は世界の非常識である。というか、思考していないのではないか。その場の感情でしか動いていないように思える。

 竹島侵略はもちろんのこと、本当に迷惑だ。

 記事を引用する。

 ↓ここから
 24日の北京五輪閉会式で上映された世界地図の映像が、日本と朝鮮半島の間の海域を「日本海」と単独表記したことに対し、韓国で不満が噴き出している。メディアによると韓国外交当局は対応に乗り出し、25日に中国の胡錦濤国家主席が訪韓して行われる中韓首脳会談前に新たな懸案が生まれた。

 韓国は竹島(韓国名・独島)の領有権主張と同じく、日本海を「東海」と表記するよう国際社会に求めている。不満はインターネットの書き込みで始まり、メディアも批判的に報道。中国政府が日本の肩を持つことを示す意図があるとして、首脳会談で抗議するよう求める声が出ている。

 映像の中で世界中から北京へ光が向かうことを表現したシーンにも「日本からは3本の光が北京へ伸びているのに朝鮮半島からは一つもない」との不満が出ている。
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August 15, 2008

パール真論

Palsinronbmp 小林よしのり「パール真論」(小学館)

 全370ページの大作だ。そのうち約半分が本書のための書き下ろしである。マンガ家である作者にとっては非常に失礼かもしれないが、最も読み応えがあるのは「解題 パール判決書」で、作者がパール判決書をわかりやすく読み下してくれている文章の部分だ。

 パール判決書については、その名の通りの東京裁判研究会「共同研究 パル判決書 上、下」(講談社学術文庫)という本が出ている。が、わしは書店で何度も手にとりながら、結局買うのを断念し続けてきた。それぞれ800ページ以上あり、活字が細かい。もちろん法律の専門書であり面白い内容とはいえない。学者でも何でもないわしが読むには時間的、気力的に大変すぎる(学力的にも)。

 小林氏の本により、「共同研究 パル判決書 上」の冒頭にある、判決に先立って書かれている解説論文が、判決書をミスリードさせようとしているものであるということを知った。本来、解説分は巻末に書かれると思うが、多くのページを割いてわざわざ巻頭に書かれていることからもわかる。わしは、気付いていなかったが。

 それにしても、なぜパール判決書を読み解いた本が学者から出されなかったのか。左翼の圧力か、さもなければ怠慢であろう。作者の小林よしのり氏の業績に大いに感謝したい。

 ということで、わしにとっては作者の「解題 パール判決書」は非常にありがたいのだ。まあ文章が苦手な人はマンガだけでも読む価値が十分にあるので、是非購読して欲しい。

 本書により多くの日本人が「日本陰謀論」の「洗脳」から解けることを望む。

法相ら3閣僚が靖国参拝

 日経新聞のページに「法相ら3閣僚が靖国参拝 小泉・安倍氏も」という記事がある。去年よりはましだが、たった3閣僚とは。靖国に参拝しない国会議員など、議員の資格なしだとわしは勝手に思っている。

 靖国参拝を批判しているのは、支那と朝鮮だけだ。内政干渉であるのは自明であるし、日本人の心のありかたにまで干渉するのは日本人の人権を無視しているといえる。日本を占領中のマッカーサーでさえ、靖国神社の解体はできなかった。支那や朝鮮は精神面での靖国神社の破壊を目論んでいる。

 こんな調子では、江沢民がかつて言ったように、日本は数10年後には消えてなくなるのかもしれない。

 経済的に米国が凋落しかかっているとはいえ、米国はまだまだ先進自由主義国として存在し続ける。福田政権のように、同じアジアだからといって独裁国家である支那寄りになるのは、明らかに日本を滅ぼす方向に向かわせる。

 かつて、日英同盟が破棄されたときと似た状況にあると思うのはわしだけだろうか。気が重い。

 記事を引用する。

 ↓ここから
 保岡興治法相と太田誠一農相、野田聖子消費者行政担当相の3閣僚が終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社をそれぞれ参拝した。福田康夫首相は参拝せず、同日午前に千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れて献花した。

 福田改造内閣の17人の閣僚のうち、14人は参拝を見送る。町村信孝官房長官は閣議後の記者会見で「各閣僚の見識に委ねるべき性格の話だ」と語った。昨年の安倍内閣での終戦記念日の参拝は、高市早苗少子化担当相(当時)だけだった。

 小泉純一郎元首相は同日朝、靖国神社を参拝した。首相退任直前の2006年から3年連続での終戦記念日の参拝。安倍晋三前首相も午前に参拝した。
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August 11, 2008

「中国航空機爆破予告」報道で朝日新聞がまたやった

 朝日新聞は在日朝鮮人を日本人であるかのように報道している。日本人の信用を低下させるものだ。日本で新聞を発行するな、と言いたい。

 「中国航空機爆破予告」報道で、朝日新聞はまたやっている。犯人は在日韓国仁なのに、この記事では犯人が日本人であるとしか思えない。犯人についての箇所を他紙と比較してみる。

 朝日: 中国機爆破予告、33歳の男を逮捕 威力業務妨害容疑
 横浜市港北区綱島東5丁目、会社員中川賢史(けんじ)容疑者(33)を威力業務妨害容疑で逮捕した。

 毎日: 中国機爆破予告:韓国籍の男逮捕 威力妨害容疑
 韓国籍で横浜市港北区綱島東5、会社員、李賢史(リヒョンサ)容疑者(33)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。

 日経: 中国航空機爆破予告、韓国人の男を逮捕 警視庁
 韓国人で横浜市港北区に住む会社員、李賢史容疑者(33)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。

 読売: 中国国際航空爆破脅迫で出頭の男、自首扱いとせず逮捕
 在日韓国人で横浜市港北区綱島東5、会社員李賢史容疑者(33)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。


 朝日新聞は「韓国人」と書かないのはもちろんのこと、名前も「通名」しか書かない。なぜ国籍も本名も書かないのか。事実を報道する姿勢に欠けている。

 朝日の記事を引用する。

 ↓ここから
 中国国際航空日本支社に北京五輪開幕日の8日、航空機爆破を予告するメールが届いた事件で、警視庁は10日夜、横浜市港北区綱島東5丁目、会社員中川賢史(けんじ)容疑者(33)を威力業務妨害容疑で逮捕した。「自分のパソコンを使ってメールを送ったのは間違いない」と認めているが、動機については話していないという。同日午前1時すぎ、神奈川県警港北署に出頭した。

 警視庁愛宕署によると、中川容疑者は8日午後0時50分ごろ、同支社に「中国国際航空に告ぐ、ただちにすべての航空機の運航を停止せよ。さもなくば航空機を爆破、オリンピック会場へ航空機を墜落させる。」と書いたメールを送信。中部空港を出発した上海経由重慶行きの同航空406便(乗員乗客70人)を中部空港に引き返させるなど、同航空の業務を妨げた疑い。

 ほかに、成田と福岡の両空港から中国へ向かう予定だった4便の出発が遅れるなど、計5便に影響が出た。同航空は各便について、乗客を降ろして荷物を調べるなどしたが、異常はなかった。
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嫌中国流

 山野車輪「嫌中国流」(晋遊社)

 出版社には、柳の下に何匹鰌がいると思っているのか、といいたいところだ。が、中国の原状をありのままにマンガにしているのだ。日本のマスコミがほとんど報道しない内容が多い。北京オリンピックの聖火リレー騒動など、最新の情報が多いのが売りだ。

 わしにとっては既知の内容が殆どだった。唯一知らなかったのは、ここ数年中国の都市部では、大気汚染により毎年30万人以上が死亡している!ということだ。病気ではなく死亡だ。中国の汚染が偏西風に乗って日本に飛来し、光化学スモッグや常緑樹の立ち枯れの原因になっているのだが、まさかここまで死者が出ているとは...。決して他人事ではない。中国の無法を放置すれば、世界・人類の将来が危うくなる。オリンピックなどやっている場合ではない。

 わしの会社に支那人の社員がいる。8月8日は北京オリンピックの開会式をTVで観るため、早々に帰宅した。曰く、「聖火台への点火を見るのが楽しみだ」、「皆も応援してね」。

 阿呆じゃなかろか。この社員は日本人と結婚して日本に住んでいるので、聖火リレーへの批判やチベットやウィグルへの侵略・虐殺のニュースを幾らかは聞いているはずなのだが。

 「政治とスポーツは違うから」。この一言で済ましてしまった。まるで中国共産党の回し者だ。支那は、何でも政治と結びつける国であるということを、支那人自身が自覚していないのだから困る。

 それにしても、こんな支那人の言う事に腹を立てている素振りも見せず、仕事をしているわしって、えらく大人になったものだ。自分で自分を褒めてやりたい。

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August 06, 2008

お伽もよう綾にしき

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 ひかわきょうこ「お伽もよう綾にしき 1~4」(白泉社)

 いつの間にか、ひかわきょうこ「彼方から 全14巻」(白泉社)が完結していた。6巻辺りまでしか読んでいないので、近日中に読むことにする。

 ひかわきょうこのマンガで、初めて読んだのが「荒野の天使ども 全2巻」(同)、続けて読んだのが続編の「時間を止めて待っていて 全3巻」(同)であった。体を壊して入院したときに、病院に持ち込んでまで何度も読んでいた。このマンガをわしに勧めたH.Nさん(当時)、あんたのせいで(笑)いまだに少女マンガがやめられません。子供にまで詠ませてます(なんちゅー親か)。

 で、最新作がこの「お伽もよう綾にしき」である。作者のいつものパターンではあるが、あぶない場所にかわいい女の子がいて、それを守るかっこいい男がいるという設定。今回は舞台を日本の室町時代に設定している。

 「おじゃる様」(おじゃる丸ではない)とか面白いキャラがいろいろ出てくる。どんなのかは読んでみてのお楽しみだ。

 それから「臨兵闘者皆陣裂在前」(りんぴょーとーしゃかいじんれつざいぜん)という懐かしい呪文が何度も出てくる。何が懐かしいかというと、昔少年ジャンプに連載していた「トイレット博士」を思い出してしまうのだ。「マタンキ!」とか。余り思い出すと、本作のイメージが壊れてしまう。困ったものだ。


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「ガラスの仮面」連載再開!

Hanatoyume_garasunokamen マンガ雑誌「別冊花とゆめ 9月号」(白泉社)で、美内すずえ「ガラスの仮面」の連載が再開された。「単行本第42巻の続きが読めます」という宣伝文句に負け、購読。

 「花とゆめ」を買うのなど何10年振りのことか。定価も500円になっていてびっくり(300円程かと思っていた)。

 毎月続けて連載されたとして、単行本になるのはいつ頃か? 連載時の原稿をまた大幅に書き直すのだろう。見当がつかない。読者としては続きを早く読みたいという気持ちで一杯だ。

 ペンの描線が不安定になっているように感じるのは、わしだけか。それとも気のせいか(単行本なら縮小されるのでわからない)。

 同書で他に読めた連載マンガは「パタリロ!」だけだ。だがこれはマンガではない。昔からそうだが、単なる絵物語にすぎない。しかも今の絵は、単純化され単なる「記号」でしかないように見える。

 それなのに著者はなぜか「がきデカ」の作者である山上たつひこ氏をライバル視しているようで、思い上がりもはなはだしい。パタリロのデザインそのものががきデカのパクりのように思える。

 それにしても、ガラスの仮面のためだけに、毎月500円はきついなあ。

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August 03, 2008

U2 / War

U2_war_deluxeedition 「U2 / War

 U2の大ヒットしたサードアルバムをリマスタリングを施し、さらにボーナスCDを付けた2枚組みのデラックス版。
 リマスターの結果音がすっきりくっきりして、大袈裟に言うなら、まるで別のアルバムを聞いているようである。また、ボーナスCDには今までリリースされなかった曲やライヴ演奏が満載だ(同時のシングルにしか収録されなかった曲とか)。

 これは買わないわけにはいかんよなあ。と思っていたら、発売日と同時にNapsterで視聴可能になっていた。聞いてからも買うべきか迷う。結局Amazonが輸入版を3枚まとめて買ったら15%引というキャンペーンをやっていなので、「Boy」と「October」のデラックス版をまとめて買うことにして購入。

 コレクターの心境が勝ってしまった。CDの置き場所も狭くなる一方なのだが。

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U2 / October Deluxe Edition

U2_october_deluxeedition 「U2 / October Deluxe Edition

 U2のセカンドアルバムをリマスタリングを施し、さらにボーナスCDを付けた2枚組みのデラックス版。
 リマスターの結果音がすっきりくっきりして、大袈裟に言うなら、まるで別のアルバムを聞いているようである。また、ボーナスCDには今までリリースされなかった曲やライヴ演奏が満載だ(同時のシングルにしか収録されなかった曲とか)。

 これは買わないわけにはいかんよなあ。と思っていたら、発売日と同時にNapsterで視聴可能になっていた。聞いてからも買うべきか迷う。結局Amazonが輸入版を3枚まとめて買ったら15%引というキャンペーンをやっていなので、「Boy」と「War」のデラックス版をまとめて買うことにして購入。

 コレクターの心境が勝ってしまった。CDの置き場所も狭くなる一方なのだが。

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U2 / Boy Deluxe Edition

U2_boy_deluxeedition 「U2 / Boy Deluxe Edition

 U2のデビューアルバムをリマスタリングを施し、さらにボーナスCDを付けた2枚組みのデラックス版。
 リマスターの結果音がすっきりくっきりして、大袈裟に言うなら、まるで別のアルバムを聞いているようである。また、ボーナスCDには今までリリースされなかった曲やライヴ演奏が満載だ(同時のシングルにしか収録されなかった曲とか)。

 これは買わないわけにはいかんよなあ。と思っていたら、発売日と同時にNapsterで視聴可能になっていた。聞いてからも買うべきか迷う。結局Amazonが輸入版を3枚まとめて買ったら15%引というキャンペーンをやっていなので、「October」と「War」のデラックス版をまとめて買うことにして購入。

 コレクターの心境が勝ってしまった。CDの置き場所も狭くなる一方なのだが。

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ノーベル賞受賞者の精子バンク

Seisibank デイヴィッド・プロッツ「ノーベル賞受賞者の精子バンク」(早川書房)

 やっぱ、遺伝子だけでなく生育環境も大事だなあ、というのが読後感。ありきたりの感想になってしまった。

 著者の調査に応じた親の多くは離婚していた。そりゃ「ダンナはバカだから精子バンクの精子で子供を作る」って言われているようなものだからなあ(不妊の原因が女であれば)。

 受精バンクはおろか人口受精も倫理的に問題である。そんなことはやめて、里子をもらえばどうか。遺伝子のことなど忘れて。産みの親より育ての親というではないか。

 それでも受精したいのであれば、わしがじきじきに優秀な遺伝子を持つ精子を注入してやろうではないか。医療費もかからないし。連絡を待つ(嘘)。

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中国の「反日」は終わらない

 黄文雄「中国の『反日』は終わらない」(徳間文庫)

 日本が中国に対して下手に出ているのであれば絶対に中国の「反日」は終わらない。なぜ「反米」や「反英」ではなく、「反日」なのか考えてみればよい。幾ら中国が「反日」を叫んでも、日本は反論しないからだ。中国という国は、相手が弱ければとことん増徴する。しかしそれが反対であれば、中国人は平気で奴隷になりたがるのだ。

 戦前の中国が「反日」運動を行ったのは、日本が「融和政策」を採ったときである。強攻策をとるべきだったのだ。今もそうだ。福田のように日本よりも中国を第一に考えるような反日首相では、日本の独立はもう風前の灯だ。

 日本の先人達、特に明治時代、の歴史を鑑とし、日本を精神的に立て直す必要がある。その柱となるのが、武士道精神であろう。

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定刻発車

Teikokuhassya 三戸祐子「定刻発車」(新潮文庫)

 副題はb「日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?」だ。日本で汽車が初めて運行したのが明治5年で、新橋から横浜の間を走ったのはご存知の通り。著者は、明治ではなく江戸時代にまで遡って副題の答えを出している(ここには答を書かないが)。

 日本では「一列車の遅れはJR東日本の数字(1999年度)で、新幹線が平均0.3分、在来線で平均1.0分。新幹線の95パーセントと、在来線の87パーセントが定刻に発着する」。

 フランスの新幹線・TGVの定時運転率は91.8パーセントだという。日本と変わらないではないか、と言う無かれ。日本では1分以上で遅れとなるが、フランスでは15分以上で遅れとなる。なんと14分遅れでも「定時」運転になってしまうのだ。
 日本の鉄道が正確なのは時刻だけではない。停車位置まで決まっている。在来線は30センチ、新幹線は何と1センチ以内の誤差で停車させているという。渡部昇一氏の本に書いてあったが、来日したあるドイツ人に「日本の列車は定刻に到着するだけでなく、ホームの印に出入り口をぴったり合わせて停車する」と駅のホームで話したが、笑われて信じてもらえなかった。しかし、実際に電車が定時ぴったりにきて、ホームの印に合わせて停車するのを目の当たりにしたドイツ人は、驚きのあまり手足を震わせたという。

 日本の鉄道は未来がわかる乗り物だ。この新幹線に乗ったら、何時何分に自分が東京駅に着くかがあらかじめわかっている。自動車やバスならそういう訳にはいかない。ネットで乗り換え時刻を調べたら、その通りに移動できるのだ。すごいことである。

 以前、JR福知山線で運転士が列車を暴走・脱線させて多くの犠牲者が出た。その際、マスコミではJRを非難する記事が多かったが、非難する先を間違えている。我々はJRなど鉄道会社の定時運転で非常に大きな恩恵を受けている。運転士にとっては、定時運行は「当たり前」だという。福知山線の事故で非難されるべきは運転士自身であり、JRではない。唯一非難すべきは、このような不適格な者を運転士に登用した人事に対してだ。

 日本の鉄道会社には、今後も定時運転を続けてもらいたい。日本の鉄道の世界に例を見ない定時運転は、日本の経済活動の重要なインフラになっているのだから。

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大東京の地下99の謎

Daitokyonotika99nonazoTeitotokyokakusarettatikamounohimitTeitotokyokakusarettatikamounohim_2 秋庭俊「大東京の地下99の謎」(二見文庫)

 本書を読んで驚くのは、戦前から東京の地下にはトンネルや地下施設があったということだろう。東京の地下鉄のトンネルは既に戦前に掘られていたという。

 であれば戦後の地下鉄工事の予算は大幅に削減できたはずだ。トンネルがあれば工事費は10分の1で済むという。のこった9割の金はどこに消えたのか。東京の地下にはとんでもない利権が埋まっているのだ。

 また、著者がこの「事実」になぜ気付いたか、そしてどのように調査してきたかを、順に書いた本として、「帝都東京・隠された地下網の秘密 1、2」(新潮文庫)があり、こちらは推理小説のように楽しめる。

 これが単なる「都市伝説」であればよいのだが。

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5分でたのしむ数学50話

5fundetanosimusugaku50wa E.ベーレンツ「5分でたのしむ数学50話」(岩波書店)

 数学の本が本屋に平積みされていた。珍しいのと、4時間以上楽しめると思って衝動買いして読んだ。大したことはない。というか、1話が1~2分で読めてしまうのだ。内容は面白いが突っ込んだ難しい証明や数式はないので物足りない。

 50ある話の中で面白いと思ったことについて、他の専門書で深く学ぶというのが本書の使い方であろう。なお、出版社がわしの大嫌いな岩波書店であった。気付かなかった。不覚であった。

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27人のすごい議論

27ninnnosugoigiron 日本の論点編集部「27人のすごい議論」(文春新書)

 そんなにすごいのか!と思って衝動買いして読んだ。大したことはない。というか、わしが既に知っている事柄ばかりだったからだ。「日本の論点」を読んでいれば買う必要は無い(わしの場合は斜め読みだが)。逆に「日本の論点」など分厚くて読んでられるか、という人にはお勧め。中には下らん論文もあるが。

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偽善エコロジー

Gizenecology 武田邦彦「偽善エコロジー」(幻冬舎新書)

 副題は「『環境生活』が地球を破壊する」だ。「自然を守る」という声には誰も反対できない。それをよいことに、企業や左翼、環境省が「エコ」を強要し、利益を得て、結果的に自然を破壊している。これが偽善でなくて何といおうか。

 著者は、「レジ袋を使わない」とか「割り箸を使わない」のはただのエゴであると切り捨てる。古紙やペットボトルのリサイクルは「環境に悪い」という。その通りであろう。

 本当に自然を守るには、我々が享受している利便性を捨てなければならない。水洗トイレを汲み取り式にするとか。楽をしたいし自然も守りたいなど、それこそ「偽善」である。

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捏造の世界史

Netuzonosekaisi 奥菜秀次「捏造の世界史」(祥伝社)

 副題は「ひとはなぜ騙されるのか」だ。本書では、次の5つについて書かれている。

 ・誰が切り裂きジャック日記を書いたのか
 ・ヒトラー副官、マルチン・ボルマンは生きていたのか
 ・ケネディ暗殺はなぜ永遠のネタと化したのか
 ・悪魔の棲む家には誰が住んでいたの?
 ・ハワード・ヒューズの数奇な生涯-鴈作者二人の明暗

 これらは世界中が騙された嘘のほんの一例だろう。以前に紹介した「マオ」を読めばわかるが、「中国は儒教の国」というのは大嘘だ。韓国もそうだ。儒教の国というよりは男女差別国、障害者差別国といえる。

 東京裁判史観というのもそうだ。「日本はドイツ、イタリアと組んで世界を征服しようとした」という。単なる日本陰謀史観である。当の日本人さえも騙されているのが情けない。

 地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加だというのもそうだ。因果関係は何ら証明されていない。そもそも地球という惑星を、実験室のフラスコと同レベルで扱えるわけがない。

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セル

Cell1Cell2 スティーヴン・キング「セル 上、下」(新潮文庫)

 わしは携帯電話が嫌いだ。仕事のため仕方なく持ってはいるが。電磁波がどうとか非科学的なことが理由ではない。便利になった分、バカになっていくんじゃないかと思っている。現に、電車の中などで平気で大声で電話をしている奴らの姿をみると、脳味噌が足りない様な奴ばかりだ。

 で、この本、携帯電話を持った大多数の人たちが「パルス」によって怪物になってしまう、という話だ。S.キング版「幼年期の終り」だ。上下巻で900ページ強あるが、一気に読める。

 2009年に映画化されるらしい。残虐なシーンが多い話なのでどこまで映画で表現されるか楽しみだ。SFXを駆使して思い切りえげつない映画にして欲しいものだ。

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マオ

Mao1Mao2 ユン・チアン「マオ 誰も知らなかった毛沢東 上、下」(講談社)

 「北京オリンピックだ!」と喜んでいる人や中国は偉大な国だと思っている人にぜひ読んでもらいたい本。読むのが大変であった。上下巻で1100ページを超える分量だということもあるのだが、本書で書かれている毛沢東が「反吐が出る」ようなとんでもない人物であるから、読むのが嫌になってしまうのだ。

 毛沢東が、所謂「大躍進」や「文化大革命」で数千万人の中国人を殺したのはよく知られているが、毛沢東が中国共産党の実権を握るまでの権力争いも同じ方法で行われていたのだ。自分の権力を守るためなら他の全てを平気で犠牲にするのだ。

 毛沢東は建国以来、死ぬまでに7000万人を超える中国人を殺した。ソ連に国を売り、ソ連からの援助や武器、技術を得るために、朝鮮戦争やベトナム戦争に積極的に介入した。中国兵など幾ら死んでも構わないのだ。

 また、毛沢東は恐怖で人民を支配した。ナチス・ドイツは独裁とはいえ、人民の支持によって出来た政権だった。中国共産党はそうではない。人民の意思など無きに等しい。

 こんな政権だから、チベットでの虐殺など何ら悪いとは思っていないはずだ。

 全く腑に落ちないのは、なぜアメリカがこのような毛沢東政権に肩入れしたかだ。中華民国(台湾)ではなく、中華人民共和国=毛沢東独裁国家を1つの中国と認め、国連常任理事国を交替させてしまった。歴史に残る失策ではないか。日本も又同様だ。

 このような毛沢東の作った中国共産党が、今も政権を担っているのだ。そんな国でオリンピックを開いてどうするのか。

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