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November 25, 2005

「時代が求めた女系天皇」と世論をミスリードする朝日

 朝日新聞の25日朝刊社説は「皇位継承 時代が求めた女系天皇」だ。正体を現したか。抜粋してみる。

 「将来にわたって安定した皇位継承の制度をどうつくるか。それが有識者会議の課題だった。その意味で、『女性天皇、女系天皇の容認』と『第1子優先の継承』という結論は妥当だと思う。支持したい」。

(2600年にも渡って続いてきた男系天皇の血筋を、有識者会議の安易な結論で覆してよいのか。皇室の伝統は世界唯一のものであり諸外国からも敬慕されている。有識者会議はもちろん朝日にも歴史の重みが全然わかっていない。いや意図的に皇室を潰そうとしているのかもしれない。)

 「有識者会議は『安定した制度』のほかに、二つの基本的な視点を挙げた。第一は国民の理解と支持を得られるかどうかだ。天皇の地位について、憲法は『日本国民の総意に基づく』と定めている。敗戦を境に、天皇制はそれまでとは異なるものになったのである。

 (敗戦以前から天皇は「象徴」であった。立憲君主であったという意味でだ。朝日は昭和天皇の「人間宣言」を意識して天皇制が変わったというのかもしれないが、その「人間宣言」にあるように、日本国民と天皇の間は神話ではなく愛情による絆で結ばれていたのだ。天皇制は戦前も戦後も本質的には変わっていないのではないか。
 朝日は憲法第1条を取り上げているが、続く第2条には「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」とある。朝日の言い方では「天皇の地位は日本国民の総意に基づく」というのと「皇位は世襲のもの」という既定に矛盾が生じる。皇室の継続が日本国民の総意であるというのが当然であるから、問題にならなかった。左翼が天皇制打倒などというから、国民の総意が危うくなっているのだ。)

 「第二は伝統を踏まえることである。しかし、一方で有識者会議は、伝統には各時代によって選択されてきた面があり、何を次の時代に引き継ぐかを重視する、と述べた。これも、戦前と戦後で皇室のあり方が大きく変わったことを思えば、適切な考え方だろう。戦後、家制度がなくなり、男女の役割の考え方も変わった。皇室のあり方も、そうした社会の変化を無視できまい」。

(社会の変化にもかかわらず男系天皇を続けてきたのが今の皇室だ。社会の変化を無視できまいというのは、歴史的事実に反する。余談だが、家制度がなくなった、と言って喜ぶのが左翼だ。社会が不安定になり革命が起こりやすくなるからだ。)

 「敗戦までは、皇后以外の側室との間に生まれた男子にも皇位継承が認められてきた。皇室に側室制度がなくなり、ここにも、皇位継承者を男子にこだわり続けるわけにいかない事情がある」。
(皇統を守るには、民間の習慣とは関係なしに、側室制度を復活させても構わないと思う。)

 旧皇族の男子を皇族にして男系を維持すべきだという意見がある。しかし、60年近く一般国民として過ごしてきた人を皇室に迎えても、多くの国民が納得できるとは思えない」。

(多くの国民が納得できるとは思えない、というのは有識者会議や朝日の思い込みだ。日本が史上初めて外国に占領され、GHQの圧力で臣籍降下したのだから、異常事態だ。例外として復活を認めるべきだ。女系天皇を認めることに比べたら何の問題もない。

(有識者会議も朝日も、寛仁親王殿下の意見を完全に黙殺している。皇室の意見はおろか国民の意見も聞かずに、2600年続いた国体を一気に変えようとするのは、絶対に納得できない。国家の内部崩壊の危機である。)

 産経新聞が23日に「皇室典範 国会の前に幅広い意見を」という社説を載せているので抜粋する。朝日社説への十分な反論になる。

 ↓ここから

 政府の「皇室典範に関する有識者会議」が、新しい皇位継承のあり方について二十四日、小泉純一郎首相に答申する。女性天皇や女系(女性天皇の系譜)の天皇を認めることが基本となっており、政府は来年の通常国会にも皇室典範改正案を提出する構えだ。

 最後まで残っていた「長子優先」か「兄弟姉妹間では男子優先」かの議論でも「長子」を選択した。このため、答申通りに法案が通れば、今後皇室に男子が誕生するか否かにかかわらず、将来、女性・女系天皇が誕生する可能性が極めて強くなった。

 しかし、日本の天皇は百二十五代にわたり一貫して男系、つまり父親の系統という唯一の原則によって継承され、このことにより天皇は特別な存在として、畏敬されてきた。

 答申は、この長い間受け継がれてきた原則を一気に変えてしまうことになる。将来、天皇に対する国民の敬愛の念が薄れ、日本という国家のありようを危うくすることになりはしないかと危惧する。「時代の流れ」ではすまされない。

 問題は有識者会議がそうした男系の意味や日本の伝統を顧みず、そのことを国民に問いかけることもなく「安定した継承の仕組み」の一点で答申を急いだことである。

 女性天皇と女系天皇の違いひとつとっても国民がどこまで正確に認識しているだろうか

 皇族である寛仁親王殿下が福祉団体の会報で、私見の形ながらも女系天皇容認に異議を唱えられた。その上で、「元皇族に、廃絶になった宮家(秩父宮家など)の祭祀を継承してもらい再興する」など、男系を維持するための三つの具体案を提案されている。

 いずれも皇室の歴史や現状に精通している皇族のご意見として重みがあり多くの賛同の声が集まっている。しかし有識者会議はこうした提案にも聞く耳を持たなかった

 今後答申をどう扱うかは、政府の判断にかかってくる。国会提出を急がず、もっと広く国民や皇室の歴史に詳しい人の意見を聞くべきである

 特に男系、女系の問題については国民にわかりやすく説明したうえで意見を求めてもらいたい。一年や二年で結論を急ぐべき問題ではないからだ。

↑ここまで

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