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January 07, 2006

「拉致実行犯 闇の一端が見えてきた」という朝日 何を今更、白々しい

 朝日新聞の7日朝刊の社説は「拉致実行犯 闇の一端が見えてきた」だ。辛光洙という北朝鮮の工作員のことだ。

 「拉致被害者の地村保志さんが、自分と妻の富貴恵さんを拉致した実行犯のなかに辛光洙容疑者(76)がいた、と語っていることが年末に分かった」ことを指しての社説だ。

 「日本生まれの辛容疑者は、植民地から解放された朝鮮半島に行き、やがて北朝鮮の工作員になった。80年に原敕晁さんを宮崎の海岸から拉致し、原さんになりすまして旅券を取るなどしたとして、日本が国際手配をしている」。

 今更何を言っているのかという感じだ。朝日が意図的に報道しなかっただけではないか。白々しさを感じる。古森義久、井沢元彦、稲垣武「朝日新聞の大研究」(扶桑社)に、稲垣氏の発言が載っている。

 ↓ここから
 北朝鮮報道に関しては、朝日新聞は日本人拉致疑惑報道について非常に消極的です
 たとえば西村真悟議貝が国会で質問して、初めて朝日も嫌々ながら報道しました。しかも産経・読売はもちろん、毎日も社会面トップで大きく報じたのに、朝日は他紙より半日遅れの九七(平成九)年二月四日付朝刊二面の三段で、「こういう質問をした」というだけの報道です。
 私は二十数年前、『週刊朝日』のデスクのときに、北朝鮮の拉致疑惑について特集記事を組んだことがあります。公安情報をもとに記者に取材をさせて。
 辛光沫という北朝鮮の工作員が、八○(昭和五十五)年六月、在日朝鮮人が経営する中華料理店の店貝をしていた原敷晃氏を青島海岸から北朝鮮に拉致して、その後、日本に再潜入。原氏名義のパスポートや健康保険証を取得し、韓国に入って対南工作をした事件があった。辛は韓国で捕まって、彼の供述から原氏の拉致が判明しました。海岸でアベックが行方不明になって、拉致されたとか、当時は、そういう事件もありました。それを書いたのです。
 何か朝鮮総連筋や社内から文句があるかと思っていたら、公式には何もありませんでした。ただ「朝鮮総連の使い走り」と言われていた社会部の記者が、何かブツブツ言っているような噂は聞きましたが、公式には何も言ってこない。つまり、朝日の内部でも、そういうことを勇気をもって報道しようと思ったらできるのです
 ↑ここまで

 社説では「闇の一端が見えてきた。日朝協議をできるだけ早く再開し、毅然とした姿勢で交渉を進めるべきである」という。朝日が拉致問題より国交正常化を望んでいることは明らかだ。

 1998年6月7日の社説では、次のように言う。拉致被害者を切り捨てる言い方だ。多くの国民感情にも反する。朝日にとっては経済制裁や軍事制裁という手段は存在しないようだ。

 「行方不明となっている人々の家族の間には、日朝間の国交正常化交渉や北朝鮮の支援に賛成できないという声がある。肉親の情としては当然かもしれない。しかし、朝鮮半島の緊張をやわらげるには、構造的な食糧、経済危機をかかえる北朝鮮に必要な援助を続けつつ、軍事的な暴発を防ぎ、解放を促していくしか道はない。それがもうひとつの現実である」。

 1999年8月31日の社説では「日朝の正常化交渉には、日本人拉致疑惑をはじめ障害がいくつもある。しかし、植民地支配の清算を済ます意味でも正常化交渉を急ぐことは国際的な責務だ」と主張している。

 拉致問題を「障害」と言い切る。横田滋さんは「拉致問題で騒いでいる私たち自体が、交渉の障害になっているかのようにとられる」と朝日に抗議文を送られている。

 朝日は抗議に対し「家族のお気持ちを傷つけたとすれば、残念です」と回答した。過ちを認めて謝罪してはいない。また「障害」は「課題」という意味だと言い訳をしているが、「障害」には「課題」という意味などない。このように、謝罪もせずにごまかす態度は、人として許せないものである。「アジア」にもよく似た国がある。似た者同士だから朝日はこれらの国の肩を持つのだろう。

 参考:
 古森義久、井沢元彦、稲垣武「朝日新聞の大研究」(扶桑社)
 井沢元彦「『拉致』事件と日本人」(祥伝社)
 読売新聞論説委員会「読売VS朝日 北朝鮮問題」(中公新書)
 
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