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November 03, 2006

6カ国協議再開についての各紙社説 やはり1紙だけ異様

 北朝鮮の核問題などをめぐる6カ国協議が近く再開される見通しとなった。中国、米国、北朝鮮の代表が北京で非公式協議を行って合意したという。日本が入っていないのが惜しまれるが、ミサイル発射に対して見せた主導的な立場を6カ国協議でも維持して欲しい。

 で、6カ国協議再開について、1日~2日の各紙(産経、読売、毎日、朝日)が社説を載せている。矢張り1紙だけ異様に北朝鮮に甘い(新聞各紙の意見がすべて一致するほうが異様なのかもしれないが)。もちろん朝日新聞だ。朝日新聞の社説からは、日本が朝鮮に隣接しているという緊張感が全く感じられないだけでなく、事実を見据えているとは思えない内容だ。

 各紙社説のタイトルを列挙する。

 産経: 6カ国協議 新たな時間稼ぎを許すな(11/2)
 読売: 6か国協議再開 『北』の核の既成事実化を許すな(11/1)
 毎日: 6カ国協議再開 核の既得権化は許されない(11/1)
 朝日: 6者協議 事態の悪化まず止めよ(11/2)

 なぜ、朝日だけ「6者協議」と書くのか、理由がわからない。「国」を否定したいのだろうか。

 朝日の社説を引用し意見を書く。括弧内がわしの意見だ。

 「北朝鮮が国際社会との対話に戻ることになった。早ければ今月中にも6者協議が再開されるという」。
 「核実験から3週間あまり。国連安保理の制裁決議や米国、中国の政府高官が世界を飛び回るあわただしい外交を経て、とりあえず対話のレールが敷かれた。この展開を歓迎する」。

 (産経新聞では、新たな時間稼ぎと言っている。「北朝鮮はあわよくば米国の金融制裁を解除させ、6カ国協議を核開発への時間稼ぎに利用したい。こんな思惑があったはずだ」とある。わしもそう思う。)

 「国連決議を踏まえ、日本や中国、米国、韓国、ロシアなどが経済的な締め付けを強め、核開発を許さないという国際社会の明確な意思を示した。これに対して北朝鮮はどう出るか。2回目の核実験を強行するのか。そんな心配もあっただけに、ひとまずほっとさせられる」。

 (今まで、圧力を加えなかったから、北朝鮮が核実験を行うようになったのだ。言うことが逆だ。)

 「といって、北朝鮮の核問題が解決に向けて動き出したわけでもない。話し合いのテーブルにつくと合意しただけで、危機の構図はまだ何も変わっていない」。

 (といって、話の流れをひっくり返す。どちらとも取れるような書き方をするのが朝日の社説の特徴である。真似てはいけない。)

 「北朝鮮がどんな思惑で協議に戻るのかわからない。ミサイル発射と核実験で危機のレベルを高めたうえで、対話に応じることで経済支援などの代償を求める。こんな瀬戸際政策を繰り返させてはならない」。

 (産経新聞の社説には「6カ国協議の米国首席代表、ヒル国務次官補は、協議再開に『前提条件はつかなかった』と語ったが、北朝鮮外務省は『金融制裁解除を解決するという前提で協議に臨むことにした』とする声明を発表した。早くも思惑の違いが表面化している」とある。また読売新聞の社説には、「北朝鮮は『核保有国』宣言をした後、『6か国協議は軍縮会談となるべきだ』と主張した。核保有国として協議に臨むつもりなのだろう」とある。北朝鮮の思惑が分からないというのは、朝日お得意のウソ・ごまかしであろう。)

 「北朝鮮は米国などによる事実上の金融制裁に反発し、解除を求めてきた。今回の危機も、この要求が底流にあっての動きと見られる。米国が北朝鮮と金融問題を話し合う作業部会を6者協議に設ける意向を示したことが、復帰の名分になったのは間違いない」。

 (アメリカが圧力を弱めたから、北朝鮮が6カ国協議に復帰した、というわけだ。名分としてはそうかもしれないが、産経には「6カ国協議の中に金融制裁に関する作業部会をつくることで合意したが、安易な妥協は事態を悪化させるだけであり、禁物だ」とある。今までの経緯から見ても産経の説の方が妥当だ。)

 「最大の支援国である中国がエネルギーや食糧などの供給を締めたことも大きく響いているだろう。特使を派遣して金正日総書記に直接働きかけもした。中国の積極姿勢は評価される」。

 (朝日はアメリカの圧力は批判するのに、中国の圧力は評価している。どういう事か。中国におべんちゃらを使うのもいい加減にせよ。)

 「国際社会はこうした圧力の手立てを大事にしつつ、北朝鮮を妥協に導く柔軟な戦略が求められる」。

 (意味不明。具体的に書かないとわからない。そんな戦略があるのか。)

 「目的はあくまで北朝鮮に核を放棄させることだ。6者協議は昨年9月、核放棄の見返りに日米との関係正常化や経済支援を約束した共同声明をまとめた。これが出発点になる」。

 (出発点になどならない。読売の社説には「2003年に始まった6か国協議は、昨年9月、ようやく共同声明を採択したが、その間も北朝鮮は核開発を続けていた。結局、核武装への時間稼ぎに利用されただけだった」とある通りである。又もや北朝鮮の時間稼ぎになるのは目に見えているではないか。)

 「北朝鮮はこの線に戻ることを明確にし、具体的な措置に踏み出すべきだ。その姿勢が見えない限り、国連決議を実行するための作業は粛々と進める必要がある。大規模な支援の再開にも慎重であるべきだ」。

 (要は、国連決議を実行するにあたり、大っぴらに軍事力を行使するなと言いたいのだろう。支援の再開云々はおまけ。)

 「瀬戸際政策への代償や核開発の時間稼ぎに手を貸すことになっては困る。拉致問題でも誠意ある対応を求め続けなければならない」。

 (日米との関係正常化や経済支援(の共同声明)が出発点になると書いた矢先に、また話をひっくり返している。)

 「同時に、北朝鮮はいまこの時間も原子炉を動かし、核物質を作り続けている。ミサイルの開発も進めている。金正日体制の生き残りをかけた軍事計画だけに、放棄させるにしてもそう簡単には進まないだろう」。

 (であれば、6カ国協議は、時間稼ぎになってしまう公算が高いのではないだろうか。そう書けばよいのに。)

 「とすれば、われわれがいま最優先で取り組むべきは、事態をこれ以上深刻にしないよう、核実験を含め核開発をとりあえず凍結させることだ。再開される6者協議では、まずそのための知恵を絞ってもらいたい」。

 (「とりあえず凍結」って問題の先送りだし、更なる時間稼ぎにしかならない。1994年に米朝会談で軽水炉転換支援を合意して北朝鮮の核開発凍結を決めたが、反故にされて現在に至っている。本気で書いているのなら朝日の論説委員は阿呆だ。それとも北朝鮮が核保有国になり、北による朝鮮半島統一を望んでいるのだろうか。)

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