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May 19, 2006

戦後民主主義に寄り添って「天皇制」を潰すのか?

 朝日新聞5月4日の社説は「天皇と憲法を考える 国民と伝統に寄り添って」だ。内容はタイトルとは異なり、伝統よりも今の国民の意見に従えという事だ。部分的に抜粋する。

「天皇と皇室は長い歴史と伝統を持つ。連綿と続く血統がある。しかし、それだけで、一般の国民と違う特別な地位を与えられているわけではあるまい」。

 朝日は「それだけで」などと言って済ましているが、それが最も重要な点だ。次に朝日は戦前と戦後の天皇を比較し、戦後は「国民ときずなを強めた」と言う。

 「戦後、国民が最も驚いたのは、天皇の姿や肉声がよく伝わるようになったことだろう」。
 「記者会見やお出かけなどが報道されるようになって、国民と皇室の垣根が低くなった。その垣根をいっそう低くしたのが、59年の皇太子ご成婚である」。
 「朝日新聞の世論調査は、78年から象徴天皇制について断続的に聞いてきたが、支持率は常に80%を超えている」。

 現憲法での象徴天皇制が理由で、支持率が80%以上あるのかどうか。むしろ世界唯一といえる2600年以上の歴史を持つ皇室の伝統を尊重しているからではないのか。

 だが、朝日は次のように言い、伝統を否定する。

 「男系での継承は、確かに重い意味を持ってきた。しかし、それを支えたもののひとつに、側室制度があった。これを復活させることはできまい。だからといって、戦後すぐに皇籍を離れた人たちをいまになって復帰させても、国民の気持ちをつかめるだろうか。紀子さまの出産しだいで、当面、男系を維持できるかもしれない。しかし、長い目で見れば、男系にこだわることが、かえって皇室の存続を危うくすることになりかねない」。

 皇室は民主主義を超越しているので、側室制度を設けても構わない。ただ、昭和天皇が反対されていたので、復活させるのはどうかと思う。であれば戦後に皇籍を離脱させられた皇族を復帰させればよい。「国民の気持ちをつかめるだろうか」というのは朝日の勝手な憶測にすぎない。元皇族はいつでも皇室に復帰できるような生活を心がけていると聞く。

 男系にこだわるのをやめてしまえば、天皇制反対者の思う壺である。男系継承という伝統が途切れるのだから、天皇としての根拠がなくなってしまうからだ。女系天皇賛成論者はそれを狙っている。

 「古来の伝統や文化を大切にして継承する。同時に、国民の意識や考え方に寄り添っていく。それが国民の求める皇室像ではないか」。

 朝日はそう書くが、実際に主張しているのは日本古来の伝統や文化の破壊だ。国民はそのような事を望んではいない。

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