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December 29, 2006

若宮啓文「風考計」の最後っ屁

 朝日新聞のページ、若宮啓文「風考計」が、2006年12月25日で最終回だそうだ。社内外の批判に耐えられなくなったのだろうか。今月号の「Will」に「朝日新聞は『社説』を廃止せよ!」という記事が載っている。社説が気に入らないからと朝日新聞の購読を止める読者が多いとか。これもまた結構なことだ。そういう意味では、「風考計」をもっと続けて発行部数減に貢献してもらいたかったが(笑)。

 で、最後の最後まで勝手なことを書いている。こりゃ死ぬまで直らんな。タイトルは「言論の覚悟 ナショナリズムの道具ではない」だ。こちらからは「言論の覚悟 反日の道具にするな」と言いたい。

 若宮氏は「日本の言論はいま本当に自由なのか。そこには怪しい現実も横たわる」といい、次の例をあげる。

 「靖国参拝に反対した経済人や天皇発言を報じた新聞社が、火炎ビンで脅かされる。加藤紘一氏に至っては実家が放火されてしまった。言論の封圧をねらう卑劣な脅しである」。
 「気に入らない言論に、一方的な非難や罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせる風潮もある。それにいたたまれず、つい発言を控える人々は少なくない。この国にも言論の『不自由』は漂っている」。

 新しい歴史教科書に反対した者が、その事務所に放火する。採択しようとした教育委員に嫌がらせや脅迫電話をかける。これらの事件を報道せず、逆に左翼や在日の運動を市民運動と証して報道したり、記事や社説、コラムを総動員して採択に反対した新聞もある。一部マスコミにこそ言論の「不自由」が存在しているのではないか。

 ひと昔前なら「憲法を改正せよ」とか「日本は戦前、朝鮮でよい事もした」とか言っただけで、マスコミが大騒ぎし更迭された政治家がいた。そのように言論を制限していたのはどのマスコミか。今は隔世の感がある。とはいっても、未だに非核三原則を守れというだけでは飽き足らず、核保有の議論すらしてはいけないという。どこが言論の自由か(最近では、幼稚な議論しかできないので議論しても構わないとか言っているようだが、一体どこでスリかわったのか)。

 また、コラムでは、ネットなどで散々叩かれた件について言い訳をしている。夢に託して(誤魔化して)願望を主張したのではないか。本当に覚悟があるならそんな書き方はしないだろう。こういうどうにでも言い訳ができるように逃げ道を作るのは、朝日の社説の特徴である。

 「私はといえば、ある『夢想』が標的になった。竹島をめぐって日韓の争いが再燃していた折、このコラムで『いっそのこと島を韓国に譲ってしまったら、と夢想する』と書いた(05年3月27日)。島を『友情島』と呼ぶこととし、日韓新時代のシンボルにできないか、と夢見てのことである」。
 「だが、領土を譲るなどとは夢にも口にすべきでない。一部の雑誌やインターネット、街宣車のスピーカーなどでそう言われ、『国賊』『売国』『腹を切れ』などの言葉を浴びた」。
 「もとより波紋は覚悟の夢想だから批判はあって当然だが、『砂の一粒まで絶対に譲れないのが領土主権というもの』などと言われると疑問がわく。では100年ほど前、力ずくで日本に併合された韓国の主権はどうなのか。小さな無人島と違い、一つの国がのみ込まれた主権の問題はどうなのか」。

 竹島を韓国に譲れというのは、韓国が武力で日本領を侵略しているという事実を無視している。両国の間に領土問題がない状態で、何らかの理由により譲るのであれば百歩譲って考えても良い。しかし、取られたものは取り戻すのが当たり前だ。そんなことだから、拉致被害者に対しても冷淡で居られるのかもしれない。

 「では100年ほど前、力ずくで日本に併合された韓国の主権はどうなのか」などと言うが、事実は異なる。当時の韓国の状態はどうであったか。日清・日露戦争で、周辺国から韓国を守ったのは日本である。だが「大韓帝国」と名前だけで、自力で独立できなかった。だから日本が併合し、委任統治したわけだ。植民地支配ではない。

 若宮氏は竹島を「小さな無人島」と言うが、日本人が登記していたし、周囲の海は日本人の漁場であった。日本の韓国統治と、韓国による竹島侵略とでは、全く意味が異なるのだ。それを一緒くたにして誤魔化している。ひどい話だ。南北朝鮮が、日本人拉致問題を、存在しなかった「強制連行」と同列に論じているのと同じレベルだ。

 氏は次のように言う。

 「日本でも、外国の主張に耳を傾けるだけで『どこの国の新聞か』と言われることがある。冗談ではない。いくら日本の幸せを祈ろうと、新聞が身びいきばかりになり、狭い視野で国益を考えたらどうなるか。それは、かつて競うように軍国日本への愛国心をあおった新聞の、重い教訓ではないか」。

 「外国の主張に耳を傾ける」だと。冗談ではない。日本を貶めるため、外国を煽っているから、批判を浴びるのだ。外国の主張に耳を傾けるのは当然だが、新聞が反日ばかりになり、偏った視野で外国を利する世論操作をしたらどうなるか。

 「軍国日本への愛国心をあおった新聞」の1つが朝日新聞だが、今はその向きが反対になっただけではないだろうか。朝日新聞の体質は戦前も戦後も同じなのだ。

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