朝日が読売記事を盗用!
読売新聞のページに、「朝日、読売記事を盗用し謝罪」という記事がある。記事を引用する。
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朝日新聞社は「記事の大半が読売新聞の記事と重複していた」として盗用の事実を認め、同日、読売新聞社に謝罪した。2日の朝日新聞朝刊に、経過説明と読者に対するおわびの記事を掲載する。
朝日新聞社は1日、三浦昭彦・上席役員待遇編集担当らが記者会見。「ジャーナリストとして許されない行為で、関係者を厳正に処分する。読者の信頼を裏切ったことにおわび申し上げる」とした。
盗用されたのは、「YOMIURI ONLINE」と富山県版に27日に掲載された、県特産の「かんもち」作りを写真で紹介した記事。「黄、赤、緑など色とりどりの」という書き出しに対し、30日の朝日新聞夕刊社会面に掲載の記事は、「赤、黄、緑」と順番を入れ替え、それ以降も表現を一部簡略化しただけで、ほぼ全文が一致していた。
朝日新聞社によると、この記事は東京写真センター員で北陸・信越地方担当の丹羽敏通記者(46)(新潟総局駐在)が執筆。同記者は、「読売の記事を見て、自分の表現より優れていると思い、(記事を)直した。なぜしたのか自分でもわからない」などと話しているという。
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記事を書いた朝日の記者は、「なぜしたのか自分でもわからない」と言っているが、そのような事はあるまい。朝日がどこまで事実を調査し、報道・謝罪するのか、楽しみである。
で、朝日のページでは、「同センター員は『自分の原稿を書き終えた後、読売新聞のホームページを見て表現がうまいなと思い、参考にして書き直した』と説明しています」。
記者の言い分をそのまま書いている。表現がうまいとおもい参考にしたというレベルではない。正に盗用である。客観報道の積りかもしれないが、実に身内に甘い報道であると思う。
朝日のページにそれぞれの記事を一部ではあるが比較していた。引用する。
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●朝日新聞の記事
赤、黄、緑など色とりどりのもちを北アルプス・立山連峰から吹き下ろす寒風にさらす「かんもち」作りが、富山県立山町で最盛期を迎えている。
富山湾特産のシロエビや昆布を練り込んだり、赤カブやクチナシなどで染めたりしたもちを短冊状に切り、ひもでつないで室内につるす。1カ月ほどさらすと豊かな風味が引き出されるという。
(後略)
●読売新聞の記事
黄、赤、緑など色とりどりのもちのカーテンを北アルプス・立山連峰からの寒風にさらす「かんもち」作りが、立山町で最盛期を迎えている。
富山湾特産のシロエビや昆布を練り込み、クチナシや赤カブなどで黄や赤に染めたもちを、長さ10センチ、幅4.5センチほどの短冊状に切り、ひもでつないで窓を開けた室内につるす。1か月ほど寒風で乾燥させると、もちの豊かな風味と色が引き出され、サクサクとした食感が生まれるという。
(後略)
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