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« 前原発言の波紋 | Main | 首相が中国を名指しで批判 »

December 11, 2005

ビラ配り有罪で当然 何が表現の自由か

 朝日新聞10日朝刊の社説は「ビラ配り有罪 表現の自由が心配だ」である。

 「自衛隊のイラク派遣に反対するビラを東京・立川の防衛庁官舎に配って住居侵入罪に問われ、一審で無罪となった市民団体の3人に対し、東京高裁が逆転有罪の判決を言い渡した」。
 「3人が官舎に入ったのは、門扉のない出入り口からで、他の配達員も立ち入る共用部分だった。一審判決はそう認定して、『刑事罰に処するほどの違法性は認められない』と判断した。常識的な見方だろう」。

 常識的な見方ではないと思う。2審判決の記事では次のようにある。

 中川裁判長は「『ビラによる政治的意見の表明が言論の自由により保障されるとしても、管理権者の意思に反して建造物などに立ち入ってよいということにはならない』などと指摘。管理権者の自衛隊が立ち入り禁止の掲示を出すなどの対応をした後も敷地に立ち入ったことを挙げて『一審判決は法益侵害は極めて軽微とするが、是認できない』」と指摘したという。

 立入禁止の掲示をしてもビラを撒きに来る。不法侵入といわれても仕方ない。管理権者の意思に反して立ち入る事が許されるとは、常識的に考えられない。そうでなければ、ビラ撒きも押し売りも可能になってしまう。

 以前、「不法侵入してのビラ配りは駄目でしょ、朝日さん」と書いた。朝日は相変わらずだ。

 「最近はインターネットによる情報発信もふえたが、普通の市民にとってビラ配りは身近な表現手段として大きな意味を持つ。息子の交通事故の目撃者を探すビラ、NPOや地域活動の案内ビラ。それらも、目くじらをたてれば、自由に配ることはむずかしくなるだろう」。

 問題を一般化してごまかしてはいけない。管理権者の意思に反して立ち入ってビラを撒いてはいけない、というのが判決の要点であろう。朝日は読者をだますのか。

 「今回の有罪判決が表現の自由を閉ざす方向に働かないか、心配だ。被告側は上告した。市民の表現の自由に十分に配慮した判断を示すことを最高裁に期待したい」。

 常識的な「市民」なら、強引なビラ撒きはしないはずだ。普通の「市民」が安心して暮らせるよう、十分に配慮した判断を示すことを最高裁に期待したい。

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<font size=3> <font color=blue >◆ブログ記事解題:</font> 昨日、平成17年12月9日、嬉しい判決があった。東京高等裁判所の控訴審判決。立川のプロ市民の活動家が行った自衛隊官舎でのビラ配り事件について、東京高裁が一審の無罪判決(平成16年12月16日)を翻し有罪判決を言い渡したのである。万歳、である。正義は勝つ、である。 而して、道理が通れば非合理や妄想は引っ込む! この理(KOTOWARI)通り、今日、平成17年..... [Read More]

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