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January 31, 2008

「あらたにす」を自画自賛する朝日新聞の恥ずかしい社説

 朝日新聞の1月31日の社説は「あらたにす発足―言論の戦いを見てほしい」だ。「あらたにす」とは、31日から始まった朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞によるインターネット共同事業で、「3紙の主な記事や社説を一目で比べることができ、それぞれのニュースサイトにも簡単に接続できるサービスである」。ただの自画自賛にすぎない。朝日新聞は自分たちのサービスを自分たちで褒めちぎって恥ずかしくないのか。日本人の美徳とはほど遠い。「あらたにす」のページを見て社説を比べると、「あらたにす」を社説で取上げているのは朝日新聞だけだった。

 社説や記事を見比べられて困るのは朝日新聞であろうと思う。日経はともかく、朝日新聞は読売とは考え方が異なる。昨年、読売の渡部恒夫が変心して、大東亜戦争に関する歴史認識が朝日と同じになってしまったが、後は靖国問題を除けばほぼ正反対である。

 読売と朝日との社説を比較した書籍が出版されているので一読すればよい。日本が戦後復興し経済大国になったのは、朝日の社説と正反対、すなわち読売の社説の通りに、政策が実行されてきたからであることがはっきりとわかる。

 「読売VS朝日―社説対決50年」(中公新書ラクレ)
 「読売vs朝日―社説対決・北朝鮮問題」(同)
 「読売vs朝日―21世紀・社説対決」(同)
 「読売vs朝日21世紀・日本のゆくえ」(同)
 「社説対決・五番勝負」(同)

 朝日の社説の内容について書く。

 朝日新聞は社説で「平民新聞」を持ち上げている。部落解放同盟に媚びているのか。「日本のジャーナリズム史を振り返ってみると、『平民新聞』のような勇気ある事例は多くない。戦前は、朝日新聞をはじめ多くの新聞が政府の方針に沿い、戦争への道をあおってきた。昨年からの本紙の連載『新聞と戦争』が伝える通りである」。発行部数を考えたら一般紙とは比較できないのではないか。

 また、朝日は「朝日新聞をはじめ多くの新聞が政府の方針に沿い、戦争への道をあおってきた」と書いているが、「政府の方針に沿い」どころか、世論を煽って政府の方針に影響を与えたのだ。政府のせいにするな。全く他人事のような書き方で腹立たしい。

 「それでも、明治の自由民権や大正デモクラシーの時代には、政府寄りの新聞がある一方で、政府を厳しく批判する新聞もあって、鋭い言論や特ダネが紙面をにぎわした。そうしたあふれんばかりのエネルギーが、今も新聞の原点である」。

 戦後、GHQの圧力で報道を自主規制し、中国の意に従い中国に不利な事実を報道しなかったのは朝日新聞である。「あふれんばかりのエネルギー」などと本気でいっているのであればバカか健忘症か無責任だ。

 「比べて読めば、それぞれの主張が立体的に浮かび上がる。どちらに説得力があるかは読者が判断する」って、その通りで、多くの読者は読売に説得力を感じるはずだ。わしのイメージでは論理的に訴えるのは読売で、感情に訴えるのが朝日という印象がある。感情に訴えるのは戦前の日本で世論を戦争へと煽ったことや、ドイツでヒトラーが政権を獲得した方法に近い。要注意である。

 「『ネットの時代』といわれるが、問題はどんな情報を流すかだ。無責任で不正確な情報があふれる中では、きちんと裏付けを取った正確な情報を発信する新聞の役割がますます重要になる。そもそもネットに載るニュースも、多くは新聞社が取材したものだ」。

 朝日は、読者が一見「無責任で不正確な情報」から真実な情報を選別できないといっている。読者をバカにしている。朝日新聞の社説や記事にも、無責任で不正確な、偏向したり捏造したり世論を誤誘導するような情報があるではないか。更に朝日新聞などが規制して報道しない事実もある。例えば先日の「靖国神社での支那人の暴行事件」が正にそうだ。ネットを軽視しているのなら、そもそも「あらたにす」など立ち上げるなといいたい。

 「民主主義は、言論の多様さと主張の競い合いがあってこそ成り立つ」。

 扶桑社の「新しい歴史教科書」が出版されたとき、朝日新聞は何をしたか。徹底して排除しようとしたではないか。何が「言論の多様さと主張の競い合い」か。あ、そうか、朝日新聞は反・民主主義だったんだな。納得。

 もっと言うと、意に沿わぬ政治家の言動や発言を批判し、失職させた事も数多くあった。「自衛隊は必要」とか「日本は朝鮮統治でよい事もした」などと言っただけで。昨年は執拗な攻撃で安倍前首相を退陣させてしまった。

 本当に開いた口が塞がらない社説である。読み比べるまでもない。

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