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October 02, 2007

栗東新幹線新駅建設凍結 嘉田知事は責任を取れ

 読売新聞滋賀版のページに「最終結論まで1ヵ月、県と栗東市、隔たり埋まらず」という記事がある。滋賀県栗東に建設が決まっていた新幹線新駅の建設を、嘉田知事が一方的に凍結し、その後始末をどうするのかが全く決まっていない。

 何度も言うが、この駅は地元の請願駅であるから、地元が建設費を負担するのは仕方が無い。滋賀県の財政難は初めからわかっていたはず。それでも自民党と民主党の賛成で建設が決定した。そして地元では駅の建設を前提とした土地買収や区画整理に着手し、実行してきた。

 が、「もったいない」という庶民レベルの問題をキャッチフレーズにした嘉田知事が当選してしまい、駅の建設は「凍結」された状態だ。無責任な民主党は真っ先に賛成から反対に鞍替えし、自民党は次の県議選で大きく議席を減らしてしまった。建設推進は難しい状況だ。

 その後始末をどうするのか、知事はもちろん滋賀県も全く手を打っていない。約40年も前から駅の建設を訴えてきた栗東市。その意見を尊重すべきではないのか。滋賀県南部は人口が増加している。最近栗東や滋賀県に引越してきた者が経緯も知らずに安易に反対するのはどうかと思う。

 嘉田知事・滋賀県は時間切れを狙い、後は知らぬ振りを決め込む積りではないだろうか。

 記事を引用する。

 ↓ここから
建設中止が確定的になっている栗東市の新幹線新駅問題で、地元が建設の是非について最終結論を出す期限の10月末まで、1か月となった。中止を唱える県と、あくまで推進を訴える同市の隔たりは大きく調整は難航。新駅設置促進協議会の正副会長会議(嘉田知事と関係6市長で構成)の次回日程も決まっていない。合意できないと、工事協定などが破棄されて中止が決まるが、予定地周辺で市が進めていた土地区画整理事業の代替策の検討や地権者への補償など、中止後の青写真は示されていない。

(井戸田崇志、彦坂知沙)

■現状

9月3日、市役所での正副会長会議。県や市、JR東海などが、10月末までに結論が出ない場合、工事協定を破棄することを盛り込んだ覚書を結んだ4月以来、初めて開かれたが、「中止後」を見据え、区画整理事業の代替策について「市を支援する」と一歩引いた立場を取る嘉田知事と、「新駅を前提としない区画整理は進められない」とする国松正一市長との話し合いは平行線をたどった。

同事業は、予定地周辺の約50ヘクタールを対象に、計10本の都市計画道路を新設するもので、2003年9月に県が認可。総事業費は約300億円で、同12月に国土交通省が承認した。市は約5ヘクタールの先行取得のため約114億円を支出し、企業などを含む238の地権者が仮換地に応じている。

同事業について、県は「新駅がなくても十分可能」と、新駅や関連施設を整備するため設けた基金(約40億円)を、新駅中止後の代替策に拠出する方針を固めている。事業計画の変更を最小限にとどめ、市や地権者の理解を得たい考えだ。

しかし、市幹部は「県が責任を持って代替策を実施するという担保がなければ、中止は容認できない」と反論。新駅中止の場合は県事業として実施するよう求める。また、市長や地権者の一部は、県への損害賠償を求めた訴訟も視野に入れている。

大橋松行・県立大准教授(政治社会学)は「県、市とも現実的な落としどころを探るべきで、そのためには、新駅の建設問題と土地区画整理事業を切り離して考える必要があるのではないか。最終的には県が区画整理にどれだけ支出するかにかかっているが、基金の40億円が許容範囲の限度だろう」と話す。

□地権者

嘉田知事が8、9月、区画整理事業の対象地を5回にわたって訪問。面会した地権者らは「なぜ今まで来なかったのか」「大きな損害を被っている地権者が何人もいる」など、怒りや嘆きを知事にぶつけた。

現在の予定地への新駅建設案が浮上したのは約10年前。新駅に否定的な意見もあったが、170回以上に及ぶ説明会が開かれ、「県のため、湖南のため」と県や市の職員から幾度となく説得され、協力に応じた。ある地権者(63)は「財政難を承知で地元に頼んだのは県。こんな行政の裏切りを許したら、公共事業は成り立たなくなる」と憤る。

地権者は現在、所有権はあっても建て替えや自由な土地利用を制限されている。農地が掘削されたため、農業をあきらめて農機具を手放した人や、市街化調整区域から市街化区域に組み込まれ、固定資産税などの負担だけが増えた人もある。移転に応じた企業もある。

別の地権者(64)は言う。「県や市の職員が頻繁に説明会に来たりするのに、我々は無償で付き合ってきた。考えようによっては、新駅はいらないのかもしれない。ただ、知事は、私たちに誠実な姿勢で物を言ってるのかどうか、疑問に思う」。建設中止に向かって動き出した1年以上もの間、一番の当事者が置き去りにされている。
 ↑ここまで

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