September 2015
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

新・独書リスト

音リスト

« 日本は天皇中心の国 | Main | 「首相の外交的配慮は乏しい」のか? »

December 05, 2005

銀行が儲かる社会はおかしい

 産経新聞5日朝刊に、岩崎慶市氏の「銀行は『金融サービス業』ですよ」という文章が載っている。めでたく住宅ローンを完済したのに、完済通知もなく、何の音沙汰もないという。

 銀行の業績が回復した「最大の復活要因は、超低金利による預金者から銀行への莫大な『所得移転』巨額な公的資金にほかなるまい」。
 「本来なら、自ら野放図な貸し出しでバブルをつくり、その崩壊で苦しむ銀行を助ける義理などなかった。が、そうしなければ日本経済が恐慌に陥ろうとしていたから、必要だったのである」。
 「その意味で、この政策は銀行救済が目的ではないが、銀行が救われた事実に変わりはない。だったら、預金者と国民に感謝するのは、ごく自然なことではないか」。

 このように書くが、銀行はおのれがサービス業であることはおろか、国民に感謝しようという気持ちなど毛頭なういはずだ。

 バブル期の強引な貸付、バブル崩壊後の貸し渋りや貸しはがし。これらで倒産、破産した人がどれだけいるか。にもかかわらず平気な顔をして公的資金を受ける。

 銀行というと立派な仕事をしているかのように思えるが、所詮金貸しである。ある人から聞いた話では、銀行ほどビジネスマナーの悪い企業はないという。金を預金してもらうときと、金を貸すときの態度が恐ろしいほど豹変するからだそうだ。金貸しが多額の利益を出している経済は不健康だ。経済活動に貢献する公共心は全くないようだ。公共性を言い訳にして国の援助など受けるのは許されない。

 読売新聞のページに「三井住友に排除勧告、公取委『地位利用で強引に販売』」という記事がある。

 「三井住友銀行が融資先の中小企業に、取引上の優越的地位を利用して金融商品を購入させていた問題で、公正取引委員会は2日、同行に対し、独占禁止法違反(不公正な取引方法)で排除勧告した」。
 「公取委によると、三井住友銀行が購入させていたのは「金利スワップ」と呼ばれる金融商品。販売拠点の法人営業部の担当者が、中小企業側に「商品の購入が融資の条件」とする文書を示すなどして購入を迫った悪質なケースが、2002年から04年にかけて4件あった」。
 「独禁法に反して優越的な地位を利用し、継続的な取引相手に金融商品を買わせていた例は10件を超えていたという」。

 銀行のやりそうな事だ。以下、参考書にどうぞ。

 木村勝美「住友銀行の黒い霧―闇に消えた1000億円の怪」(イーストプレス)
 木村勝美「穢れた銀行―闇の権力と結んだ住友銀行の大罪」(イーストプレス)

人気blogランキングへ→banner_01

« 日本は天皇中心の国 | Main | 「首相の外交的配慮は乏しい」のか? »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74706/7482531

Listed below are links to weblogs that reference 銀行が儲かる社会はおかしい:

« 日本は天皇中心の国 | Main | 「首相の外交的配慮は乏しい」のか? »