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December 31, 2005

「追悼施設 世論は賛成なのに」という朝日はおかしい

 28日の朝日新聞朝刊社説は「追悼施設 世論は賛成なのに」だ。自説に都合の良い場合だけ、「与論」を持ち出しているようで、おかしい。

 「ことし10月、首相が5度目の靖国神社参拝をした後の世論調査の結果を見てみよう。毎日新聞では新施設の建設に賛成が66%、反対が29%、共同通信では賛成が63・7%、反対が26・4%、朝日新聞の調査でも賛成が51%、反対は28%。いずれも賛成が反対を大きく上回った」。
 「東京で発行している新聞では読売、毎日、東京、朝日の各紙が賛成の立場だ」。
 「『世論の分裂』を言うなら、首相の靖国参拝の方ではないか。多くの世論調査で賛否が拮抗している。全国紙の論調で言えば、参拝支持は産経新聞だけだ」。

 10月17日に小泉首相が靖国神社を参拝した。その翌日の社説を見ると、産経以外は全滅といえる。世論調査の結果も反対が上回っている。しかしその与論をつくったのは読売、毎日、東京、朝日の各紙ではないのか。特に朝日は、社説でも記事でも靖国反対を執拗に繰り返してきている。

 世論調査の方法に問題はないのか。朝日の調査のひどさは谷岡一郎「『社会調査』のウソ」(文春新書)に詳しい。調査に問題はなかったのか疑問だ。同時期の世論調査では、首相の靖国参拝に「賛成」が過半を占める。なぜ結果が異なるのか。

 朝日は「与論が」靖国参拝に賛成というなら、なぜ首相の靖国参拝を認めないのか。次のように都合の悪い調査結果はなかったことにしている。こんな新聞が信用できるか。

 「(平成十三年)五月十三日に朝日がインターネット版『アサヒ・ドットコム』で参拝の賛否を問うアンケートを行なったことがあった。(略)。何と朝日の調査だったのに、参拝賛成が六十六%で、私的参拝なら可も入れると七割を越えていた。(略)。突然閉鎖されてしまったことがあった。(略)。非常に作為的なものを感じました」。

 真倫子川村編「日本の皆様、靖国神社を守ってください -ブラジルの中高生からの手紙-」(明成社)という本がある。未読だが、紹介文を転記する。

 「靖国神社に参拝し、戦没者の遺書を読んだ日系ブラジル人の中高生が、自分たちの血の祖国・日本の英雄へ、感謝の思いをつづった手紙集。『靖国に代わる追悼施設』の建設は『生者の傲慢』だと憤る」。

 日本人より日系人の方が本質を捉えていることに驚く。これが国際的に常識的な人間の感情だろう。特に若くして戦争で死んだ者は、子供などなく、子孫が途絶えてしまう。自分の死後の魂を誰にも祀ってもらえなくなってしまう。それを靖国神社で祀るよう生前に約束したのではないか。

 日本人は死んだら皆神や仏になる。これが日本人の宗教感だ。おろそかにしてはいけない。

 最近、「アメリカも首相の靖国参拝には反対だ」「ブッシュ大統領を靖国に連れていけるのか」といった靖国参拝反対の論を読んだ(何の本か忘れた)。馬鹿な言い方だ。確かにアメリカの本音は靖国参拝反対だろう。ところが占領中のマッカーサーも靖国神社の破壊を計画したが、宗教的に問題ありということで断念している。外国の宗教の問題に立ち入るなど許せることではないのだ。だからアメリカは日本に向かって靖国反対など言わないし、ブッシュ大統領も来日して靖国に参拝することを厭わないだろう。そうなって大騒ぎするのはどの国かおよそ想像がつく。

 28日の産経新聞に、「アジア外交・ポスト小泉を語る 麻生太郎外相/屋山太郎氏」という記事があった。そこで麻生氏がよい事を言っている。

 「私は郵政民営化法案が参院を通っても解散だと思ってました。昭和二十六年に祖父の吉田茂(元首相)が講和条約をやるとき世間の大半は反対だった。私は訪米直前に祖父に呼ばれてね。小村寿太郎元外相はポーツマス条約から帰国して暴動が起きたが、松岡洋右元外相は国際連盟を脱退して拍手で迎えられた。でも、歴史の評価は逆だと。私は小学生でしたが『祖父が帰ってきたら家が焼き打ちに遭うんだ』と覚悟しましたね。岸内閣が三十五年に安保改定。あの時も日本は大きく舵(かじ)を切った。そう考えると、今の時代は後世に『すごく面白い時代だった』と言われるのではないかな。明治維新も、われわれは今、歴史を振り返って面白いと思うが、あの時代に生きた人にとっては、大変だっただけかもしれませんね」。

 政治家は日本のためには、与論に迎合せず自らの信念で行動して欲しい。

 朝日の社説では韓国に関して次のように書く。

 「首相は韓国の金大中大統領に直接、新施設の検討を伝え、ことし6月の盧武鉉大統領との会談の際にも、『国民世論など諸般の事情を考慮し、検討していく』ことで合意した」。
 「検討するとは約束したが、つくるとは言っていないということだろうか。なんとも不誠実な対応というほかない」。

 十分誠実に対応したではないか。追悼施設は以前既に「不要」との結論が出ている。そもそも靖国に代わる追悼施設など、中韓の不当な干渉がなければ、検討することすらなかったはずだ。

 「検討するとは約束したが、つくるとは言っていない」。その通りだ。検討したら必ず作れというのか。それでは馬鹿だ。

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