橋下氏が大阪府知事に当選 それでも民主・小沢を評価する朝日新聞社説
朝日新聞の29日の社説は「大阪府知事―言葉は重いぞ、橋下さん」だ。他紙とは1日遅れの掲載なので、その分内容を練ることが出来たはずだが、タイトルの通り橋下知事を茶化しているだけになっている。
「橋下氏の心配なところは、言葉の軽さだ。知事選への立候補が報道されたとき『2万%ない』と否定しておきながら、すぐに前言を翻した。当選後には、二重行政の解消などの公約実現を『かなりハードにやる』と述べた。今度は『あれは話芸だった』ではすまされない。知事の言葉の重みを肝に銘じ、新風を吹き込んでほしい」。
前言を翻すのが得意なのは朝日新聞の社説ではなかったか。しかも嘘や出鱈目、誤魔化しのオンパレードだ。言葉の重みを肝に銘じるべきは朝日新聞である(あるいは判ってやっているのかも)。
朝日新聞は社説で「一方の民主は、小沢代表が衆院での給油新法案の採決を欠席してまで応援に駆けつけたが大敗した。ふがいない結果だが、与野党が相乗りせずに有権者の選択の幅を広げ、投票率を押し上げたことは評価できよう」と書き、民主党の小沢党首の国会欠席を擁護する。憲法では「国会は国権の最高機関」ではなかったか。朝日新聞の護憲は憲法第9条に限定されるようだ。
なお、小沢党首の国会欠席を産経新聞や読売新聞がどう評価したかは、昨日「橋下氏が大阪府知事に当選 民主候補の落選が嬉しい」で書いた。見比べてどちらが常識的か判断して欲しい(もちろん朝日新聞が非常識と考える)。
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