September 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

新・独書リスト

音リスト

« ファイルサーバ障害連絡 | Main | 露骨に石原三選を阻もうとする朝日 »

April 19, 2007

日本に中国の「毒ガス兵器の回収を急げ」と主張する朝日

 3月22日の朝日新聞の社説は「毒ガス兵器―中国での回収を急げ」だ。中国人による戦時中の毒ガス兵器に関する損害賠償の判決で、日本政府の主張が認められなかったことを肯定的に取上げている。そして人道上の責任があるので賠償せよという。

 歴史の事実を全く考慮せず、中国の主張そのもののような社説である。

 「判決は一審通り原告の請求を棄却した。しかし、毒ガスは日本軍が残したと認めたことは注目に値する。『ソ連や国民党軍のものである可能性がある』という国の主張は退けられた」。

 日本が現地で調査できないのだから、毒ガス兵器が本当に日本製なのかどうかはわからない。日本製のように改竄されているかもしれない。

 また例え日本製であっても、日本は終戦時に武装解除させられた。化学兵器のうちソ連や中国に正式に引き渡した記録があるものがある。日本の手を離れた以上、責任の取りようが無い。

 「日本政府はすでに中国政府に対して毒ガスの遺棄を認め、各地で回収作業にあたっている。高裁が『日本軍のものだ』と認定したのは当然だろう。裁判の場になると事実を否定する姿勢は中国人の不信感を募らせるだけだ」。

 朝日は、日本政府が毒ガスの遺棄を認めて回収作業にあたっているから、それが事実であるという。何と言うずさんな論理だろうか。従軍慰安婦と同じレベルだ。

 また日本政府が遺棄化学兵器の回収をするに当たって、中国が日本に法外な金額を要求している。報道機関である朝日は、その程度の情報は知っているはずだ。にもかかわらず中国の無法振りには一切言及せず、次のように言う。

 「法的な賠償責任を免れたとしても、危険な毒ガスを残してきた日本に人道上の責任があることははっきりしているからだ」。
 「まずは起きてしまった事故に誠実に対応することだ。中国政府と協力し、治療の難しい毒ガス後遺症の医療を支援する。裁判では和解の道を探って実質的な補償をする」。

 支那事変は日本が起こした「侵略戦争」であるという前提に立つから、このような事が言えるのであろう。逆に日本が今の中国に残してきた「資産」は国家規模の額になる。満州や台湾だ。満州は中共に、台湾は中華民国に接収された。遺棄化学兵器で賠償を求めるのなら、これらの資産の対価を日本に支払ってから言うべきである。

 「かつて侵略を受けた中国の人たちは、いまだに毒ガス事故によって日常生活を脅かされている。そんな状況は一日も早く終わらせなければならない」。

 かつて日本が開拓した満州に住む中国の人たちは、いまだに日常生活で日本の恩恵を受けている。そんな状況を朝日は何と見るのか。

人気blogランキングへ→banner_01

« ファイルサーバ障害連絡 | Main | 露骨に石原三選を阻もうとする朝日 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74706/14760035

Listed below are links to weblogs that reference 日本に中国の「毒ガス兵器の回収を急げ」と主張する朝日:

« ファイルサーバ障害連絡 | Main | 露骨に石原三選を阻もうとする朝日 »