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October 23, 2006

「外相の答弁は不適切」と言論の自由を封じる朝日新聞社説

 朝日新聞の10月20日社説のタイトルは「『核』論議 外相の答弁は不適切だ」である。何と日本が核兵器を持つべきかどうかという議論さえしてはいけないという。憲法に定めた言論の自由を認めないということだ。国会で議論して何が悪いのか。言論が不適切だから発言するなという方がおかしい。

 もちろん麻生氏は「言論を封殺するという考え方にはくみしない」と反論しているが、朝日は「話のすり替え」であるという。

 朝日の社説をまとめるとこうだ。

 (1) 政府の立場は非核三原則を維持することで一貫している。
 (2) だが麻生氏の発言で、日本は政策変更を考えているのかと諸外国に受け取られる恐れがある。
 (3) 国際社会は北朝鮮に核を放棄させるよう圧力をかけているのに、核保有の問題をもてあそんではいけない。

 (1)については、憲法第9条の改正には絶対に反対する、という本末転倒の主張と同じだ。憲法や非核三原則と国民の安全とのどちらが大事か。しかも議論さえいけないのでは、何ら対策は取れなくなってしまう。周囲の危険を見るな、と言っているに等しい。

 (2)については、周囲の変化に政策が柔軟に変更されるのは当たり前だ。江戸幕府の最期をみればよい。

 (3)については、核保有という安全保障について非常に重要となる「議論」を、朝日はわざと「もてあそぶ」と、あたかも重要性などないかのように書いている。読者を欺いていると言ってよかろう。日本が核を保有すれば朝鮮だけでなく中国に対しても圧力になる。議論する価値は十分に有る。それに核拡散を防止するのであれば、核技術の壁が低くなっている以上、どの国が核保有の資格があるかを国際的に検討する必要があろう。

 どちらが話をすりかえているのか、一目瞭然である。朝日の説は、言論の自由を廃し、かつ日本の安全保障から目をそむけさせる、非現実的な社説である。

 朝日の社説から抜粋する。

 ↓ここから
 なんとも危うく、不見識な発言だ。核兵器の保有に関する麻生外相の国会答弁は聞き捨てならない。
(略)
 日本も核兵器を持つべきかどうか。そんな議論を始めようということなのか。
(略)
 政府の立場は「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則を維持することで一貫している。安倍首相も「この話はすでに終わった議論だ」とはっきり語っている。

 なのに、その政府で外交政策の責任者をつとめる人物が「議論を」と言えば、では日本は政策変更を考えているのか、と受け取られる恐れがある。間違ったメッセージを世界に発しかねない。
(略)
 いま、国際社会は北朝鮮に核を放棄させるため国連の制裁決議で結束し、圧力をかけようとしている。ライス米国務長官は日本、韓国、中国を駆けめぐる。中国の唐家シュワン国務委員らは平壌に乗り込んで、金正日総書記の説得にあたった。懸命の外交努力が続いているのだ。

 そのときに日本の外相が核について語るべきことがあるとすれば、それはなぜ日本は持たないかという、核不拡散にかける思いのはずだ。核保有の問題をもてあそぶかのような発言は慎むべきだ

 批判に対し、麻生氏は「言論を封殺するという考え方にはくみしない」などと答えた。話をすり替えてはいけない。外相や自民党政調会長といった、政府与党の重い立場にある人の発言として不適切だと、その内容を問うているのだ。「言論の自由」を振りかざす問題ではない。
 ↑ここまで

 さて、対照的に産経新聞の同日の社説のタイトルは「『核』論議 もう思考停止はやめよう」だ。その通りである。朝日と産経を読み比べれば、どちらが現実に向いているかわかるはずだ。

 産経の社説から抜粋する。

 ↓ここから
 昭和34年3月の参院予算委員会で岸信介首相は「政策として核兵器は保有しないが、憲法としては自衛のための最小限の核兵器を持つことは差し支えない」と答弁した。

この「自衛上の小型の核兵器」保有は違憲ではないとの政府の立場は今も変わっていない。

 のちに核を製造せず、核を持たない、持ち込みを許さないとする非核三原則を宣言したことなどで、核保有政策は現実には取りえない。だが、それで日本は大丈夫なのかという疑問が提起されるのは自然だろう。

 世界平和研究所(会長・中曽根康弘元首相)が9月にまとめた提言で、「非核保有国としての立場を堅持し、NPT(核拡散防止条約)体制の強化に努めるとともに、将来の国際社会の大変動に備え、核問題の検討を行う」としたのも、そうした問題意識に基づいているものに違いない。

 その意味で自民党の中川昭一政調会長が「日本が核をもたずに北朝鮮にどういう対抗措置ができるのか真剣に議論しなければならない」と訴えたことも、その文脈の一つだろう。

 この発言に対し、与野党から「議論をすることも世界が疑念を抱くからだめだ」などの意見が相次いでいる。自由な言論を封殺することはあってはならない。核に関する論議をあまりにタブー視しすぎているためではないか。思考停止を続けていては、いつまでも普通の国にはなれない
 ↑ここまで

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