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November 07, 2006

「フセイン元大統領死刑判決」に対する朝日の2枚舌

 朝日新聞7日社説は「フセイン判決 疑問はぬぐえない 」だ。わしもそう思う。どうしても東京裁判での判決と重なって見えてしまう。日本人であれば、単にアメリカの尻馬に乗って喜んでいるわけにはいかない。

 社説ではフセイン判決の問題点を指摘している。
 
 「イラクの国内法に基づく法廷とはいえ、米軍が占領していたときにつくり、全面的に支援してきたものだ裁判官もフセイン時代に迫害されたシーア派やクルド人だけで構成され、スンニ派は入っていない」。東京裁判と非常に類似しているではないか。日本も「米軍が占領していたときに」東京裁判を行い、憲法までつくった。東京裁判の裁判官も戦勝国だけで構成されていた。
 
 朝日は、フセイン元大統領には疑問を呈し、自身の日本の「A級戦犯」については全面的に肯定するのだから、何をかいわんやである。

 「控訴審が開かれるのなら、こうした疑問に応えうる法廷にする必要がある。判決の正当性に疑いが持たれるようでは、単なる報復と同じになってしまう。法による正義を確立して初めて、裁判は真の和解や再生につながることになる」。

 もちろん東京裁判では控訴審など開かれていない。事後法による裁きなど、法による正義とは正反対だ。
 
 「もう一つの大きな疑問は、ほかにも問われるべきことがあるのではないかということだ。住民らの弾圧、虐殺などの罪を問うのは当然としても、元大統領の最も大きな罪は対イラン戦争やクウェート侵攻、そして今回のイラク戦争を招き、多くの命を失わせたことだ。(略)20年以上に及んだフセイン独裁には、米国を軸とする国際政治が微妙に絡んでいた。イランの封じ込め戦略の一環として、米国が91年の湾岸戦争の直前までイラクを軍事的、経済的に支援していたのはまぎれもない事実だ」。

 東京裁判でも、ほかにも問われるべきことがある。戦勝国による日本人の虐殺だ。アメリカによる無差別爆撃、原爆投下やソ連による不可侵条約を犯した満州侵略、等。

 先陣訓にある「生きて虜囚の辱めを受けず」というのは、支那を対象にかかれたものだ。捕虜になった日本兵は、支那人に虐殺され、遺体を弄ばれたのだ。支那人や朝鮮人意外では考えられないことだ。

 このような行為こそ裁かれねばならない。

 朝日はアメリカを散々批判するくせに、アメリカを中心とする連合国による東京裁判の判決を後生大事にする。だからこのような二枚舌になってしまうのだ。

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