「テロへの怒り共有しよう」でごまかす朝日
前の記事で、朝日の社説「長崎市長銃撃―このテロを許さない」について書いた。さすがに批判が多かったのか、翌19日の社説「長崎市長殺害―テロへの怒り共有しよう」で、意味をスリカエてごまかしている。朝日新聞のいつもの手口だ。抜粋する。
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逮捕された山口組系暴力団幹部の男は、動機について市発注工事の現場での交通事故の補償をめぐる恨みなどを供述しているという。いまのところ、政治的、思想的な背景をうかがわせるものは出ていないようだ。
しかし、容疑者の挙げる動機がなんであれ、この凶行が民主主義に対するテロであることに変わりはない。
↑ここまで
昨日の社説では、核兵器問題や政治思想に起因するテロであるかのように書いていたくせに、「政治的、思想的な背景をうかがわせるものは出ていない」と書く。しかも「いまのところ」とか「~ようだ」というようにごまかす。
そして、政治家が狙われたのだから「民主主義に対するテロであることには変わりはない」と解釈を勝手に拡大して、自らを正当化するのである。こんな調子だから朝日新聞など信用できない。
また、右翼によるテロ事件の内容を書きならべておいて、申し訳程度に「右翼だけでなく、左翼の過激派によるテロもあった」と書いている。左翼テロの具体的な内容には触れない。さすが朝日である。こういうことをやらせると朝日が一番ではないか。
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