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December 07, 2005

明日香村で見つかった古墳を百済王族の墓だという中央日報 何を根拠に!

 中央日報のページに「百済王族のものか、奈良県で豪華な古墳発見」という記事がある。現時点でのアクセス数がトップの記事だ。

 「奈良県で1日、百済(ペクジェ、B.C.18~A.D.660)の王族のものと見られる豪華な古墳が発見された。古墳が発見された所は、奈良県明日香村南西部のカヅマヤマ古墳(同村真弓、7世紀後半)。ここには、高松塚古墳など皇族クラスの古墳が集中している」。 

 百済の王族のものと見る根拠は何か。記事からはわからない。記事には「河上邦彦・神戸山手大教授(考古学)は『被葬者は40~50歳代の男性とみられる』とし『631年、父親の百済王・善光(ソングァン)と共に日本に渡ってきたが、674年死去した百済王・昌成(チャンソン)である可能性が高い』と話した」とある。もしかしたら被葬者の年齢から逆算して百済人に当てはめただけ? 百済だけに下らない。

 冗談はさておき、日本の新聞報道(12月1日付)を調べてみると次の通り。

朝日新聞:
 「奈良県明日香村で、山の斜面を大規模に造成し、2千枚以上の板石を積んだ石室を持つ古墳時代後期の方墳が見つかった。同村教委が1日、発表し、地名からカヅマヤマ古墳と命名した。670年代の築造とみられ、古代政治の中心だった飛鳥地域では類例のない形状。一帯は高松塚など同時期の有名な古墳が集中する地域で、造成の規模や石室の豪華さから、村教委は皇族や渡来系王族など有力人物が埋葬されたとみている」。

 被葬者は皇族や渡来系王族などの有力人物であろうという事だ。なお、渡来系という言葉は使うべきではない。当時の日本に国がなかったかのような書き方だからだ。660年に百済が滅亡し、多くの百済人が日本に帰化し、技術のある者は朝廷の要職につくことが出来た。事実から考えて「帰化」とすべきだ。

読売新聞:
 「朝鮮半島の影響を受けたとみられ、棺台が設けられるなど極めて精巧な造り。被葬者は皇族か豪族の長クラスではないかと専門家らはみている」。
 「白石太一郎・奈良大教授(考古学)の話『独特の形状で、この時期に石室のデザインに制約がないことがはっきりした。天武天皇に近い一握りの有力者が、独自の墓を飛鳥に築いた状況がうかがえる』」。

 被葬者は皇族か豪族の長クラスと書いている。

奈良新聞:
 「周辺には牽牛子塚古墳やマルコ山古墳が点在、古代飛鳥の天皇家の墓域とされる真弓崗(まゆみのおか)に位置していることから、天皇家と関係の深い有力者の墓とみられる」。

 被葬者は天皇家と関係の深い有力者だそうだ。

 さて、これらを読んで、どうすれば「百済の王族のものと見られる古墳」であるといえるのだろうか。ましてや「674年死去した百済王・昌成である可能性が高い」などといえる根拠は薄そうだ。あくまでも可能性の1つだろう(一部の地方紙に「石室構造が百済の王陵と似ている」という記述はある)。

 韓国ではこのようなニュースで優越感にひたり、歴史が捏造されるのだろう。
 「スサノオノミコトは韓国から来たのか?お前らが歴史を捏造してるじゃないか!」も参考にどうぞ。

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