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August 29, 2006

ビラ配り無罪 うなずけぬ判決だ

 朝日新聞の8月29日朝刊の社説は「ビラ配り無罪 うなずける判決だ」だが、全くうなずけない。

 「マンションの各戸に政党関係のビラを配って回ることが、住居侵入の罪にあたるかどうか。これが争われた裁判で、東京地裁が無罪判決を言い渡した」。
 「見知らぬ人間が出入りすることに住民が不安を抱く気持ちは分かる。立ち入り禁止を掲示したり、やめるよう言ったりしても効き目がなければ、警察を呼ぶのも手だろう。だが、ビラを配った人がそれで逮捕され、さらに23日間も拘束されるほどのことなのか」。
 「今回の事件にはそんな驚きと違和感を禁じ得なかった。それだけに、罪にはあたらないとした判決にはうなずける」。

 社説は「見知らぬ人間が出入りすることに住民が不安を抱く気持ちは分かる」というが、結論から言えば分かっていない。住民が不安を抱くような行為をする方に問題がある。警察に突き出すかどうかは住民の判断だし、常識的にそちらが優先されるべきだ。

 「マンションの管理組合は、部外者が共用部分に立ち入ることを禁止していた。1階には『チラシ・パンフレット等広告の投函(とうかん)は固く禁じます』などの張り紙もあった。荒川さんを見つけた住民は、呼び止めて抗議し、警察に引き渡した」。

 立ち入り禁止場所に侵入し、投函を禁止されているのにビラを撒く。これが言論の自由か。

 「東京地裁は、次のような考えで無罪と判断した」。
 「ビラを配るためにマンションの共用部分へ入ることが住居侵入罪になるとは、まだ社会通念にはなっていない。今回の場合、住民側は、政治ビラの配布も含めて立ち入り禁止であるとははっきり表示していなかった」。
 「もちろん、配る側に節度が必要なのは言うまでもない。腕章など身分を示すものを着けるといった配慮があっていいし、嫌がられるなら1階の集合ポストに入れるしかあるまい。反感を抱かれるようでは元も子もないだろう」。
 「しかし、そうした節度の問題と、配布していた人をいきなり逮捕して刑事罰を求めることとはまったく別の話だ」。

 わしは、マンションの共用部分に無断で侵入するのは住居侵入罪になると考えるし、社会通念上もそうだと思っている。「1階の集合ポストに入れるしかあるまい」というのが一般的な判断だろう。だが朝日はそうではないらしい。朝日はビラを撒くのにあたって、節度は関係ないと考えているようだ。

 それなら、朝日新聞社のビルの玄関に入って「朝日の購読をやめよう」というビラを撒いてもいいのだな。言論の自由だし。

 「政治ビラなどの表現の自由にかかわる行為をむやみに罰すると、言論自体が萎縮(いしゅく)しかねない。この種の事件が続くとそれが心配だ」。

 政治ビラなどが表現の自由の名の下に、住居に侵入して節度なく配布されるようになると、住民の安全が脅かされてしまう。住民の権利はどうなるのか。

 「検察の中には、住居の安全性を重視するのが時代の要請だという考え方があるようだ。しかし、表現の自由は民主主義の基本であり、それを制限することにはよほど慎重でなければならない」。

 表現の自由は民主主義の基本だが、それには節度が求められる。朝日はそれを理解できていないから、いまだに反日記事を垂れ流しているのだろう。

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